「 時ならず 食わず 」
その時期のものでなければ
口にはしない 食べない
~ 孔子 論語 より ~
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先日3/20 春分を迎えました。
春の食べ物が美味しくなる時期です。
・
半蔵門の鍼の先生が
口をすっぱくして言っていた
「天も・地も・食べ物も、春になった!」
「旬のものを食え~!」が
天から聴こえてくるようです。
先生、他の世界にいっても
元気にどなってますか?
(^^)
毎週水曜の
愛知鍼灸往療は
とめどなく休憩なく
《菜の花と イカの沖漬けの 海苔巻き》
実母が「帰りの新幹線で食べてね」
と手渡してくれました。
これ、めちゃウマです。
*・゜゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.
『なんでこんなに穏やか良い母なのに
なんで私は
こんなにガツガツした不器用な娘(私)に
なっちまったんだろ~なぁ。
私はお母さんみたいになれないなぁ~』
と自己嫌悪を 一瞬した後に
『うわっ、うまい!ウマすぎ!』
パクパク食べちゃいましたよ~
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
少し遡りますが
今朝は3:30に起きて
家事と準備しようとしたら、
珍しく娘が泣いて起きちゃって
「お母さ~ん!ママぁ~!
やだぁ~
うっちゃんも行く~
。・゜・(ノД`)・゜・。」!
ってギャンギャンしてました。
ここで可哀想とか言ってたら
本当に可哀想で終わっちゃう。
・
私「あら、そうなの?
保育園休むの?」
娘「む! やすむ!」
私「へぇ、いいの?
今日の保育園の献立は、、、
カレーうどんと
カボチャの甘煮と
バナナだって!
オヤツは、
海苔巻き煎餅とお茶よ」
娘「………(ぴくっ)………」
私「お母さんは
春分すぎた今時期に
カボチャとバナナは
絶対に出さないよね。
春は身軽に飛び立たなきゃ~だから
身体を重くするカレーうどんも
基本出さない。
お煎餅やお菓子も買ったことない。
保育園に行けば全て
堂々と食べられるのにね。」
娘「………(ぴくっ、ぴくっ)………」
私「保育園、行く?」
娘「………行く!」
私「お、さすが!」
そこで間髪入れずに
夫「さぁ、今お父さんのとこに来たら
広島名物もみじ饅頭とイチゴ
デザートにつけちゃうよぉ♬」
(自分の魅力に自信ないパパの奥の手(^_^;))
への字口のまま、夫のところへ行き
娘「おかぁさん、いってらっしゃ~い」
と手を振る娘。
(・◇・)/~~~
この話は患者様にウケてました。
☆
うっちゃん
我慢ばかりさせて、ごめんね。
そして
2歳なりの損得勘定が
出来るようになったね。
。・゜・゜・。
「時ならず、食わず」は
その季節に対応する臓腑を 守り 養う
食養生の基本です。
朝は卯の刻(胃) 良いものをたっぷり
昼は午の刻(心) 好きなものを適度に
夜は酉の刻(腎) あっさりしたものを少し
という三食の使い分けも 大切です☆
*
そして
「そのものの中身を『理解』し」
「そのものが『大好き』で」
「それをしていて『楽しい』『嬉しい』」
それは多少の不摂生さえ
丸呑みしてしまう
心の養生法の 基本 です。
*
娘に。
美味しく、楽しく、食べられましたか?
・
これから好きなもの
親よりも大切なもの
どんどん見つけてください。
(母は今日
カレーうどんに負けました)
・
そして
その好きなものの
本質をよく見て理解した上で
あなたにしか分からない
『楽しい』『嬉しい』を
突き詰めてみてほしい。
それを
人に 社会に
還元できるようになったら
それは
かけがえのない財産になります。
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さぁ。
お迎えに行きますよ~*\(^o^)/*
