出産レポ | 一歩ずつ進んで行こう!

一歩ずつ進んで行こう!

2011年4月に顕微授精で長男を出産、2015年9月に自然妊娠で長女を出産しました。

改めまして、出産までのお話です。


出産のちょうど丸1日前、深夜3時に病院に行ったものの、前駆陣痛ということで家に帰され、実際に一寝入りしたらケロッとなってしまいました。。

そして、この日はじぃじ・ばぁばが息子くんを大きな公園に連れていってくれ、私は家にいても暇だし、でも息子くんの時は前駆陣痛の半日後に本陣痛が来たから長時間の外出はリスキーだし・・・ってことで、夫と2人で近場のイタリアンでランチとデザートワゴンを堪能ラブラブ

なお、お店までの往復10分はアタクシが運転、予定日越え4日でまだハンドル握ってるし(笑)


その後、家に帰ってダラダラしていたら、15時にお腹が痛くなり始めましたDASH!

ぴったり前駆陣痛から半日、まさに息子くんの時と同じパターンです。

16時半まで30分間隔で、痛みも前夜の前駆陣痛より明らかに強かったので、恐らく本陣痛がきたものと判断し、急いでシャワー。

ちょうどこの頃におしるしもあり、一気に現実味が増してきましたグー

その後、痛みが15分間隔になったので、18時に産院に電話したところ、「入院グッズを持って来てください」と。
その際、「既に夕食が出てしまったので、軽食を持ってきてください」ということだったので、途中コンビニでおにぎりとサンドイッチとお茶を買ってから産院へ。
(なお、コンビニで買い物中にも陣痛w)


さあ、いよいよ本番ビックリマーク


っと思ったのに、内診したら子宮口はまだまさかの2cm叫び

助産師さんも困ったなぁと苦笑いあせる

しかし、とりあえずモニターでお腹の様子を確認すると、確かに陣痛は10分間隔だったので、19時半にかろうじて入院が決定しました。

この段階で、B型連鎖球菌の感染予防の抗生剤を点滴。
なお、1回の点滴で、投薬終了後4時間の効果があるそうです。


その後は、別の妊婦さんの分娩もあったりしてほぼ放置だったので、LDRで買ってきた軽食を食べたりして夫とダラダラと過ごしていました。

ただ、この間する事がなくて、めちゃくちゃ暇でした汗
夫などは、備え付けのDVD専用モニターで普通のテレビが見られないかチェックしてたし。

途中、様子を見に来た看護師さんに、「経産婦さんだから、陣痛が波に乗ればドーンとお産まで一気に進みますよ~」と言ってもらうも、なかなかそのドーンが来ず。。

その後、「時間かかりそうだから、旦那さんは一旦帰られます?」とも言われましたが、私の暇つぶしに付き合うのも使命と心していた夫は残ることを選択。

そうこうしている内に、陣痛が波に乗るどころか、間隔が15分に開いたり、更に何度かに一度は痛み弱かったりしてきて、「入院までしておきながら、前駆陣痛だったかも・・・まさかの一回退院!?」とヒヤヒヤしはじめたのが21時半ダウン

こうなるともう、控える陣痛ピークや分娩の覚悟も吹き飛び、とにかく強い陣痛があると胸を撫で下ろし、痛みが弱いと不安になる・・・の繰り返し。
そして、隣のLDRから聞こえてくる別の妊婦さんの悲鳴が羨ましく思える程でした。


不思議なことが起きたのは22時。

隣のLDRから赤ちゃんの産声が聞こえた途端、陣痛が活発化DASH!

あっという間に痛みが10分間隔になり、22時半に再度モニターを着けた頃にはかなり痛みが強くなってきました。

看護師さんが言っていたドーンが来たようで、その後は23時頃には5分間隔、23時半には2分間隔、子宮口も5cmほどになり、ここで2回目の抗生剤の点滴開始。

それでもまだ、深呼吸で痛みを逃したり、夫と軽く談笑する余裕もあり、看護師さんに「私の勘だと、あと2時間かからないと思いますよ」と言われて笑顔を返したりもしてましたが、日付が変わった頃、1分間隔の凄まじい陣痛が来ると、基本痛みに強い私もさすがに「痛いよー、痛いーあせる」と声を出しました。

この段階で子宮口は8~9cm、まだ赤ちゃんの頭は横向き。

これが5分ほど続いたかな。

突然ドカンッビックリマークと体が震えるくらいものすごい痛みとイキみたい衝動に襲われ、自分でもビックリするくらいの叫び声を出しました。

すぐさま内診した助産師さんが「赤ちゃんの頭が回りましたね! 子宮口も全開! よし、お産にしましょう!!」と。

この時は『やったクラッカー』と内心大喜び。
初産の時は、子宮口が全開になるまでが長くて、イキみたいのを我慢するのが死ぬほど辛かったので、『経産って素晴らしい音譜』とか考えてました。

助産師さんがテキパキとお産の準備をし、看護師さんが当直の先生を呼ぶわずか5分くらい、これが今回一番辛い時間だったと思います。

そして分娩そのものは30分くらいだったでしょうか。

前回、イキミ逃しの時間が長くて辛かった分、分娩そのものは大したことなかったという記憶になっていたので、『こんなに痛かったっけドクロ』と頭の中で考えながらイキんでました。

ほんと痛かった。。
でも、ここまで来ると終わりが見えているので、やっぱりそのちょっと前のステージよりは精神的には少し楽だったかな。


そして、当直の先生、助産師さん、看護師さん2人、夫と、大勢に支えられ見守られて出産。


2716gの女の子コスモス


血色の良いピンクの頬っぺと、可愛らしいけど元気な産声と、柔らかい体つき。
息子くんが生まれた時より少し小さくて、でもお顔はよく似ています。


最初に赤ちゃんにかけた言葉は、「よく頑張ったね」、そして「やっと生まれてきてくれたね」でした。


夫とも、お互いに「ありがとう」と言葉を交わしました。

前回も今回も、夫が最初から最後まで付き添っていてくれたからこそ乗り越えられました。
夫が側にいなかったら、陣痛のピークも分娩もあんなに頑張れず、絶対に後々までトラウマになったような気がします。
その点でも、私は1人目も2人目も大変良いお産に恵まれたと思いますキラキラ


分娩後は、夫は綺麗にしてもらった赤ちゃんを抱っこして室外で待機。

私は後産処理と切開した会陰の縫合(前回同様、今回もダメでした・・)。
赤ちゃんに会えた嬉しさと、直前までの激痛が無くなった解放感とで、先生や助産師さんと談笑しながらというヨユーぶりでした。

すべての処置が終わり、経過観察と疲労回復のために2時間を夫と赤ちゃんと共にLDRで過ごした後、午前3時に私は病室へ移動、夫は家に帰っていきました。


経産婦はお産が早いとママ友たちに言われていたので、18時に家を出た時には、息子くんの寝る時間までに夫は家に帰れるかもなんて甘いことを考えていましたが、結局は産後の処置まで含めて深夜に・・星空

でも、陣痛が本格化した22時からとすると、陣痛から分娩まで約2時間半。
先生も助産師さんも「早かったねー合格」と、口を揃えて言っていました。


なお、息子くんはばぁばが付きっきりで寝かしつけてくれたらしく、2時間かかったらしいですが、グズることもなくご機嫌なまま寝付いたそうです。
息子くんにもばぁばにも感謝・多謝。


っと、大変長いレポートになりました!

いつか3人目の時に読み返す・・・なんて事はないはずですが、自分自身にとっての良い思い出残しと、入院中の暇つぶしになりましたw