先日、バイリンガル読書会を開催しました!
全国からリアルタイム、動画受講を含めて30名近い方にお申込みいただきました。
今回のテーマ本こちら。
『茶色のシマウマ、世界を変える~日本初の全寮制インターナショナル高校
ISAKをつくった小林りんさんの物語』(著)石川拓治
読書会は1時間で、その中で本の内容をお伝えし、私の考えも添えてお伝えするのですが、お話したいと思って準備していたことの3分の1もお話できず、また参加者の方からの感想をいただく時間もほんの少しばかりでとても申し訳なかったです。そんな限られた時間だったのですが、みなさんとても熱心にお話をお聞きくださいました。感想も多数いただきましたので、その中から数名の方の感想をシェアさせていただきます!
「小林りんさんの学校ますます気になりました。今まで読んでいた本や学びと重なるところが多く、何度も頷きながら拝聴しました。読書会のお話を聴きながら「問いを立てられる子どもを育てるにはどうしたらよいか?」
「先回りせずに、だけど最低限の(英語)知識を身に付ける方法。」 そのバランス。
まさに問いを立てる内容となりました!うーん。うーん。とまた頭を抱える課題ができました(笑)親自身がそのようにサバイブする姿は子どもにとってプラスになると思っています。」
本当に、そうですよね。「先回りせず本人の気持ちを尊重する」「問いを立てる子どもを育てる」ってことが最高に難しいですよね。どうしても先走ってしまいますし、回答までも大人が勝手に与えてしまう...。でも、そんな子供を育てるためのうまい方法などは存在しないのだと思います。日々、子どもと向き合って、何を欲しているのかを気づき、一緒に問いを立て、一緒に成長していくしかないと、ポジティブに模索しています。でもその格闘や模索が育児の楽しさであるし、子も親も成長できるのかなと。
「今日は読書会ありがとうございました!画面越しでしたが本澤さんにお会いできて嬉しかったです。今日の本澤さんの熱い思いにとても感銘を受けました。子どもの興味をしっかり観察していかないといけませんね!!私はツールを与えることを使命をしていますが、その後ろのもっともっと大事なことを今日再確認させていただきました!」
英語の力を教える、英語というツールを子どもに持たせることももちろんとても重要だと思います。バランスというか、ツールとしての英語はなぜもたなければいけないのかってことを私たち教育者や親が日頃から考えていく必要があると思います。私はその辺をとても大事にしながら、各種講座や英語のレッスンを行うように気をつけています。特に、0~6歳の頃の小さいなお子さんを持つお母さんたちは、どうしても、英語教育に前のめりになりすぎたりする傾向があるように思うので、そのあたりを「赤ちゃんから始める英語絵本初級講座」などでしっかりお話しています。また、小学生にダイレクトに英語絵本の読み聞かせや英語のレッスンをするときは、いろんな角度から「なぜ英語?」ということを伝える努力をしています。
「小林りんさんについては、型破りすぎて真似できるところが少なく、本を読んでいてもどこか引いてしまう部分の方が多く、「こんなすごい人がいるんだな」とどこか他人事になってしまいましたが最後の愛さんがご自身の言葉でおっしゃっていた「子どもの好きをみること」のお話が印象に残りました。まさに、ちょうど娘は一体何なら伸びるのか、何か好きなのか、と頭を悩ませているところだったので、大きくうなづいた言葉でした。」
そうですよね。小林りんさんってこの本の中でも表現されていましたが、風の谷のナウシカのような方で、超人的なエネルギーと能力を持った方ですよね。でも、真似できるかできないかではなくて、りんさんがこのISAKという学校をつくったり運営したりしている意図を理解し、もし共感することがあるとすれば、各自のできる範囲で実践していけばいいのではないかと思っています。ISAKの中では、問いを立てる力、多様性の理解、リーダーシップの教育がなされていますが、家庭や日常生活の中でも取り入れたりできることってたくさんあるなと、本を読み返すたびに考えています。
そういう私も、まだ自分自身の子育てとか教育の仕事にどれだけできているかと言われると、声が小さくなってしまうわけですが…。でも、今回の読書会を開催するにあたって、再度この本をじっくり読んでみて、共感できることがやっぱり多いですし、自分のできる範囲で、問いを立てる癖付けをしたり、多様性を理解するように私自身がまずやってみようと思っています。
