今日は、音読で発音をよくする方法の入門に

ついてお話ししたいと思います。

 

音読練習は、おうちで、しかも難しい発音の

専門知識もなしで、だれでもできて、しかも効果絶大です。

 

ママがお家で音読する題材には、CD付きの英語絵本を利用するのが

良いでしょう。英文のレベルとしては、語彙や表現、文法でわからないところがない

とてもやさしいレベルの英語絵本を選んでください。

 

音読初心者向けの絵本でお勧めものが、以前のブログでもご紹介した、

『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』

 

発音の練習をされたい方は、CD付のものを準備してください。

 

この本の中には、

Red Bird, Red Bird, What do you see? /

 I see a yellow duck looking at me.

 

 

Black Sheep, Black Sheep what do you see?/

I see a gold fish looking at me.

 

のように、色や動物の単語が出てくるのですが

色や動物の英語の発音をじっくりすることで、かなり発音はよくなっていきます。

 

日本人が苦手とする、

RedのrやBlueのl

Purpleのpの破裂音、

Sheepやseeの音の違いを

 

意識して音読してみてください。

 

音読のポイントとして、色や動物の単語の部分を

意識してはっきりと、すこし大げさ目に、言うようにしましょう。

 

発音が苦手だという方のほとんどが、日本語の発音のままで、

RedやBlueを発音してしまっています。

 

Redは「レッド」ではありません。

Blueは「ブルー」ではありません。

 

英語の発音はカタカナで表記できませんので、

CDの音源を聞いて、それをそっくり真似してください。

 

また、Redなどの単語ベースで発音の練習をするのではなく、

Red Bird, Red Bird, What do you see? のように文単位で声に出すようにしましょう。

 

(この理由については、また別の機会にお話したいと思います。)

 

色や動物の名前はこの他の英語絵本でもたくさん出てきますので、

この1冊でしっかり発音をよくできれば、

他の本でも、綺麗な発音でお子さんに読み聞かせが

できるようになっていきます。

 

英語の発音にコンプレックスのある方は、

ぜひ、この1冊でじっくり練習してみてくださいね。

 

『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』 についての補足:

著者:Bill Martin Jr イラスト:Eric Carle 出版社:Puffin 

形態: ハードカバー/ペーパーバック/ボードブック/CDなし/CD付きなど多様

日本語では「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールの絵本です。さまざまな形態で出版されていますが、お勧めなのが、絵本の英文が丸ごと歌になったCD付きのもの。収録されている歌は、0歳の赤ちゃんから大人まで心地よく、口ずさむことができるメロディーです。変わった色の動物たちが登場します。赤ちゃんと歌ったり、1~2歳程度のお子さんではれば、CDを流しながらページをめくったり、3歳以降であればテキストをすべて覚えてしまって、一人で1冊読める子も珍しくありません。