今日は、英語絵本を使ったシャドウイングについて
お話したいと思います。
シャドウイングとは、英文を読み上げているCDなどの
音声の後を、まるで影(シャドウ)のように、追いかけて
読む読み方のことです。
読み方と言っても、英文は見ないで、
耳だけで真似をしていきます。
前回ご紹介した、
『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』
の1文を例に見ていきましょう。
音声:Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? /
の最初の「Brown」が聞こえたら、すぐに真似をして
あなた:Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? /
のように、追いかけていきます。
同様に、
音声:I see a red bird looking at me.
あなた:I see a red bird looking at me.
のように、聞こえた瞬間にすぐに追いかけて
真似をして声にだしていく感じです。
日本語であれば、かなり難しいニュースでも
容易にシャドウイングできると思います。(*^▽^*)
試しに、テレビのニュースなので試してみてください。
ところが、英語となると、簡単な文章の
音声でも難しく感じるものです。
その原因は、「英語の耳」が
できていないためです。
「英語の耳」とは前回お話した、
英語特有のイントネーションや強弱などのリズム、
音の脱落や連結などに慣れているかどうかというものです。
特に聞き取れていな個所は、
「もごもご(ノ_・。)」となってしまたり、
声に出している音声の音の意味が
すんなりと思い浮かばなかったりしてしまいがち。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
最初から、ぜんぜんシャドウイングできずに、
すべて「もごもごもごも」となってしまうようでしたら、
それは、あなたにとって、レベルの高すぎる音声ですので、
もっとやさしいものから始めるとよいでしょう。
最初は、とてもやさしい英語絵本(CD付き)の
ものから始めて、徐々に英文の長いものに
挑戦するのがポイントです。
もしくは、前回お話した、
リピーティングやオーバーラッピングで
まずはじっくり音読をしてください。
それから、シャドウイングをすると
いう順番にするとよいでしょう。
わからない単語や表現が入っていない、
お気に入りの英語絵本を使って
感情をこめながらシャドウイングすると
もっと効果は出やすくなります。
(この理由についてはまた今後お話します)
シャドウイングを続けていると、
単に、英語絵本がスラスラ読めるようになるだけでなく、
会話もできるようになっていきます。
今までは、単語レベルで、たどたどしくしか
話せなかった人も、文レベルできちんと話が
できるようなれるのです。
やればやるほど、ぐんぐんと
英語の力になっていることが実感できるのが
このシャドウイングのすごい点です。
おうちで、ママがシャドウイングをすれば、
お子さんの英語のインプットも増えて
まさに一石二鳥ですね!
勉強とは思わずに、楽しく進められると良いと思います。
まずは、1冊の絵本から挑戦してみてくださいね!
それでは、今日も素敵な1日をお過ごしください。
(*^o^*)