「読書会、ありがとうございました!ぐっと引き込まれて読みました。りんさんの熱量に周りの人が動かされていく様子を見て、自分も学校作りに参加している気持ちになってしまいました(笑)
高校は、進路実績を残すための指導をしていく役割がどうしても必要なのかなと思いますがそれに傾倒してしまう先生たちに疑問を覚えたりんさんに共感しました。
(自分自身も、高校での勉強は大学入試を常に意識したものだったという印象が強く、学びを深められたという印象をあまり持てていません...。)
一方、ISAKは、自分の今後の方向性を考える大切な時期にあらゆる立場の友人と一緒に色々なことを感じ、問いを立て、思考を深められる環境が本当に素晴らしいと感じました。
また、愛さんの「英語を勉強することはささいなことだと考えている。本当に大切なのは、子どもが何に心を動かされているかを感じ取ること。」というお話、今日も大いに納得しました。
英語の取り組みや、日々の宿題で目先がいっぱいになるのではなく、やるべきことを淡々とやる。
課題をこなすことが全てになってしまわないよう、その先の、本当にやりたいこと、子どもが向かっていくところがどこなのかというところを大人が意識してあげることを、忘れずにいたいと思いました。
また、愛さんもおっしゃっていたように、りんさんのような日本を、世界をよりよいものにしようと奮闘している方がいるということにとても勇気づけられました。今回も、気づきがたくさんの読書会を、ありがとうございました。」
心のこもった感想をいただき誠にありがとうございます。しっかり読書会に参加してくださったことが伝わってきてとても嬉しく励みになりました。
この本、読んでいて熱い思いがこみ上げてきてしまいますよね。6年以上も前にあったことで、まったく自分とは関係ないような人たちの話なのに、自分も当事者のような気持ちで読める素晴らしいメッセージを含んだ本だと思います。
英語教育とか、学力とか学歴とかもちろん大事ではありますが、人それぞれが持つ個性や能力を生かし、社会にも何か影響を与えられるリーダーが多く育っていけば、より子ども自身も、社会も幸せなものになっていくと思います。できることから、まず親が、大人が教育の在り方を変えていかなければなりませんね。
「初めての読書会で小林りんさんに出会えて嬉しく思います。りんさんのお考え素晴らしいですがやはり家庭環境が素晴らしい!そして愛さんとの一時間愛さんを身近に感じ、愛さんのお考え素晴らしい‼と感じた時間でもありました。愛さんにも魅せられました。私が小、中学時代、私の子供達の小、中学時代そして今の社会環境で自分を輝かせるためアイデンティティーを持ちハングリー精神とモチベーション育てていきたいです。初孫が誕生した6年前位から店の前の交差点で子供たちの通学見守りをしています。交通安全もありますが子供達の心の変化に少しだけ関わっています。(単におせっかいおばさんですが)
九九がまともに出来なかった私が6年生(55年前)で塾に行きたいと言い出しその先生の影響で発音記号で単語を覚え入学後の英語授業ではパーフェクトでした。そうなると人格も変わり少しずつ自信が持てるようになりました。まずは英語を好きになるキッカケ作りでインストラクターを目指します。また読書会参加したいです。よろしくお願いいたします。」
こちらこそ、バイタリティーあふれる方にご参加いただきとても嬉しく思っています。お母様やお父様だけでなく、おばあ様、おじい様のお力をあわせて、子どもたちを育てていきたいですね。
ということでたくさんのご感想ありがとうございました!
次回のバイリンガル読書会は6月を予定しております。
また詳細が決まりましたがお知らせしますね。
読書会は2か月に1回程度の開催ですが、もし、もっとしっかりと英語教育のことや、英語絵本の読み聞かせについて私、本澤愛と関わってみたいという方は、インストラクター養成講座のご受講をお勧めします。
- 「バイリンガル絵本クラブ」
- 「ママの英語絵本チャレンジ講座」
- 「バイリンガル絵本読み聞かせ初級講座」
の開講スキルを全国どこからでもオンラインで学ぶことができます。
3か月間、私と共にお時間を共有しましょう。
もし、ご興味のある方は説明会へどうぞ(^^)/
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