産後の坐骨神経痛はなぜ起こる?
先日、35歳以降に出産を経験されたお客様が
産後の腰痛やお尻、脚の痛みでご来店されました。
これは坐骨神経痛の可能性があります。
実は、産後は坐骨神経痛が起こりやすい時期なのです。
産後の骨盤トラブルの根本的な原因
お話を伺うと、お客様が痛みを訴えて指差した部位は仙腸関節でした。
まさに、坐骨神経痛は「仙腸関節の緩み」からくるものです。
仙腸関節とは、ハート型の腸骨と真ん中にある仙骨を繋ぐ関節です。通常はほとんど動きませんが、出産時には赤ちゃんを産むために靭帯が緩み、大きく開きます。
なので、産後数ヶ月の間は、特に注意が必要です。
産後すぐ、無理な動きをしたり、体への負担が大きいと、骨盤のアライメントが崩れて不安定になってしまうのですが、お客様も産後すぐに動いたり、自己流で腹筋をされていたそう。
この不安定さが坐骨神経痛や産後太りにつながっていました。
そして、
産後の坐骨神経痛や産後太りの根本的な原因は、
「骨盤まわりの筋力および血流の不足」にあります。
そもそも出産には大きなエネルギーを要しますし、産後もまともに寝れない中で育児に追われて疲弊します。特に35歳以上での出産は体への負担が大きいため、より慎重なケアが必要です。
産前産後のセルフケア
-
産前のスクワット:いきむ力をつけ、骨盤まわりの血流を豊富にします。
-
骨盤ベルトの活用:不安定な産後6ヶ月くらいまでは、骨盤をサポートするのに効果的です。
-
適度な運動:産後の回復に合わせて、無理のない範囲で体を徐々に動かしていきましょう。
ただし、これらの対策だけでは不十分な場合もあります。
特に35歳以降の出産は、体の回復に時間がかかることがあります。
出産と育児で疲弊した体に、さらに更年期の影響も重なるからこそ適切なケアが重要です。
スタジオルーツ盛岡では、
体の使い方を変え、内臓をケアすることで、坐骨神経や腰部への負担を減らし、根本的な解決を目指します。
育児や仕事を楽しみながら、
快適に過ごせる体づくりを一緒に始めましょう。
ご来店、心よりお待ちしております。