こんばんわ。


今日は花木(ハナモク)です。(バングラは金、土が休み)


だから、今夜はお酒を飲むのです。


飲んだのです。


日本から他団体に新聞社の取材の方が来ていて、たまたま同行させて頂き、久々に焼酎を飲みました。


おいしかったぁ (*ノ▽ノ)




で、本題。


今日、色々な村を見てまわりました。


その中に、砒素中毒により病気(癌)になってしまった方が多くいる村へ訪問しました。


そこの村には計4基の井戸が元々あり、その全てがバングラデシュ政府が定める安全値の10倍近い砒素濃度が検出されました。


そこで、新たに政府として井戸を1つ造り、その井戸を見学。(もちろん砒素はゼロ)


しかし、元々4つあった井戸が1つ。


遠い家からその井戸に行く為には、竹一本のみで造った、(しかも渡るとフラフラする)橋を渡らなければ行けない。


水汲みは女性の仕事。


男性陣は、早く新しい安全な井戸をもう一つ造ってもらいたいって言ってた。


でも、政府の援助が入るのは2年後だそうで。


(ちなみにその「政府」ってのはぼくの所属機関)


本当は、政府を動かしてすぐに井戸を造るのが一番いいのだろう。


でも、ぼくにはまだ、政府を動かす力もないし、井戸を掘る技術だってない。




閃いた。


2年の間だけでも、その橋を渡りやすくする、ってのはどうだろう。


ちゃんとコンクリートで橋脚造って、鉄筋入れて丈夫にして。




その案を思いついて、村人にちょっと「橋ってあったらどう??」って聞いてみた。


男性は、橋より井戸が必要って言ってた。


でも、女性はどこの国に行ってもちゃんと現実を見てる。


「2年間、井戸が出来るまでの間でも橋が欲しい」って言ってた。





よし。決めた。


一番初めに実際に何かを起こすのはここだ。


お金は、ぼくの財布から出す。


「日本人のお金使ったら意味ないじゃない」


って同僚から言われた。


でも、ぼくは自分の目に入った問題で、自分の出来る範囲内のことからやっていく。


変な決まりとか、後のこととか、意味がある、とかない、とかじゃなくてとりあえずやってみる。


もし、その橋が壊れてしまって、ただ朽ちていくだけならそれは所詮意味のなかっただけのこと。


「でも」とか「だって」とか言って、二年間が終わってしまわないように。




ぼくの今やっているプロジェクトは、大小多数のNGO、JICA、UNICEF、政府機関(DPHE)、様々な機関が同じプロジェクトをやっている。


何十年も活動を行っている団体や、経験を何年も積んだ専門家や、お金を湯水の如く使える団体、様々な団体がある中で、たかだか三年の施工管理の経験しかない自分に、お金も自由に動かせない自分に、しかも二年間って期限付きの自分に、なにが出来るんだろうってずっと考えてた。


自分にしか出来ないことってなんだろうって。


自分にしか学べないことってなんだろうって。



今日、一つ(間違ってるかもしれないけど)答えを見つけた。


直感で動く


そして、失敗して学ぶ


「団体」って枠に囚われてると、(ぼくももちろん団体に所属はしているけど)個人の直感とかで何かをすることって難しい。


リスクとか、粗利とかを考えて、失敗の可能性の為に動けなくなる。(リスクを減らすことはもちろん僕一人の個人だとしてもやりますが)


そんなことが関係のない今の立場だからこそ、できること。





くだらないことだっていい。


周りから反感かってもいい。


とりあえず、動く。


そう決めた、ハナモクの夜。