渕上です。
 
 
ふだんバタバタしているわたしですが、
今週は月曜日から一泊、
女性の経営者、起業家さん4人で軽井沢に
旅行に行ってきました。




 
旅行というと、いつもとは違った環境にもなりますし、
疲れてしまった時なんかは、
つい誰かがワガママを言いそうなものです。
 
しかし今回は、みんな自立した女性たちだったので、
トラブルがおこっても、笑いに変えて楽しむのが上手でした。
 
 
駅の反対側に降りてしまっても
「旧駅舎を見れてよかったね」と、にっこり。
 
 
観光案内所でもらったマップが中国語版でも大爆笑
(なんとなく読めてたので、しばらく気付きませんでした。笑)
 
 
なんとか予定をたてても
おもしろそうなものを見つけたら、すぐに予定変更。
 
 
 
こんな旅程だと、
 
「もう、しっかりしてよね!!!」
 
と、誰かが怒ってもいい状況です、普通。
 
 
でも、みんな、その瞬間を楽しんでいました。
 
 
 
それは、
 
 
「せっかくの旅行なのだから
 全員で仲良く楽しもう!」
 
 
という暗黙の了解もあったのでしょうし、普段から
 
 
「自分の機嫌は、自分でとる」
 
 
という意識がある人ばかりだったからかもしれません。
 
 
 
 
「自分の機嫌は、自分でとる」。
 
 
これって、実は、写真を撮るときにも大切なことです。
 
 
写真には、気持ちが写り込みます。
 
イライラしてたり、落ち込んでいたら
いい写真を撮ることはできません。
 
 
かといって、逆に
はしゃぎ過ぎてしまっても、
本来見えるものも見えなくなってしまいます。
 
 
 
なので、カメラを構える時にベストなのは、
マイナスでも、プラスでもないフラットな状態、
あえて言葉にすると「いい気持ち」でいることが大切なのです。


(ややこしいので、読み飛ばしてもらっていいですが、
 本来、感情にプラス、マイナスも、いい、悪いもありません。
 感情は、ただわいてくるもの、です。
 わかりやすくするために、ここではプラスとマイナスを使っています)


 
 
技術やテクニックも大切だけれど、
自分の心の「在り方」が写真に写ってくるんですよね。
 
 
こういう「在り方」はフォトスクールの
アドバンスコースで伝えていることなんですけれど、
写真以外でも、どんなことにも通じるんじゃないかな?
なんて思っています。
 
 
普段のわたしは、先生として「在り方」を教えつつも、
自分で自分の機嫌をとるのに四苦八苦している状態なので、
 
自然にできている今回の旅のメンバーたちを前に、
尊敬の念を感じずにはいられませんでした。
 
 
 
 
さて、
 
 
今回の旅行そのものも楽しかったのですが、
その旅の最中に、今、連載中の『自撮り』について
彼女たちに極意を見たのでご紹介します。
 
 
 
その前に、復習。
 
 
===================
 
 
《バックナンバー》
大人のための自撮りレッスン
 
1回目 写真には気持ちが写る

 
2回目 画面を見ずに、レンズを見る

 
3回目 スマホの持ち方

 
===================
 
 
 
もし、見逃している回があったら、読んでみてくださいね。
 
どの回も、読めばすぐに実践が出来る
キレイな自撮りができるようになるヒントでいっぱいです。
 
 
 
 
 
さて、では今回の本題。
 
 
2日目、軽井沢タリアセンという場所で、
 
『假屋崎省吾の世界 in 軽井沢 ~華の結い~』
 
という作品展があったので、観に行きました。
 



画像は、軽井沢タリアセンのHPからお借りしました。

軽井沢タリアセンHP
http://www.karuizawataliesin.com



 
古くからの邸宅にお花が生けられていて
それは見事に美しかったです。
 
假屋崎さんの美意識に、ハッとしますね。
 
 
 
普通、このような作品展では、
 
「撮影はご遠慮願います」
 
というようなケースも多いのですが、
今回の作品点では、なんと、写真を撮ってよかったのです。
 
 
 
 

キラーン
 
 
 
 
 
みんなの目が光りました。
 
ここぞとばかりに、自撮りです。笑。
 
4人が4人とも、事前に打ち合わせをしていたかのように
自撮りスタートです!!!
 
