対策次第で、楽になる!
今日は、「冷えと陣痛」の話です。
陣痛といえば
やはり痛いイメージがあると思いますが、
対策を知れば過度な不安は減ってくると思います。
できることからコツコツやって、スムーズなお産につなげましょう!
陣痛の痛みは倍増も半減もできる。
赤ちゃんを押し出すのは「陣痛の力」です。
陣痛に必要なホルモンは血液にのって運ばれ、それを子宮が感知して陣痛が起こります。
のですが、こちらの論文にもあるように
冷えがあると、お産が長引くと言われています。
先ほどの陣痛のメカニズムを考えても、
確かにおなか&子宮の血流が良くなかったら、効果的な陣痛が起こりづらいですよね。
そうなるとお母さんにとっても赤ちゃんにとっても、MAXに痛い状態が続き、お産が長引いてしまうことになります。
また、陣痛の痛みを分解して考えてみると
① 骨盤が開く痛み
② 子宮が収縮する痛み
③ 子宮口が開いてくる痛み
大きくこの3つに分けることができます。
check!|冷えと陣痛のこと 01
冷えや運動不足があると
①〜③どれも痛みが増大する と考えられます。
実際に、助産師さんによると、お産が進みにくい妊婦さんの足を触ると冷え切っていることが多いのだそうです。
ということはですよ?
冷えをケアしていれば、陣痛の痛みは半減できる!ということだと思いませんか?^^
スムーズなお産のためにできること。
というわけで、
これまでのシリーズをまとめると
○ 冷えがあって、運動不足だから骨盤が硬くて、骨盤が開く時に砕けそうに痛い。
○ 冷えがあって、子宮収縮がより痛く感じる。
○ 冷えがあって、血流が悪いから、有効な陣痛がなかなか来ない。
check!|冷えと陣痛のこと 02
「出産が痛すぎた!長引きすぎた!」という時は、
以上のような原因が考えられるので、対策が可能です◎
- 冷えている方は冷えの解消に努め、冷えの自覚がない方も冷えない生活を心がける
- 妊娠前からしっかり歩いたり、ヨガやピラティス、産前産後ケアに通ったり、骨盤まわりの筋肉をしなやかに育て血液が流れる体にしておく
- 妊娠中は頭や目を使いすぎず、夜はしっかり休む
そんな準備ができていれば
出産も「どんとこい!」「なるようになる!」
緊張や不安はあっても、落ち着いた気持ちで迎えられて、楽しめそうな気がしませんか?
どんな選択するかは自由ですし、
もちろん絶対的な正解もありませんが◎
どんな選択がお好きですか?
これが、わたしが好きな選択肢です。