コントラバスでMSPピックアップを使用した際の
ご感想や使用例などは、
たくさんのユーザー様のご協力により、
ブログ内の検索でいくつもご覧いただけます。
しかし、今回は珍しいナイロン弦を張ったコントラバスで使用した
ご感想や機材セッティングまで詳しくお寄せいただけましたので、
ご紹介させていただきます。
<使用楽器/機材>-------------------------------
■1、2弦はナイロンコアにナイロンのラウンド巻き
3、4弦はナイロンコアに銀メッキ銅巻きの弦を張ったコントラバス
■MSPピックアップ
ポジショニング磁石は8ミリ厚を使用。
付属の穴あきゴム板でピックアップを
表板のアーチになじませてみました。
■Cranetortoise BP-1プリアンプ
譜面台やマイクスタンドにトレーを装着して手元に置いています
Volumeコントローラ兼ミュートスイッチとして使います
■VOX amPlug AP-BS
BP-1のTUNER OUT端子に接続しています
必要に応じてイヤホンを鳴らしてベース音専用補聴器として活用。
ピックアップ位置のスイートスポット探知にも活躍しました。
■アンプ
PHIL JONES BASS DOUBLE FOUR/Roland STUDIO BASS-20
キャビネットの吸音材を加減してあります。
管楽器やドラムのいる編成でPAは無いときに、
小音量で生音を補強する程度の使い方です。
<ご感想>------------------------------
(このコントラバスは)生音は良いのですが
アンプをうまく使えなくて困っていました。
ヘッドホンして試行錯誤すること1時間
好きな音が拾える装着ポイントが見つかりました。
その状態でアンプから音を出してみたところ、
自然な出音でアンプの位置がぼやけてしまうような
生音とのステレオ感!未体験ゾーンです。
セッティングが楽しめる、使って愉しい機材っていいですね。
演奏場所に備え付けのアンプやPAエンジニアさんとの
一期一会もこれからのお楽しみです。
---------------------------------------
※コメント・お写真はK県T様よりいただきました。
普段はアンプラグドでの演奏を楽しまれているそうで、
バンドの編成上、どうしても音を足したい時に
やむなく電気に頼るそうです。
自然な音で演奏を楽しみたい方に参考になる
セッティングになってくるかと思います。
最近リニューアルしたキット内容の
「穴あきのゴム板」もうまく活用ださった事例かと思います。
今回は珍しい弦の使用と、アンプラグド派のセッティング
ということで、なかなか得難い情報をご提供いただけました。
同じような状況の情報をお探しの方に、
少しでも参考になりましたら幸いです。
情報をご提供くださいましたT様、ありがとうございました!
【リンク】