こんにちは!
今日は今朝から声が出なくなってしまった私。
明日、明後日とバイリンガル絵本クラブがあるので、
早く治さないとと思います。
さて、今日のテーマはまたまた「発音」です。
前にも同様なことをブログでお話したと思いますが、
私は、いろんな場所で赤ちゃんからの
英語絵本の読み聞かせをお勧めしています。
すると、
100人中、99人位のママから、
「発音が悪い私が英語の絵本を
赤ちゃんにしてもよいですか?」と
と質問されます。
その質問の背景には、
「ママの日本語なまりの英語を聞かせたら、
この子も発音が悪くなってしまう。」
という心配があるからです。
この「発音」に関する悩みは、
特に日本人にはとーっても根深く、
払拭することはほんとうに難しいなと
思います。
でも私は、
「はい。もちろん、発音が正確であることに
こしたことはないと思いますが、
ぜひ、読んであげてください。
読みながら、ママもお子さんも
ちょっとずつ正しい発音を身に着けたり、
改善するお気持ちで読まれると
よいですね」
とお答えします。
そのようにお答えしても、
「でも、やっぱり子供の発音が
日本語なまりになってしまうのが
心配です。」と
反論されることがほとんど。
それでも、
「我が家の場合は、
日本語なまりの強い夫が
息子に読み聞かせを毎日していますよ。」
としつこくお伝えしています。
「発音」に関する日本人の深い、深い悩みは、
1回や2回の話では納得されないので、
いろんな事例や研究などの交えて
何度かお話していく必要があるテーマだと
感じています。
ママの英語絵本の読み聞かせの
ちょっとした勇気づけとなるかどうかわかりませんが、
我が家では、上の息子の英語絵本の読み聞かせ
は主にパパが担当しています。
パパの英語の発音は、まさに典型的な
日本語なまりのある英語です。
そんななまり満載の発音を
2歳頃から、毎日息子は欠かさず浴び続け、
時々真似をして、絵本を自分で音読しています。
どんな英語への触れさせ方を
するのかは各ご家庭の方針で良いと思いますが、
我が家ではそうしています。
5歳になった息子は、最近は自分で読める本も
増えてきましたが、発音が良いか?
というとそうでもありません。
おそらく、多くのママさんが
期待しているような
かっこいい発音ではありません。
かなり日本語なまりのある
でも、時々、正しい部分もあるような
そんな発音です(笑)
モデルのCD音声と、パパと
ママの愛の子的な発音です(笑)
よかったり悪かったりが
混じっていて、読む本によって変化したり、
話したりするフレーズや時と場合によっても違います。
まだ発音がよくもわるくも完成していない
段階ともいえます。
英語を楽しく話したり、本を読む
息子を見て、私は、発音をとやかく
言う気になりません。
そもそも、私はあまり発音を重視してい
ないからです。
たくさんの英語に増えれば
いずれ、ある程度良くなるとも
思っているし、
そもそもネイティブのように
完璧に話してほしいなど
とも思っていません。
なぜかと言うと、
発音が良くても中身のない
英語を話す人々を見て、
「ああなりたい」と全く思えないのです。
ネイティブ並みの発音でも、
簡単な単語ばかりを並べ立てて、
やけに、「You know」や「Aha」
や「And aaaa」やらを多用しすぎる会話を
聞くと、はっきり言って、イライラします( ̄へ  ̄ 凸
5分話を聞いても、
何も残らないような会話をして
なんの意味があるのだとうと思ってしまいます。(  ̄っ ̄)
それより、たとえ日本語なまりがあっても、
的確なコメントや心に響くインタビューや
感動的なスピーチができる人を見聞きするたびに、
私も「ああなりたい」なと思うし、
子供たちにもなって欲しいと心から願います。ヾ(@°▽°@)ノ
相手に伝わる程度の正しい発音の大切さは
もちろん必要ですが、
基本的にはきちんと通じればいいと思っていて、
使う語彙とか、文法の正確さとか、またそれ以上に、
発言する「中身」の方がはるかに大事ではないでしょうか?
そのような話し方ができるようになるためには、
たくさんの本を小さいころから
読む必要があると思うのです。
ですので、いろんなジャンルの本の
読み聞かせを毎日じゃんじゃん
楽しくやってくれるパパに
感謝をしながらどっぷりまかせています。
まずは、日本語でも、
英語でもいろんな本に
触れ、語彙や知識を増やしたり、
絵本からいろんなことを考えたり、
親子で話す方を優先していきたいと思うのです。
「発音は、気長に、少しずつ、
身に着けていけばいいかな。」
とそんな気持ちで取り組んでみては
いかがでしょうか?
それよりも、今日の1冊を
家族で楽しみましょう!