読書会を開催しました。37名の方にお申込みいただき、当日のリアル参加いただいた方と
日頃の動画やスマフォの視聴についての現状や意見などを交換できました。
いただいた感想の一部をシェアいたします。
■3歳と10歳のお子さんを持つお母さんより
「愛さん、今日も素晴らしい1時間をありがとうございました。読書会楽しすぎます〜〜〜何十回頷いたことか!これリアルでぜひいつか叶うといいな〜。早速本を購入しました。身体性が本当に鍵ですね。五感に響くものの重要性を改めて思いました。それとデジタルに関しては、幼い頃は最小限に留めること。大きくなってからは本人の意思や向かう方向性に合わせて自分でうまく付き合えるように今のうちに環境を整えることが大切なのかとも思いました。うちも娘には平日は30分、土日は合わせて1時間半動画をみる時間を設定しています。息子には音読協会に属したお陰で2歳以下の動画視聴の危険性を強く感じられたので、ほぼ観せずに過ごしました。でもやはり、2歳以降になり、自分が疲れていて眠い時やご飯の準備をしたいときなど隙間で観せることがあり、それが慢性化。気がついたらお互いにそれに慣れてきているという現状がありました。娘のように決められた時間を守れたらいいのですが、息子の場合はそうもいかず。観たい、観たいと駄々をこねるようになったので。一層もう観せずになにか他の方法で打破せねば、というのがここ数日強く感じていた課題でもありました。(朝起きてすぐに観たいと言い出すようになったので)幸い、小さい子は習慣から抜けると忘れる習性があるので、息子に対しては何かしらの対策をまずしてみようと思いますが。。。難しいですね〜どうしても手を離したい時に観ていてくれると助かるので。現代の核家族の課題でもありますね。とはいえ、デジタルが言語に影響を及ぼす可能性というものへの理解は本当に必要不可欠だと感じます。これからの時代はより一層。こういう理解をもって付き合うのと、全く知らずに便利だからと使うのと雲泥の差なのだと感じます。
すばらしい本をご紹介くださり、ありがとうございました。あいさんの話はいつも明確でわかりやすく、ユーモアもあって本当に大好きです!次回の読書会も楽しみにしています!」
■小学1年と5年生のお子さんをもつお母さんより
「iPadが配布されるまではある程度はテレビも動画も制限できていましたが、小学校に上がりそうもいかなくなりました。
担任によってIpadの活用頻度は様々で、先生の裁量による差が大きいです。去年はiPadで提出したものが、今年はまたペーパーベースに戻ったり、学校も試行錯誤の中でデジタル化を進めているのを感じます。親がしっかり舵を取っていかなければと痛感した1時間でした。まだまだわからないことばかりなので、私もしっかり勉強していこうと思います。今日は参加できて良かったです。」
■動画視聴でご参加された2歳のお子さんをもつお母さんより
動画を視聴させていただきました!すばらしい読書会で、うなずきながら、メモしながらみさせていただきました。
まだ2歳の息子ですがすでに、動画まみれの毎日なので、気をつけていきたいです。次回は、絶対にリアル参加したいです!
この他にもたくさんの感想をいただきました!
ご参加いただいいたみなさん、ありがとうございます。
次回の読書会は10月を予定しております。
テーマ本が決まり次第お知らせしますね!
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バイリンガル読書会は、思考力豊かな日英バイリンガル教育に
感心のある方のための読書会です。
「バイリンガルを育てるために親ができることって何?」
「英語教育をするときの注意点は何?」
「おうち英語を進める上で知っておくべきことって何?」
などの疑問や悩みをもつ親御さんと一緒に、
毎回テーマ本を参考にしながらバイリンガル教育を考えていきます。
<8月のバイリンガル読書会>
テーマ本 『デジタルで変わる子どもたち ―学習・言語能力の現在と未来 』
バトラー 後藤 裕子(著)
8月31日(水)
時間:午前10時~11時
場所:オンラインZOOM
(動画参加のみも可能 視聴期限:1か月間)
(申し込みのあった方全員に、後日動画を送付)
参加費(一般価格) 1,000 円
参加費(メルマガ読者割引価格) 500 円
「おうち英語」をされている方の中で、
お子さんにYouTubeなどの英語のアニメや動画を見せているという方も多いと思います。
あるいは、英語教育のアプリを使わせている方も少なくないでしょう。
英語絵本の電子書籍の使用に興味はありますか?
