残りの日数、どこをせめる?となると、どこを見たいかってことになる。
う~~~ん・・・・

ここまで来て今回一度も見ていないスーパースターがお二人いらっしゃる!それは・・・
アイガ―!!
シュレックホルン!!
この二つはもうもう、個性の違うスーパースター!表情の違うキレっキレの大ちゃんのこと!
では、どこで見るか。できればキレっキレの大ちゃんは、ここが大ちゃんの居場所だよ!というような完璧な場所で見たいよね。
それはもちろんリンクですが・・・。
美しい山にとっての最高のリンクとは・・・
ズバリ み・ず・う・み!!
更に、今まで歩いたことのないルートも歩いてみたい。
そうだ!

ヴェッタ―ホルンは氷河がてっぺんにしかなくてグリンデルワルトからだと白い部分が下界からはほとんど見えないのね。そのためスタークラスの山々と比べると華やかさはないけど絶壁のフォルムが印象的な大岩山。どか~んとでっかく眼前に立ちはだかり、かかって来い!と言ってるようにも見える。実は結構見応えが有りそう。この山はモロゾフかな。
残りの日数と天気と見たいものを総合的に考えて、後半のゆっる~いプランが完成。コンクリートにしてもしょうがないもんね。お天気次第だから。私は雨で遠望も無い中を歩くのは嫌なの。「美しい山や湖を見るために歩く」のが好きなタイプの山屋さんなの。ピークハンターとか、タイムレースなんかにはち~~っつとも興味がありません。わたし自身は、コンペじゃなくてショウタイプ?(笑)つってもスケートできませんて!←知ってるってね。
そんなわけで、このあとは一転、地味めな谷からド派手な観光地グリンデルワルトへ。
今日は、そこからスキー用ゴンドラで簡単に行けてしまうフィルストへ行き、そのホテルのマットレスルームに泊まることに。決めたらさっさと電話で予約。
フィルストは標高が2000m以上あるので、そこに泊まればお天気次第で見たい山々が勢ぞろいで見られます。
「スターズ・オン・ベルグふたたび!」なるか!
雨なら下りて下界で過ごせばいい。
明日の晴天予報に賭けよう!
-------------------------------------------------------------
ここからはこの日の写真です

スター「シュレックホルン」に出会えたバッハアルプゼーですが、
ここからは他にフィーシャ―ホルン、チンゲルホルン、アイガ―、
そしてユングフラウのてっぺんくらいは見られるはずなのですが、
雲間に見え隠れして、オールスターにはなりませんでした。
しかも、残念ながら「水鏡」にはなっていません。
ほんの少しのさざ波でも写ってはくれないのですよ、この山上湖。
リンクはとってもデリケート。まだ大ちゃんの居場所が整っていない感じ。
心の中で「大ちゃ~~~ん!」と叫んでいたことを誰も知るまい(笑)。
フィルストから予定タイムが50分のところ、1時間かかりましたわ。
ベビーカーを押しながら行けるような平坦なビギナーコースなのにね(笑)。
そんな脚力のわたしです。
でも、いいの。安全に戻れれば大成功です、山って。

湖畔でピクニック。
永○園の粉末味噌汁を
スクリュー蓋つきジップロックのパックに入れて水で溶き、
「冷静味噌汁」としていただきました。
適度に塩分がとれて、これ、結構イケます。
部屋ではお湯を沸かせるので完璧。
ク○ールのスープの味より自分は好きです。
あと、パンにリンゴにドライフルーツ。
ドライフルーツは大ちゃん、苦手でしたね。
↑こんな所でもふと思う重症患者(笑)。

フィルストでのディナー。
まずはサラダね。
おしゃれだけど、食べずらいっす(笑)。
でも、場所をとらないから大量にスタンバイしておくにはいいか。

メインは肉とパスタ。よくある組み合わせ。
太い加工肉(ソーセージ的な)を牛肉でロールしたもの。
肉の質はイイですよ、スイス。
ソースは・・・「セ・ボン」かな(笑)。

しめのデザートはイチゴのムース、生クリームとミント添え。
これは満足のお味。
エスプレッソもつけてもらいました。
デザートにエスプレッソって、最後に幸せな気分にしてくれるよね。
けっこうニタニタしてたんじゃないかな、ぢぶん(笑)。
この後、部屋で恒例の「大洗濯もの干し祭り」です。
さあ、雨、雲に阻まれて山が見えない夕暮れですが、
明日はどうか。