4月の読書メーター | なみかぜ書店のブログ

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4月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2876
ナイス数:236

TRACE 東京駅おもてうら交番・堀北恵平 (角川ホラー文庫)TRACE 東京駅おもてうら交番・堀北恵平 (角川ホラー文庫)感想
★★★★✩ Kindle unlimited このシリーズを久しぶりに読んだ。次のLAST でこのシリーズを完走することになる。藤堂比奈子シリーズの完結時のロスを再び感じることになるな。#堀北恵平
読了日:04月29日 著者:内藤 了
銀座「四宝堂」文房具店 (小学館文庫 う 15-2)銀座「四宝堂」文房具店 (小学館文庫 う 15-2)感想
★★★★★ Audible 江戸末期創業の銀座の老舗文房具店の三十代の店主がそこを訪れる人の抱える問題を優しく受け止め、解決していく心が温まるストーリー。キャラクター設定や舞台など全然違うが、「深夜食堂」をなぜか思い出した。次巻が楽しみな作品。
読了日:04月28日 著者:上田 健次
じい散歩 妻の反乱じい散歩 妻の反乱感想
★★★★✩ Audible 大正生まれの明石新平爺さん、息子三人に恵まれたが、長男は引きこもり、次男は自称長女のゲイ、三男は事業の赤字を親に埋め合わせさせることしか考えないクズとなかなか大変な家庭環境、第二弾の「妻の反乱」では妻は認知症、要介護になり、さらに苦境に立たされる。それでも日々運動、散歩と元気に生きている。
読了日:04月22日 著者:藤野 千夜
リカバリー・カバヒコ (文芸書・小説)リカバリー・カバヒコ (文芸書・小説)感想
★★★★✩ Audible 「青と赤とエスキース」の著者だったと後で知った。ここしばらくミステリー疲れ、特にイヤミスで心が痛んでいたので、癒しになる作品を選ぶようにしている。家の近くにもカバヒコがいてほしい。人々の救いを求める気持ちや感謝の念がアニマルライドに集まることで依り代となるのかもしれない。
読了日:04月20日 著者:青山美智子
店長がバカすぎて (ハルキ文庫 は 15-1)店長がバカすぎて (ハルキ文庫 は 15-1)感想
★★★★✩ Audible NHKの「ひるまえほっと」のコーナー「中江有里のひるまえ図書館」で「アルプス席の母」が紹介されていた。同じ著者の本。中江有里さんが「絶妙のタイトル」とおっしゃっていたが、この「店長がバカすぎて」も著者のネーミングセンスが光っている。心が少し弱っているのか、ここのところ、ミステリーものがちょっとだけキツくなっている。この物語はちょっとだけミステリー要素もあり、主人公や彼女を取り巻く人々の面白さもあって楽しい。
読了日:04月19日 著者:早見 和真
成瀬は天下を取りにいく成瀬は天下を取りにいく感想
★★★★✩ 本屋大賞受賞作品は期待を裏切らない。
読了日:04月13日 著者:宮島 未奈
逆ソクラテス (集英社文庫)逆ソクラテス (集英社文庫)感想
★★★✩✩ Audible 見事な伏線回収といった期待値が高過ぎたため、★3つになってしまった。伊坂幸太郎作品、本屋大賞ノミネート、著者自信作などなど、全然知らず、それこそ先入観なしにこの作品に出会えていたら感想はもっと違ったものになっていたと思う。
読了日:04月10日 著者:伊坂 幸太郎
ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫)感想
★★★★✩ Kindle unlimited このシリーズにハマりそうだ。Audibleにはないのが残念。
読了日:04月06日 著者:三上 延
銀河鉄道の父 (講談社文庫)銀河鉄道の父 (講談社文庫)感想
★★★★★ 「家康、江戸を建てる」と同じ著者の本。宮沢賢治の父の視点で宮沢賢治の短い人生を描くという、アイデアが秀逸と思った。史実とフィクションの境界が見えにくいため、「永訣の朝」のトシの言葉や背景もホントのところは解らないが、宮沢賢治の著作の解釈に深みを与えてくれる。
読了日:04月06日 著者:門井 慶喜

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