出産レポ(4月18~19日) | 一歩ずつ進んで行こう!

一歩ずつ進んで行こう!

2011年4月に顕微授精で長男を出産、2015年9月に自然妊娠で長女を出産しました。

改めてまして、4月19日 午前7時23分。
体重2980グラム、身長49.5cmの元気な男の子を出産致しましたコスモス

昨日の早朝の痛みは前駆陣痛ということで、健診後に帰されましたが、

ランチを食べて家に帰り、ソファでフテ寝(笑)をしている内にお腹が痛くなりました。


最初は、寝ぼけながら『なんかお腹痛いような・・』と思う程度だったのですが、

16時半くらいに起きた時には、朝より明らかにもっと強い痛みに。


しかし、まだまだ痛みの間隔は不規則。

また、午前中に空振りしたこともあり、今回は慎重にいこうと様子見していたところ、

20時くらいに15分間隔になってきたので、早めに帰ってきてくれるように主人に電話。

1時間後に主人が帰ってきた頃には10分間隔、痛みもかなりの強さになっていて、

床に座って、ソファの上のクッションに抱きついて、痛みを堪えたりしていました。


初産の場合は10分間隔で病院に電話となっていますが、

午前中の診察で、「家が近いから5分間隔になってから連絡して下さい」と言われており、

また、お産に備えてご飯を食べておいた方が良いだろうと、簡単に夕飯を作って食べ、

私も主人もシャワーを浴びてから、23時に病院へ向かいました。

なお、病院に電話した際、「お産の進み具合では一度帰って頂くかも・・」と言われました。

このとき既に痛みは5分間隔、痛みがある時は喋るのも辛い状況だったので、

『そうなったらイヤだなーあせる』と思ったのですが、この時ふと頭にあることが浮かびました。

『もしや、出産ラッシュで助産師さんの手が足りないんじゃ!?』と

しかも、外はあいにくの雨雨
午前中にも一度運んだスーツケースと愛用の大きな抱きマクラを、

今度は傘を差して車に運び、『これで帰されたら本当に堪らないなーダウン』と考えていました。

幸い、病院に着いた時点で子宮口は4cm、陣痛も5分間隔で入院となったのですが、

予想的中の出産ラッシュ、2つあるLDRはいずれも使用中ということで、

3時間程は予備のお部屋で陣痛に堪えることになりました。

隣のLDRから絶え間無く別の妊婦さんの悲鳴が聞こえてくる中、血の気が引いていく主人。
私も最初は割りと余裕をかましていましたが、徐々に痛みの間隔が短く、

また痛みが激しくなる中で、『数時間後には我が身・・汗』と考えていました。

陣痛で一番辛かったのは午前3時くらい、痛みが3分間隔くらいになった頃でしょうか。
持参した愛用の抱きマクラにしがみつき、思わず声が漏れてしまうこともありましたが、

頭の中で『○○(胎児名)頑張れ、ママも頑張るよ』と言い続けていました。


それから午前6時頃、痛みが1分間隔になったものの、破水していなかった頃もかなり辛かったです。
『まだイキんじゃダメなのーあせる』と頭の中で悲鳴を上げつつ、痛みと疲労で声は出せない状況。

その後、7時くらいに助産師さんの内診中にやっと破水、「イキんで良いですよ」と言われた時には、

『あぁ、もう我慢しなくて良いんだ、あとちょっとなんだアップ』と、すごい嬉しかったです。

残念ながら会陰切開となりましたが、局部麻酔のおかげで全然痛くなかったです。

そして、破水から20分ほどで無事に出産。
へその緒を切った途端に、「んぎゃあ、んぎゃあ」と元気いっぱいに産声を上げた我が子キラキラ

「生まれてきたね、あなたがお腹にいたの」

最初に赤ちゃんにかけたはそんな言葉だったと思います。


それから主人と互いに「頑張ったね、ありがとう」と。

後産処置や会陰切開の縫合をしてもらいながら、タオルに巻かれた赤ちゃんを抱かせてもらいました。
最初の感想は、『こんなに大きいのはてなマーク こんなに重いの!?』でした。
姪っこが生まれた時はもっと小さかったので、ちょっとビックリ。

そして、さっそく初めてのおっぱい。
人間の体の神秘ですね、量はちょっとですが、ちゃんと母乳が出ましたよ。

「おっぱいマッサージちゃんとやっていたのね~合格」と、助産師さんにも褒めてもらいました。

そして、赤ちゃんの方も本能で、生まれてわずか20分で力強くゴックンゴックンと、
想像していたよりもずっと吸い付きが強くて、ビックリしました。

その後、1時間半ほどLDRで主人と赤ちゃんと蜜月の時間を過ごしました。
朝ごはんのサンドイッチを食べたり、赤ちゃんをデジカメやビデオに写したり。
それから私は病室に移り、赤ちゃんは小児科の先生の診察もあり、新生児室へ。

こうして、初出産が無事に終わりました。

ちなみに、妊娠当初から主人の立ち会い出産を希望してきましたが、

出産が近づくにつれ、血が大の苦手な主人がオロオロしてしまったらどうしようとか、

ずっと横で「頑張れ」とか「大丈夫?」とか「痛い?」とか言われ続けたら、

正直ウザくなっちゃうかもとか考えてましたが、予めその辺りはちゃんと話してあったので、

始終言葉少なに、私がお願いしたことだけを的確にサポートしてくれて、非常に頼もしかったですキラキラ

痛い思いをしたのは私だけでしたが(痛みで眠くもならないし)、8時間一時も休まず、

腰をさする、手を握る、飲み物を飲ませる、という単純作業を続けた主人も大変だったと思います。
明け方、何度か脇を向いて大あくびを隠す主人の姿を見て、そう思いました。


しかも、出産ラッシュに伴う人手不足で1時間に1度くらいしか助産師さんが来てくれなかったので、

主人がいなかったら、精神的にも絶対に堪えられなかったでしょう。

まさに夫婦二人で乗り切った初出産、大変だったけど素敵な思い出にもなりましたクローバー