今日は、『The wizard of Ozオズの魔法使い』について。
古典的名作なので、みなさんも読まれたり、
あるいはアニメや映画などでみられたことがある作品だと思います。
７歳になる娘が最初にこの作品に出会ったのは、
入門的英語児童書シリーズであるStepping Stone Bookの中の１冊でした。
Stepping Stone Bookの「The wizard of Oz」は、
比較的、単語や構文が簡単で、かつ内容も十分に充実していて
とてもよく書かれていると思います。
『The wizard of Ozオズの魔法使い』
は英語版でも日本語版でもたくさんの本が出版されていますが、
Stepping Stone Bookの「The wizard of Oz」は、
入門的な英語児童書をお探しの方にはとてもお勧めだと思います。
（目安：step into readingのレベル４がスラスラ読める頃になったら、
Stepping Stone Bookへ）
娘は、春休み中に何気なく読み始めたのですが、
部屋の隅っこで黙々と読んでいて、「面白かった！」と。
そういえば、日本語版も家にあったなと思い、本棚の奥をごそごそしたら、
『オズのまほうつかい (子どものための世界文学の森 14)』を発見。
その夜のおやすみ前に、一気に読み聞かせして楽しみました。
このお話、哲学的で、本当に奥が深く、面白いです。
子ども話のようで、大人もいろいろ考えさせられます。
１２０年前の刊行当時、大ベストセラーになり、
広く世界で翻訳されて、日本でも長く読まれているのもうなずけます。
もし、日本語版でお探しなら、集英社の子どものための世界文学の森シリーズがお勧めです。
文字も大きく、言葉遣いも素晴らしく、挿絵も素敵です。
巻末にこのお話の誕生の背景が描かれていたのですが、
１２０年も前の１９００年に出版されて、一気に大ベストセラーになり、
その後、ミュージカルとなって、各地で上演が繰り返されたそうです。
ミュージカルもみてみたと思ったので、先日の休日に、
ジュディ・ガーランド主演の『オズの魔法使 [Blu-ray]』を購入して、
英語で観てみました。
これまた、ものすごく面白かったです！！！
ミュージカルなので、実写で舞台がありますが、それがすごくいい！
CGの使用は最小限にされていて、
レトロでアナログな感じがいい味わいを出していて、
話も頭に入りやすいし、演者の動きに見入ってしまいます。
現在ミュージカルを習っている娘は、演技や舞台構成にも興味を持ったらしく、
約２時間釘付けとなってみていました。
私も一緒にみたのですが、本にはなかったまた別の面白さを発見し、
映像版のミュージカルのすばらしさに圧倒されました！！
『The wizard of Ozオズの魔法使い』のような名作は、
日＆英でも、何冊でもいろんなパターンを読んだり、
ミュージカル形式でも楽しんでみるといいものですね。
ぜひ、みなさんも、日＆英の本やミュージカルなど、
複数の表演方法で描かれた世界を楽しんでみてください。
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