<普通の人の、日常にドラマがあり、「自分」を感じた
    映画『うまれる ずっと、いっしょ。』を観て>



わたしは『お涙頂戴』って嫌いです。
「泣かしてやろう」という作り手の操作を感じるから。

と、言っても、
ドラえもんの予告編で泣いてしまうくらい
涙もろい私なのだけれど。

いや、涙もろくて悩んできたからこそ
「泣かせてやろう」とするものに拒否反応が出るのかもしれません。


「泣くなんて根性がない」と思ってきたし
怒られているときに、悔しくて涙が出てしまったら
「泣いて許されると思っているのか!」って、余計怒られたり。

あと、「涙は女の武器」なんて言葉あるように、
泣くことはズルい行為みたいに感じて。。


涙にまつわるツラい思い出から、
人前で泣くことは、わたしの最大のタブーになり、
「お涙頂戴」モノは、避けて通るべきもの、になっていました。


そんな中、ご縁がつながって、
ひとつの映画を観る機会をいただきました。

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『うまれる ずっと、いっしょ。』
http://www.umareru.jp


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前作の『うまれる』の噂は聞いていて
「とても感動した!!絶対に観た方がいい!」
と何人にもオススメされていたのですが、

「こ、これ、絶対に『お涙頂戴』系よね、、、」
そう決めつけて、自分から行くことはありませんでした。

今回も、少し悩んだのですが、ご縁だと思って観てきました。



ぶっちゃけ、泣きました。
大泣きです。
映画が終わったあと、泣き疲れたくらいです。

けれど、『お涙頂戴』系ではありませんでした。
なぜなら、
「泣かせてやろう」という作り手の操作や意図がないから。

すべて事実のドキュメンタリー映画。

登場人物は役者ではなく、
実際に、生活をしている人たちです。

物語は、制作側の意図と関係なく、淡々と進んでいきます。

そう、淡々と。

ハリウッド映画やテレビドラマに慣れた私たちは、
物足りないくらいかもしれません。

でも、その淡々とした日々こそが日常で。

その日常の、小さな出来事が私たちの物語であり、
心の動きがドラマなんですね。


そう。
今、この瞬間の日常もドラマなんです。


そんな日常を生きている人たちが、出てきます。
それぞれの背景や事情が違うだけの、わたしたちと同じ、普通の人たち。

・血のつながりのない親子

・最愛のパートナーを亡くした夫

・不治の障がいを持つ子を育てる夫婦

それぞれの事情に向き合う3家族の姿を通して、
「自分」を見た気がします。



細かい感想は私は言えません。
きっと、人によって、受け取るものが違うから。

命の尊さ、生まれてきた意味、家族の絆、幸せのあり方、死の受容、愛。

本当に大切なことって、
残念だけれど、言葉にすると陳腐になってしまいます。

自分が感じるしかないのでしょうね。


必要なメッセージが、必要な人に届きますように。

11月から公開予定ということで、なにか響くものがあったら。
わたしの大切な人たちには、観てほしいな。

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『うまれる ずっと、いっしょ。』
http://www.umareru.jp


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監督の豪田 トモさん、素晴らしい映画をありがとうございます。
最大限の愛と尊敬をこめて。





Facebookにアップしたときのコメントがステキで、いくつか転機。
みんな、感性豊かだなぁ。

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提供する側にできることは、結果をコントロールするんじゃなく、
自分の気づきを差し出すことだけなんでしょうね。
何を感じるかはそれぞれにゆだねられていて、
だからこそそれは無限の可能性があるってことでもあって。
まゆちゃんのこの感想も無限の可能性の種のひとつですね。
これ、観ます。
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愛する大切さ、愛される幸せがあたり前のように普通にある今の世の中…。
あたり前過ぎで感謝する事も忘れてる…。
親に限らずみんな無償の愛で包んでくれている。
もっと自分が生まれてきた理由も知らなきゃいけないんだよねー!

この映画見たいです。
真由ちゃん、とっても心に響く情報をありがとう。

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淡々と過ぎる日常、毎日にこそ、かけがえのない暖かいものがたくさん溢れてるんだものね。
言葉ってときに難しい。
言葉にしないほうがいいものがあるのかもって最近思う。
でも、まゆちゃんの記事を読んでいて、言葉から行間から見えない思いも伝わってくる感じがして。
そんな正直でありのままのまゆちゃんが大好きです。

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真由さんのいう/『お涙頂戴』系についてはとても共感します。

また、涙もろいところもです。

つい一昨日も、もっとも親しい仲間の退職で涙しました。
ボクは夜勤で直接会ってもいないのに。(笑)

きっとひとりで見に行きます。

ステキな映画の紹介ありがとうございます。

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前編から観たかったのですが、実現できず…。
観に行きたいと思います。
伝える人の自己表現があって、受け取る側の感受性があって、すべては自由で、それがまた広がっていく世界が素晴らしいと感じています☆















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