その緊張はどこからくるのか

身体の内外から不調の原因をつきとめ

痛みと動きを改善する鍼灸院

おんだ鍼灸院　恩田です！

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前回までのブログでは

固有受容感覚がうまく働かないと

体がいまどういう状態にあるのかを

脳みそが認識出来ず

「危険」と判断され全身を緊張させる

その場合

普段使ってない筋肉や関節をしっかり

動かし固有受容感覚を高めることで

緊張が取れてくると書きました

しかし、なかには

適切に運動を行ってもなかなか緊張が

取れない方もいらっしゃいます

そういった方の場合

視覚や前庭（バランス）覚の機能が低下

している可能性も考えられます

なかなかのバランス感覚

視覚とは

単にどれだけ遠くが見えるか？の視力とは違い

・対象をしっかり捉えて固定できるか？
・その周囲の景色も認識できてるか？
・動くものをスムーズに追えるか？
・素早く正確に見る対象を切り替えることが出来るか？

などの機能と関係します

前庭覚は

・自分の体がどれだけ傾いているか？
・前後左右どの方向へ進んでいるか？
・回転の方向や速度はどれくらいか？

などを感じとる感覚です

それらの情報は全て脳みそに送られ
それを元に無意識レベルで調整されます

もし、視覚や前庭覚に問題があり

見えてない場所がある
体が傾いて転倒するかも

という情報が送られていたら

脳は不測の事態に備えて体を緊張させて

しまう可能性があります

その場合、固有受容感覚の入力だけでは

緊張をとることが難しくなるので

適切な視覚や前庭覚の刺激を入れてあげる

ことが必要となります

自分自身もまだ勉強中なのですが

意外と視覚や前庭覚の機能が低下している

人は多い印象です

緊張がうまく抜けないと

疲労も取れず、治癒力の低下にも

繋がるため

なぜ体が緊張しているのか？

その緊張はどこからくるのか？

を把握することが治療にも必要となって

くるため大切な要素です

ちょっと前に

二日酔いの状態で前庭覚のテストをしたら

当たり前ですがモロに陽性が出てました！笑

少量のお酒はストレス発散や血流の巡りを

良くしてくれますが

飲み過ぎは注意です