 
もちろん、他のお客さまがいるときは、
ご迷惑をかけないように、きちんと配慮しましたが、
とても奔放で、無邪気で、楽しい時間になりました。
  
 
 
自撮りをしているメンバーが
あまりにおもしろい絵だったので、
わたしは自撮りも楽しみつつ、みんなの写真も撮りました。
 
 


 
 
 
そして。
 
 
 
そんな自撮りを楽しんでいるメンバーを見ながら、
 
 
「あ!みんな自撮りの極意を、自然にマスターしている!」
 
 
と、わたしは驚いてしまいました。
  
 
 
自撮りをしている彼女たち。
 
 
みんな、照れません。
 
 
みんな、自分を綺麗に見せる角度を知っています。
 
 
みんな、画面に映る自分を褒めながら撮っています。
 
 
みんな、光も背景も工夫しています。
 
 
みんな、表情豊かで、いろいろな笑顔ができます。
 
 
 
自分自身を写している全員が、
キラキラと輝く自分の姿を、堂々と撮っているのです。
 
 
 
途中、こんな会話がありました。

 
「今、人が来たら
 こいつら、どれだけ自分のこと好きな人たちなんだよ!?
 と思われるだろうね」
 
「でも、自分のことが好きって、いいことだよね」
 
「そうそう!!」
 
 
 
 
そうなんです。
 
 
この『自分のことが、好き。』
 
 
というのが、自撮りをする時にとても大切な
極意なんです。
 
 
 
彼女たちはみんな、自分が好きなんです。
 
 
それは、
 
「誰かと比べて、わたしの方がキレイ」
 
とか、
 
「昔に比べて、今の自分はイケている」
 
といったスケールの小さいものなのではなく、
ただただ純粋に、今の自分が好き、ということ。
 
 
 
自分が好きだから、
自分の好きなところを写真に写そうとします。
 
 
写真という客観的なものから
自分のチャームポイントを自覚していきます。
 
 
すると、さらに自分のことが好きになります。
 
 
自撮りも、量を撮ると、慣れてスキルアップします。
 
すると、さらに自分の魅力を発見できます。
 
 
 
自分のことが好きだから、
写真に写った自分から、さらに魅力を発見する。
 
魅力を発見できるから、
もっともっと、どんどん自分を好きになってゆく。
 
 
そういう好循環になっていきます。
 
 
 
 
 
これは、もともとの外見がどうこう、
という話ではないんです。
 
 
一番最初に書いた
 
「自分の機嫌は、自分でとる」
 
という話と同様、自分の内面の話です。
 
 
この世に二人といない自分自身。
 
その魅力を一番深く掘り下げて行けるのは、
他ならぬ自分自身です。
 
自分で自分の魅力を認めることが出来ないのに
他の人に認めてもらう、というのは、なかなか難しいです。
 
 
自分だからこそ、良いところも、悪いところも知っている。
 
 
でも、それを全部、包み込んで自分を好きになる。
 
 
そんな気持ちは写し出される写真に
必ず現れてくる、と思います。
 
 
 
あなたも、今よりももっと自分を好きになって
素敵な自撮りを楽しんでくださいね。
 
 
はじめは照れ臭かったとしても、
だんだんと、今まで自分でも気がつかなかった
自分の魅力が見えてきますよ。
 
 
 
 
<大人のための自撮りのコツ4>
 
自分のことが好き!
 
だからこそ、自分のいい角度や表情を見つけられて、
さらに自分の魅力を発見できます。
 









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