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『英語絵本の読み聞かせでバイリンガルを育てるママのためのすくすく音読メール』
(このブログは6月16日に執筆したものです)
こんにちは。
気温の高い日と、じとじとする日があって
なかなか体調管理が難しいですが、
いかがお過ごしですか?
6月から保育園や幼稚園が
始まって3週間目。
元通りとまではいきませんが、
通園のリズムが少しつかめてきた感じでしょうか。
さて、今日はお勧めの絵本を
ご紹介したいと思います。
タイトルは、
『We're Different, We're the Same (Sesame Street) 』
です。
アメリカで起こった事件を機に、
世界中で人種差別に対する講義デモが
起こっていますね。
二日前には渋谷でも4000人を超す
人によるデモがあったようです。
人種差別の問題は日本に住んでいるだけだど
あまり実感としてわからない部分も
多いのですが、
世界では、ずっと昔から現在までも
根強く存在するとても大きな問題です。
このような問題がクローズアップされるたびに
意識するのが自分の心の中にある差別意識です。
今回の痛ましい事件の場合、
死亡してしまった側の人を気の毒に思うとともに、
死亡させてしまった側の人の意識に想いを馳せると、
その人を非難するに値するほど、
自分の中には差別の心がないと言えるのだろうか?
という思いが沸き起こってきて、
とても複雑な気持ちになります。
同一民族、同調意識の強い日本では、
歌「世界に一つだけの花」by SMAPのような歌が
流行り、
「みんな一緒のようにみえるけど、
一人一人ひとり違うよね」
ってことを確認しあうような風潮がありますよね。
一方で、アメリカなどをはじめとする、
他民族、多人種の国々では、
「みんな違うけど、みんな一緒だよね」
的な意識をもつことはとても重要なことであって、
実際にそのような考え方を育てることが教育の中にも
頻繁に垣間見られます。
今回ご紹介した
『We're Different, We're the Same (Sesame Street) 』も、
セサミストリートとキャラクターと一緒に、
様々な肌の人や髪の人などが登場し、
みんな見た目は違うけど、同じ生き物で、
だから素晴らしいよね、と展開していきます。
この本は1992年の発売で、結構古い本なのですが、
アマゾンのレビューが370個以上もついていて、
しかも★5つの高評価だったので購入してみたのですが、
内容は期待通りとてもよかったです。
4歳の娘も興味深く聞き入っています。
この本の他にもいろいろ探してみると、
今回ご紹介した本のタイトルに似た
絵本や本がたくさんあるようです。
日本語の絵本にはあまり見慣れないテーマなので、
文化というか、生きる土壌の違いを感じます。
先日の渋谷のデモに参加した方の多くが
日本に住む外国人だったようですが、
今後ますます日本にもさまざまな人種の
方が住むようになっていくでしょう。
あるいは、日本ではなくても、
多様な人たちと生きていく必要がありますよね。
日本人にとっても人種差別に関する教育というか、
意識をなくしていくことって重要になるなと
感じています。
子どもに教えるために絵本を読もうよというと
ちょっと頭でっかちで、似非道徳的な感じになってしまう
と思いますが、
自分自身の中の差別の心に向き合うためにも
このような絵本を読んでみるのはよいのでは
ないかなと思います。
そうそう、この絵本、前回のバイリンガル絵本サロンで
も少しだけご紹介しました。
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