【地】の《春》 | 温故道日誌

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愛知県名古屋市千種区
訪問鍼灸マッサージ院
【温故道】です。
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立春

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【地】の《春》

春節
またまた
新しい一年の始まりです。

旧暦でいうお正月。


愛知にいた時は、

中医気功の先生(中国ご出身)や
母方祖母(昔中国に住んでいた)が

「水餃子」を

毎年食べさせてくれました。


中医薬膳の先生によると

餃子には
『陰陽交わり転ずる』という
意味もあるらしく

今日は「水餃子」食べたいですねぇ。

美味しく作れるかは、、、
、、、、、自信なしですが。

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆  

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水餃子といえば、白菜。

白菜といえば、、、

今となっては笑い話ですが、
鍼の先生には

「食べもの切ったとこから
   細胞が死んでく!
   白菜とキャベツは丸のまま!」

と言われていて、

みじん切りやイチョウ切りすると
すんごぃ怒られていたので、

結婚前
一人暮らししてたころ、
白菜1日1玉、
消費してたんですよね。

お腹いっぱい
苦しかったんですよ。。。

(^^;)

1年たって、先生のご長男さんに

「キャベツや白菜は1玉買って、
    外から1枚ずつ剥がして
    料理に使うってことだよ。」

と教わり、

「丸のまま使うって
    そういうこと!?」

と拍子抜けした思い出があります。

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東洋医学の運命学に
「四柱推命(正しくは子平推命)」
というのがあって、

私が自分でも
当たっているなぁ~と思ったのは

《目上の人・多方面の先生から
    受け取るものが多い》

ということ

《仕事が好き》
《嫌いなことやると
   アホみたいにすぐ体調崩す》

あと

《自分の後継者を育てるのが下手。
    というか、育たない》

というところ。苦笑。


確かに
《先生から受け取るものが多》くて

鍼、中医薬膳、中医気功
どの先生も私にとって

鍼灸臨床や生活に即活かせるものを
古典や理論に基づいて
しっかり伝えてくださる

そんな素晴らしい先生に
出会えました。


季節に合わせた
食べ物や養生も沢山沢山

教えてもらって
食べさせてもらって

ほぼ餌付けなんだけど(汗)

これが一番みたいで、
身体が勝手に覚えちゃう。

寒くなると食べたくなるのが
ちゃーんと冬の旬のものになり、

不調になると食べたくなるものが
ちゃ~んと体質を改善するものになり、

後で
中医薬膳の本や本草綱目を読むと

「あぁ~やっぱり」

と納得できて、
身体じわじわホカホカ。


どの先生からしても
私は一番弟子にはなれなかったし
きっと記憶の片隅にも無いだろうから、

《師匠》と呼ぶにも、おこがましい。


でも、どの先生も
こんなヘッポコな私にも

古典と臨床の共通理解点を
何度も紐解いてくださり、

臨床の海の向こう側にある世界を
垣間見せてくれる、

自分の手では届かないような
チャンスをポーンと与えてくれる、

そんな素晴らしい先生でした。


私は、
そんな先生のようには
なれないんですよ。

講師の資格も取ったし、
鍼の会で学務とかやったけど、

やっぱ向いてない。


や~め た!


そう開き直っていたところに、

娘が生まれる。


娘の推命は
際立って
運が良いわけでもないのですが、

社会から守られ
目上から可愛がられ、

仕事はちょっぴり周りから
後押しがいるけど、よく伸びる

家庭も温和で、

子供や後継者を育てるにも恵まれる、

だそうで。


娘を後継者にするつもりは
サラサラないけど、

娘がどんな業界で生きて行くにしても
養生法は必ず活きてくる。


だから、
今まで鍼灸臨床と自分の生活でしか
行かせていなかった養生法を

家族全員が自然と理解して
実行できるように

少しずつまとめていきたいな

そう思っています。


【天】は《春》

【地】も《春》

食べ物の《春》の旬は
まだもう少し先。

だけど、

餃子で陰陽転じつつ

海藻とかモヤシとか食べて
お通じは  今頃から良くして

身軽に飛び立てるように
しておきたいですね。

⊂((・⊥・))⊃