大輔トリビュートかと思って挑みましたが、
違ってました!!
誰が大トリとか、そんなちっさい話じゃなかったわ(笑)!
ステファンにとってレジェンズは皆、
個性の違ったレジェンズ。
それぞれの極めし個性の共演でもって、
フィギュアスケートの魅力を伝えたかったんだわ。
全体の構成上、
緩急なんかも考えてプロ順を考えたのよ。
だから座長の自分がラストだっていう
よくあるこだわりはない。
ショー全体を考えてのことなんだと、
観ながら感じました。
大輔さんがラストになったのも、
ノリノリのうちに終わらせたいという構成。
うん、あれは確かに熱狂的な流れになった。
ステファン、
あなたすごいわ!!!
あなたこそ真のレジェンドだわ!!!
審美眼と構成力、求心力、行動力、
どれが欠けても実現しないこと。
あるプロでは観客が無言で引き込まれていく。
あるプロでは謎解きしながら美に酔う。
あるプロでは熱狂的に乗りまくる。
大輔さんはジャンルを問わず表現できるから、
いろいろな表情が求められ、それに見事にこたえました。
大輔さん、いい経験になったなあと思いました。
何て言うか、
このショーが、
プロスケーター高橋大輔の誕生という感じがしたわ。
一回きりの公演を完璧にこなし、
求められることを責任をもってやりとげた。
大輔さんの目に力が宿ってた。
一生の仕事とまで言い切った記事も読んだ。
楽しそうにステップ踏んでたけど、
単に楽しかったじゃなくて、
プロとしての覚悟ができた喜びもあったのかなと。
相変わらず要所要所は
甘さをまとって可愛いのは、
もう、彼の魅力よね。
今回、席を移動してからのほうが
全体がよくみえたんだけど、
隣にいた方々は、
物凄く前向きで、
みえずらくてもショー自体を楽しもうと、
できる範囲のことをして盛り上がっていました。
文句言ってばかりの自分をちょっと恥じたわ。
なんとお一人は、
隙間から大輔さんの美尻を捕獲!!
前向きな情熱の勝利!!
私は出来るだけ行動してみる派なんだな。
今わかった(笑)。
でも、もう少しにこにこスマートにしよう。
お隣りさんたちが、
始終笑顔を絶やさなかったその姿勢が素敵でした。
帰りのジュネーブからの飛行機で
別の方々と隣同士になり、
その方々の話によりますと、
一昨年のレジェンズの動画を事前に確認してきたそう。
また、ステファンは、
正面はないという考えなんだとか。
へえ、そうなんだと思ったわ。
正面はないというのを尊重するとして、
それでもあのアリーナの設定は酷い。
次に来るとしたら東側スタンドにしようと、
あの前向きなお二人も、
にこやかに決意していらっしゃいました。
当日券売場のおじさんは、
「こんないい席を取り替えたいの?
ステファン・ランビエ-ルが
あなたの膝に乗るかも知れないよ~~~。」
と、
なんとも脳天気なことをぬかしおったから、
「広告の壁があるからリンクの手前半分が見えないのに、
いい席だとはおもわない。
二列目は最悪で、人の頭でさらに見えない。
あれは50フランでも高い。」
と、意見を述べときました。
気の毒そうにしていたけど、
あのおじさんにはどうすることもできないよね。
ただの販売員だもんね。
ステファン様、
ぜひぜひ御一考を!
おまけ
行きの乗り継ぎでの猛ダッシュ。
筋肉痛が、なんと帰国した今出てる(笑)!
歳だね。
もうそろそろ青砥で乗り換え。
今日は京急蒲田のホテルに後泊です。
大ちゃんをいつまでも見守り続けます!!
