わたしは、去年の4月から
東京の某私立高校で、写真を教えています。
今期の授業は、あと5回です。
今日は、校庭の雪を撮りにいきました。
ビルの間にある学校だから、日当りが悪くて、まだ雪が残っていたんです。
別世界!
こらこら、なぜそこに行く!?
でも、なぜかみんなが登るので、わたしも登りました。笑
氷や、足下を撮ったり。
雪の上の葉っぱを撮ったり。
男の子たちは、氷で遊んでいます。笑
遊んでいるようで、しっかり撮っていたりするから、感心。
女の子たちは、好きなアイドルの名前や、うさぎを描いて撮っていました。
かわいい^^
写真は、今、ここで、わたしにしか撮れない。
こんな珍しい校庭を撮れるのは、今だけ!
しっかり撮ってね!
寒いから、15分限定で撮影!!
「すげー、氷、超滑るー!!」
「雪合戦しようぜ!」
なんて遊んでいるように見えて
後で見せてもらうと
きちんと課題を意識して、
土と氷の間の落ち葉とか
氷に反射した写り込みとか
雪と自分の足下とか
なかなかいい写真を撮ってるんですよね。
これには、毎回感動します。
「すごい!!!
ここの構図がしっかり取れてるから、広さが伝わるね。
低めのアングルもいいね!工夫が見えるよ!」
なんて、具体的に写真をほめると
こんな表現をしたかった、なんて教えてくれます。
こーゆーのを
ツンデレって言うんでしょうかね?笑
この写真は、わたしが撮ったけれど、
生徒が撮っていたのを真似して撮りました。
おもしろい被写体を探します。
すごいなぁ。
たぶん、彼ら彼女たちは、
選択授業で「写真」って、一番、楽そうだから選んだと思うし
彼らのコミュニティ(ツイッターやLINE)には、
こういう写真はアップしないだろうから、
気がつかないかもしれないけれど、
写真、しっかり上達しています。
すぐには役に立たないかもしれないけれど、何かの機会に、
「そういえば写真の先生が、こんなこと言ってたなー」
って、思い出してくれるといいなと思っています。