妄想で暖を取る | 温故道日誌

温故道日誌

愛知県名古屋市千種区
訪問鍼灸マッサージ院
【温故道】です。
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「あの~、すみません。

    おでんの出し汁、くださいませんか。」

。・°°・(>_<)・°°・。

16年前  全日制高校を辞めて

16歳で働きながら
当時お金苦しかったし

不良債権になったからには
家に帰りづらかったりもして

でも秋冬~初春の夜は寒くて

色んなコンビニを原付で巡って
おでんの出し汁を物乞いしてた私。。

はぁ、懐かしい。


出し汁をくれる夜勤店員さん
出し汁をくれない夜勤店員さん

数をこなすと 
見ただけで分かるようになる。


出し汁だけでは可哀想だから
と食べ物をくれる店員さんも

数をこなすと
見ただけで分かるようになる。


《出し汁くれる夜勤店員さん  見極め名人》

なんてカッコ悪すぎる(^◇^;)


今日の午前中、
江戸川区は小雨さらさら。

冷たい雨の中の自転車でも

マスクの下で
怪しい笑顔を満開にする位

面白いことを思い出せば
全然寒くないんですよ。

でも本日の妄想による暖取りは 失敗。

。・°°・(>_<)・°°・。

ちょっと前は  
こんなこと・あんなこと
この時代のころを思い出すと

「アホなことしてたなぁ」

って笑えてたけど、


娘が生まれて
歩いたり話したりするようになって
初めて

「私はなんて
   恐ろしいことしてたんだ」

って気づきました。


娘が16歳になって

もし16年前の私みたいに
夜中に原付でコンビニ巡りなんてしてたら

私は心配と恐怖で
気が狂ってしまいます。


つい先日も
娘が横断歩道を渡る途中で
ニヤリと笑いながら
直角に右折し走り出した瞬間、

心臓から炎のようなトゲが出て

「危ない!!

   ……っつってんのが 分からんか!?」

と右腕をムチのようにしならせて
娘の胴体を掴み、
グイっと手元にたぐり寄せ

ブチンと キレてしまいました。


でもよく考えたら
私の方がもっと危ないこと
いっぱいしてきたよね。

お母さん、ごめんなさい。


子供は好き。

心から愛している。


だけど育てられる自信が無い。

自分に自信が無いから
自分にだけは似て欲しく無い。


なるべくパパ(夫)に似て欲しいし、
(朝寝坊は似て欲しく無いけど)

なるべく保育園の先生や友達や
ご近所の親切な方々など

沢山の人から 沢山の影響を受けて

自分の道を 切り拓いて欲しい。


でも  バッチリ私の口癖を真似て

「こりぇ、かいまっす。

   りょーしゅーしょ
    わけてくだしゃい。

   (これ、買います。
    領収書 分けて下さい。)」

とニトリのランドセルを背負ってた
2歳の娘。

{E933B06B-2E3E-4FF1-B251-4E5B40836D6C}


「それ(ランドセル)4年 早いし。

  りょーしゅーしょ 13年 早いし。

  そもそも、経費にならないし。」

と店先で
娘の発言に  真剣にツッコミを入れてたら

「けーひ

   (経費)」

という単語を
娘は覚えてしまった。

「けーひに  ならないのよねぇ。
    こまっちゃうねぇ。」

と店先で叫び、

帰宅してからは
お人形さんに

「りょーしゅーしょ、
    はらってくださいって
    けーひにならないのよねぇ。」

と若干 支離滅裂ながらも
必死に説明していた娘。


*・゜゚・*:.。..。.:*・'Σ(゚д゚lll)


それを思い出して笑ってたら、

全然寒くなくなって、

気がついたら、
雨もあがってました。

*・゜゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゚・*

゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・

妄想で、暖をとる。というECO。