6歳までにバイリンガルの基礎をつくる
一般社団法人音読協会代表理事の本澤愛です。
前回のブログでは、
音声付きの英語絵本を手に入れるための
サイトやガイドブックなどを紹介しました。
ところが、今日お伝えしたいことは、
「音声付きの英語絵本に頼り過ぎないで!」
です。
「ころころ話が変わるな~」と
気を悪くされないでくださいね。
私がお伝えしたいのは、
音声付きの絵本を読みながらも
ぜひ、音声なしの絵本にも挑戦していただきたいと
いうことなのです。
発音や英語力に自信のないママさんの
多くが、「CDの音声のある絵本」ばかりを
求めがちになる傾向があります。
確かに、CDの音声には
ネイティブのきれいな発音で、
プロの朗読が収録されているの
買って安心、使って役立ちますよね。
それを聞いたり、
真似をして読むことで
発音や読み聞かせを学ぶことが
できるので、おおいに活用したいものです。
ところが、多くのメリットが確かにある反面、
実は、デメリットもあるということもお話したいのです。
その一つが、音声付きの絵本は、
現在は、結構なタイトルが販売されてきてはいますが、
やはり数がとても限られているという点です。
おそらく、世界中で売られている
英語絵本のタイトルの数パーセントしかないと
言ってよいでしょう。
特に、一般の書店の洋書売り場には、
音声付きの英語絵本はあまり置いていません。
小さな洋書売り場だと、まったくおいていないと
いうことも多いですね。
ですので、本当に英語絵本の世界を存分に自由に、
楽しみたいと思ったら、
音声のない絵本にも挑戦する必要があるのです。
また、音声付のCDばかり頼りにして、
ただCDをかけ流すだけでは、
実際に、小さなお子さんに英語の絵本の楽しさを
伝えることはなかなか、難しいものです。
まずは、いちいちCDをセットするのは
結構面倒です。
小さなお子さんがいると
なおさら、CDの取り扱いが
難しくなります。
CDのディスクをいじりたがる
子供と格闘しながらのセットとなるはずです。
あるいは、目を盗んで急いで
セットするとか。
実際私も、CDのセットが、
かなりのストレスになるので、
ほとんどCDは使いません(笑)
CDなしでも、いいかなと、気楽な感じ
絵本を楽しんでいます。
また、なにより、お子さんは、
ママの声が大好きです。
大好きなママに絵本を直接読んで
欲しいと思っています。
ですので、CD付きの絵本を持っていると場合も、
ママの声で読むことを多くすることを心掛けて欲しいのです。
そして、ぜひ、音声のない絵本にも
挑戦して欲しいと思います。
英語絵本の選び方は、とてもシンプル。
まずは、なんとか自分でも読めそうな
1ページに、1語、1フレーズ程度の
易しめのものから初めてください。
そのような簡単な絵本を数冊を読み込んでいるうちに、
徐々に、自然と、以前は「ちょっと私には無理かも」と
思っていたような、絵本も読み聞かせができるように
なっていくものです。
すると、
「このサイトで購入できる音声付き絵本じゃないとダメ」
とか、
「普通の書店で、偶然見つけた絵本が気になるけど、
音声がついていないから買わない」
いうことがなくなり、
絵本選びがグーンと自由に、楽になっていきますよ。
それでは皆さんの、
英語絵本の世界がもっと広がりますように!