改めてまして、4月19日 午前7時23分。
体重2980グラム、身長49.5cmの元気な男の子を出産致しました![]()
昨日の早朝の痛みは前駆陣痛ということで、健診後に帰されましたが、
ランチを食べて家に帰り、ソファでフテ寝(笑)をしている内にお腹が痛くなりました。
最初は、寝ぼけながら『なんかお腹痛いような・・』と思う程度だったのですが、
16時半くらいに起きた時には、朝より明らかにもっと強い痛みに。
しかし、まだまだ痛みの間隔は不規則。
また、午前中に空振りしたこともあり、今回は慎重にいこうと様子見していたところ、
20時くらいに15分間隔になってきたので、早めに帰ってきてくれるように主人に電話。
1時間後に主人が帰ってきた頃には10分間隔、痛みもかなりの強さになっていて、
床に座って、ソファの上のクッションに抱きついて、痛みを堪えたりしていました。
初産の場合は10分間隔で病院に電話となっていますが、
午前中の診察で、「家が近いから5分間隔になってから連絡して下さい」と言われており、
また、お産に備えてご飯を食べておいた方が良いだろうと、簡単に夕飯を作って食べ、
私も主人もシャワーを浴びてから、23時に病院へ向かいました。
なお、病院に電話した際、「お産の進み具合では一度帰って頂くかも・・」と言われました。
このとき既に痛みは5分間隔、痛みがある時は喋るのも辛い状況だったので、
『そうなったらイヤだなー
』と思ったのですが、この時ふと頭にあることが浮かびました。
『もしや、出産ラッシュで助産師さんの手が足りないんじゃ
』と
しかも、外はあいにくの雨![]()
午前中にも一度運んだスーツケースと愛用の大きな抱きマクラを、
今度は傘を差して車に運び、『これで帰されたら本当に堪らないなー
』と考えていました。
幸い、病院に着いた時点で子宮口は4cm、陣痛も5分間隔で入院となったのですが、
予想的中の出産ラッシュ、2つあるLDRはいずれも使用中ということで、
3時間程は予備のお部屋で陣痛に堪えることになりました。
隣のLDRから絶え間無く別の妊婦さんの悲鳴が聞こえてくる中、血の気が引いていく主人。
私も最初は割りと余裕をかましていましたが、徐々に痛みの間隔が短く、
また痛みが激しくなる中で、『数時間後には我が身・・
』と考えていました。
陣痛で一番辛かったのは午前3時くらい、痛みが3分間隔くらいになった頃でしょうか。
持参した愛用の抱きマクラにしがみつき、思わず声が漏れてしまうこともありましたが、
頭の中で『○○(胎児名)頑張れ、ママも頑張るよ』と言い続けていました。
それから午前6時頃、痛みが1分間隔になったものの、破水していなかった頃もかなり辛かったです。
『まだイキんじゃダメなのー
』と頭の中で悲鳴を上げつつ、痛みと疲労で声は出せない状況。
その後、7時くらいに助産師さんの内診中にやっと破水、「イキんで良いですよ」と言われた時には、
『あぁ、もう我慢しなくて良いんだ、あとちょっとなんだ
』と、すごい嬉しかったです。
残念ながら会陰切開となりましたが、局部麻酔のおかげで全然痛くなかったです。
そして、破水から20分ほどで無事に出産。
へその緒を切った途端に、「んぎゃあ、んぎゃあ」と元気いっぱいに産声を上げた我が子![]()
「生まれてきたね、あなたがお腹にいたの」
最初に赤ちゃんにかけたはそんな言葉だったと思います。
それから主人と互いに「頑張ったね、ありがとう」と。
後産処置や会陰切開の縫合をしてもらいながら、タオルに巻かれた赤ちゃんを抱かせてもらいました。
最初の感想は、『こんなに大きいの
こんなに重いの
』でした。
姪っこが生まれた時はもっと小さかったので、ちょっとビックリ。
そして、さっそく初めてのおっぱい。
人間の体の神秘ですね、量はちょっとですが、ちゃんと母乳が出ましたよ。
「おっぱいマッサージちゃんとやっていたのね~
」と、助産師さんにも褒めてもらいました。
そして、赤ちゃんの方も本能で、生まれてわずか20分で力強くゴックンゴックンと、
想像していたよりもずっと吸い付きが強くて、ビックリしました。
その後、1時間半ほどLDRで主人と赤ちゃんと蜜月の時間を過ごしました。
朝ごはんのサンドイッチを食べたり、赤ちゃんをデジカメやビデオに写したり。
それから私は病室に移り、赤ちゃんは小児科の先生の診察もあり、新生児室へ。
こうして、初出産が無事に終わりました。
ちなみに、妊娠当初から主人の立ち会い出産を希望してきましたが、
出産が近づくにつれ、血が大の苦手な主人がオロオロしてしまったらどうしようとか、
ずっと横で「頑張れ」とか「大丈夫?」とか「痛い?」とか言われ続けたら、
正直ウザくなっちゃうかもとか考えてましたが、予めその辺りはちゃんと話してあったので、
始終言葉少なに、私がお願いしたことだけを的確にサポートしてくれて、非常に頼もしかったです![]()
痛い思いをしたのは私だけでしたが(痛みで眠くもならないし)、8時間一時も休まず、
腰をさする、手を握る、飲み物を飲ませる、という単純作業を続けた主人も大変だったと思います。
明け方、何度か脇を向いて大あくびを隠す主人の姿を見て、そう思いました。
しかも、出産ラッシュに伴う人手不足で1時間に1度くらいしか助産師さんが来てくれなかったので、
主人がいなかったら、精神的にも絶対に堪えられなかったでしょう。
まさに夫婦二人で乗り切った初出産、大変だったけど素敵な思い出にもなりました![]()