私は普段 つくばでお仕事をしておりますが


なるほ堂 がある取手市も よく行ってます。



取手は 上野から約40分と都心に近い郊外の都市ですが 田舎です^^


東京芸大の取手校舎があることから


アートの町として


12年前から「取手アートプロジェクト」 という活動を
住民と市と芸大の3者で取り組み、


昨年 NPOとして さらに充実した活動をすることとなったそうです。



その記念として



きのう「半農半芸」というシンポジウムが開かれ
それに なるほ堂笑楽さん ヤブキさんと私で 参加してきました。



「半農半Xという生き方」 という本を書かれ その生活を京都で実践されている


塩見直紀さん という方の講演もあり


興味深く聞いてきました。



農業に従事しておられる方からは


「農業をあまくみてんじゃねぇ!」ってお叱りを受けそうですが



そんなことも踏まえたうえで


自分の持つ時間の半分を 自然の恵みを受け取るということにあて

半分を好きなこと できることをやって生活していく


これからの日本人の生き方のひとつだと感じました。



今、そしてこれから


超高齢化していく日本人


食料自給率の低下

農業就業率も低くなって


農家の後継者問題や耕作放棄地がどんどん広がっている。


じゃあ もっと農業できる人増やせば?


就職氷河期とも言われているのだから


若い人が農業をお仕事の選択肢に入れる活動は とってもアリだと思います。



といっても 農業の 何の技術も知識も経験もない私たちを含めた下の世代。



今 まだ教えられるお年寄りがいるうちに


昔からの知恵を習い 作物をつくる。


あたらしいアイディアを盛り込みながら


創造的に農業と自分の表現をする生活

なかなか素敵です。



私が 人に関わっていくことをお仕事に選択して 思うことは


みんなが不安でバランスを崩しているという現実。




それぞれが 自分のできることを探してやっていけば 


生きていける世の中になるといいな。




まずは 自分というものをちゃんと感じる人が増えて


社会との関わりを持つ。



そういうサポートをしていきたいなぁ。


自分自身も表現しながら。