新学年が始まって、少し一息つけた週末、
多摩六都科学館に行ってきました!
東京都西東京市にあって、1億4000万という世界最多級の星を
映しだすことができるプラネタリムがある科学館です。
自宅から車で約1時間。巨大な白いドームが立ちはだかっているのが目に入ってくると、
テンションがぐぐっと高りました。「おおきな、おまんじゅうみたい」と娘。
今回はこの白いドームの中で娘と私は2つ、
夫と息子は3つの宇宙に関するプログラムを見ました。
ドームがとても大きく、写りもとてもきれいで迫力満点。
まず最初に「ペガロク宇宙きまぐれ旅行」を見たのですが、
丁寧な季節の星座の解説があり、わかりやすく面白かったです。
ペガロクというのはこの館のキャラクターです。
ゴールデンウィーク前だったということもあり、とても空いていて、
良い席からゆっくり見ることができました。
(プラネタリムの場合は、前の席にいくと、首と目がすごく疲れるので、
真ん中よりも上の席を確保すべし。これ重要。)
中学生以上対象に、大人のプラネタリム上映も定期的に開催されているようです。
宇宙に感心のある大人って結構いるもんなんですね。宇宙がブームの昨今、
ますます関心のある方は増えていくかもしれませんね。
館内には力や重さや光などを感じたりできる体験プログラムも充実していました。
春休みに行った、「はまぎんこども宇宙科学館」よりも対象年齢はあがって、
大人もしっかり楽しめる内容になっています。
「チャレンジの部屋」では、「実物元素周期表」がリアルで、
「ぼくの下敷きにのってる元素記号の本物だ!」と大喜び。
やはり、記号だけでなく実物を見ると興味がわきますね。
ジャイロ効果などの物体の運動についてもわかる展示物も興味深かったです。
「しくみの部屋」では、時計の仕組みやリニアモーターカーの仕組みがみられました。
特に息子はピアノの仕組みが面白かったようです。
家にあるのは電子ピアノなので、まったく中の構造がみられません。
(ピアノの先生のお宅には2台のグランドピアノがあり、
よく中の構造を隙間からじろじろ見たりして遊んでいてしかられているようです)
ランチは休憩所で持参のおにぎりを食べたのですが、今回も息子は「食べてる場合じゃない!」と、
早々と切り上げて、夫と一緒に体験室に行っていました。娘と私の女子チームはゆっくりまったり。
ほかにも、からだの部屋や自然の部屋など多岐にわたる展示物がありました。
とんぼや犬が観ている世界を体験できるマシーンもあります。
娘もわりと楽しんでいました。
ふりこの原理やくうきの働きのコーナーでは
親切なシニアのスタッフがたくさん解説してくれました。
娘も熱心に話を聞き、私も勉強になりました。
展示物も通常のプラネタリム上映もおもしろかったですが、
今回、最高に良かったのは、大型映像「ボイジャーの終わりなき旅」でした。
(英語でも音声貸し出しサービスがあるようです。)
1977年に打ち上げられた2機の無人惑星探査機「ボイジャー」がどのように旅をしていったのかが迫力ある大型映像と解説付きでみることができました。初めて天王星と海王星をとらえた映像がすごかった。宇宙船の中から見ているような不思議な感覚で楽しめました。息子はしばし言葉なく震えてました。興味のあるものを見ると、ぼーっとトランス状態に。
私(現在42歳)が生まれる前から宇宙にいて、ずっと旅をし続けているボイジャー。
今は地球から約187億光年離れた場所にいるボイジャー。光年とか言われると、
もうどんだけ遠いのかわかりませんが、ずっと旅を続けてると思うと、すごいですよね。
いったん、ボイジャーとは通信が途絶えたそうですが、通信機能が改良されて、
数年前から通信が再開されたなどの朗報も聞かれますし、今後も
息子とその動向を見守っていきたいです。
お土産に、隕石と宇宙で培養した(?)乳酸菌の孫(?)が入ったグミを購入。
グミはいつものスーパーで買うグミと変わらない普通のお味でした(笑)けど、
宇宙好きは楽しめるアイテムですね。無駄に買ってしまう..。
娘は、この館のキャラクターである「ペガロク」を手にして大喜び(笑)
無駄なお金を使ってしまったかも...。
隕石はレプリカかと思ったらなんと本物なんですって(館の方に確認済)
ラベルにこの隕石が発見された場所と年として、
「アルゼンチン、1576年」って書いてあります。
ということは、450年前に発見されたってこと?!
450年前に、アルゼンチンのどんな場所で、誰に発見されて、450年もの長い間、どこに保管(?)されていて、はたまた、はるか日本の西東京市の現在のプラネタリムにまで届いたのでしょうか? その経緯がものすごく気になる~
世界はわからないことだらけ!
家族4人で一日たっぷり学んで、遊べる施設は本当にありがたいです。
また、夏休みにはブラックホールに関するプログラムが上映されるようなので
利用したいなと思います。
下記が家に帰ってきてから息子と見た映像です。
宇宙関連の情報は当たり前ですが、英語が多いので、
英語が分かるとよりいろんな情報を得ることができるなと思います。
例えば、この動画のように簡単は1~2行の英語のキャプションが
読めると読めないとでは理解度が大きく違ってきます。
理解できることの深さが違えば、興味の広がりも違ってきます。
息子の場合は、宇宙の基本的な用語の知識があり、簡単な英語は読めるので、
その知識と英語のスキルを掛け合わせると、このような動画も十分に理解し、
楽しむことができます。
小学生までは、「英語を読む」ことよりも「英語を聞いたり話すこと」に
重点を置くという考え方もあります。
確かに「英語を聞く」ということは大事ですが、
「英語を話す」ことはまだ先でも良いと思っています。
小学生の段階では、そんなに話せなくても良いから、
読む力をつけていく方が良いと私は考えています。
日本に住むお子さんにとって英語が読めることの恩恵は計り知れません。
もし、このブログをお読みの方で、4歳~8歳位の年齢のお子さんをお持ちの方で、
お子さんに英語の読みの力をつけたいとお考えの方は、
音読協会が提供する「6歳からの英語絵本入門講座」をご受講をお勧めします。
もっと小さい0~3歳のお子さんをお持ちの方は、
「赤ちゃんから始める英語絵本初級講座」がお勧めです。
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