気温が例年に比べて高いですが、
少しばかり秋の気配を感じられる
ようになってきましたね。
さて、今回は、我が家の夏休みの振り返りながら
「古典国語の音読」についてお話したいと思います。
夏休みの前半は文化芸能鑑賞が多かった我が家ですが、
その思い出の一つが、歌舞伎を観劇したことです。
子どもたちにとっては、初めての歌舞伎鑑賞となりました。
国立劇場主催の歌舞伎鑑賞教室で、
一流の歌舞伎役者による歌舞伎がわかりやすい解説付きで
しかも格安料金で見られるというイベントで、
第一部は、「歌舞伎の舞台やみかた」について学べて、
第二部では、「義経千本桜」の中の、「河連法眼館の場」を
豪華な舞台セット付きで鑑賞できました。
古語から現代の言葉へ通訳してくれる
イヤホンガイドを借りたので、
内容もしっかり理解できたようです。
すべての役者が男性であることに
まず子どもたちは驚いていました。
静御前はとても美しく、男性とわかっていても
色気があって、女性にしか見えないほどでした。
佐藤忠信演じる中村橋之助の熱演を通して、
歌舞伎の魅力を感じることができました。
「歌や演奏もあって、役者がいて、
歌舞伎は昔のミュージカルのような感じだね」
と豪華な舞台に目を見張っていました。
400年以上にもわたり永く愛されている歌舞伎は、
日本だけでなく、世界の無形文化財にも
指定されています。
日本人として、一度は見ておきたいですね。
日頃ななかなか生では見る機会がなかったので、
今回思い切って劇場に連れていけてよかったと思います。
日本文化に触れる機会を時々
作っていくことも大事だなと感じる体験でした。
「歌舞伎を見る良い年齢は?」と聞かれたら、
内容をしっかり理解するには小学校中学年以上が
お勧めかなと思います。
◆「古典を音読することで、読解力は伸びる」
でも、もっと小さい段階からも古典に触れることは
お勧めだと思います。
国語音読指導の専門家である松永暢史先生は、
「古典を音読することで、読解力は伸びる」
ということを永く提唱しておられて、
本も多数執筆されています。
私が松永先生を初めて知ったのは
10年以上も前なのですが、
共感する点があり、
長男が5歳ころから、
家での読み聞かせや音読に古典を
時々取り入れるようにしています。
古典音読であれば、
親御さんのサポートがあれば、
幼児さんからも取り組めます。
古典音読について知りたい方は、
松永 暢史先生のご著書、
『未来の学力は「親子の古典音読」で決まる!』
がお勧めです。
「古事記」「舞姫」「たけくらべ」「源氏物語」などの
有名な古典文字が読みやすい文字の大きさに編集されています。
ご家庭ですぐに古典音読をスタートできます。
2016年に発売されたものが、
増補改訂版されて、2024年に新しく発売されました。
「簡単、単純、誰でもできて国語力が飛躍的に伸びる」
ヒントが盛り込まれています。
それではみなさん、
親子でことばの力を育んで参りましょう。
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