ういろう(外郎)は日本の蒸し菓子の一種。
「外良」、「ういろ」、「うゐろ」、「ういらう」、「うゐらう」などの表記が用いられることもある。
外郎餅(ういろうもち)とも言う。
春から夏の上菓子に多く使われるもの。ういろうは、典型的には、米粉などの穀粉に砂糖を練り合わせ、蒸して作る。
穀粉には米粉(うるち米、もち米)、小麦粉、ワラビ粉などが用いられ、砂糖には白砂糖、黒砂糖などが用いられる。
小豆あん、抹茶など、様々な物が加えられることも多い。
室町時代の頃から存在する黒砂糖を用いた「黒糖ういろう」が本来の姿と考えられている。