すでに見せている、使っている人は、どんなものを、
どんな風に見せたり、使ったりしているでしょうか?
そもそも動画やアプリって小さい子に見せていいのかしら?
と不安に思っている方もいるかもしれません。
今回のバイリンガル読書会では、
そんなおうち英語の疑問や不安に対する解を
1冊の本を参考にしながら探っていきます。
テーマ本は、2021年に刊行された
『デジタルで変わる子どもたち ―学習・言語能力の現在と未来』
です。
【目次】
第1章 デジタル世代の子どもたち
第2章 動画・テレビは乳幼児にどう影響するのか?
第3章 デジタルと紙の違いは何?
第4章 SNSのやりすぎは教科書を読めなくする?
第5章 デジタル・ゲームは時間の無駄か?
第6章 AIは言語学習の助けになるか?
第7章 デジタル時代の言語能力
かなり骨太の内容の本なのですが、今回はみなさんが
特に関心がある部分の、
第2章の「動画・テレビは乳幼時期にどう影響するのか?」
第3章の「デジタルと紙の違いは?」
を中心に読み解いていきます。
著者のバトラー 後藤 裕子さんは、
現在ペンシルバニア大学教育学大学院言語教育学部教授で、
子どもの第二言語習得・言語教育の専門家です。
これまでも、
『英語学習は早いほど良いのか』や
『日本の小学校英語を考える』など、
乳幼児や小学生への英語教育を考える際に、
参考になる本を多く執筆されています。
どの本も、多角的な視点から考察がなされていて、
私自身、バイリンガル教育を行うにあたって
参考にしていることがとても多いです。
今回のテーマ本の、
『デジタルで変わる子どもたち ―学習・言語能力の現在と未来』は、
2021年刊行と新しく、最新のデータがてんこ盛りです。
昨今、デジタルに関する書籍は多く刊行されていますが、
デジタルに関するこれだけの情報を多角的に網羅した本は、
私はまだ読んだことがありません。
今のところ、この本がベストだと思います。
前回6月の読書会で扱った 『スマホ脳』 も衝撃的な内容でしたが、
今回の本はもっと踏み込んで、書かれています。
電子書籍と紙の書籍の違いについても、
興味深いことがたくさん書かれています。
いま、みなさんが取り組んでいるおうち英語や
これから先の教育を考えていく中でも必読書だと思います。
デジタル技術の急速な普及によって、
おうち英語でも、YouTubeやアプリなど、
デジタルを使っているご家庭は急増しています。
デジタルの英語教材は魅力的な面がある一方、
子供たちの心身へ悪影響があるのではないかという
懸念を持っている親御さんがとても多いことでしょう。
デジタルが人間に与える影響について、
まだ確かなことが分かっていないために、
子どもに対する影響は非常に気になるところですよね。
今回のテーマ本は、日本のみならず、海外の最新の研究をもとに
デジタルと「学び」の関係を丁寧に分析しています。
一人で読み込むにはなかなかハードルの高い本となりますが、
できるだけかみ砕いて、わかりやすく解説していきたいと思います。
ご興味のある方は、ぜひ読書会にご参加ください。
できるだけ、リアルタイムでご参加いただきたいですが、
動画受講も可能です。
<8月のバイリンガル読書会>
テーマ本『デジタルで変わる子どもたち ―学習・言語能力の現在と未来』
バトラー 後藤 裕子(著)
8月31日(水)
時間:午前10時~11時
場所:オンラインZOOM
(動画参加のみも可能 視聴期限:1か月間)
(申し込みのあった方全員に、後日動画を送付)
参加費(一般価格) 1,000 円
参加費(メルマガ読者割引価格) 500 円
読書会でお会いできること楽しみにしております。