吉原大門(おおもん)
今日紹介する絵は、吉原大門です。
作家が時代劇を描く事になり、江戸の街の情景を描いていた時期があったのですが、その時に作成した背景の一つです。
吉原遊郭を舞台にするにあたって、尤も象徴的な場所です。
友人がこの近所に住んでいるので、日本堤のあたりはよく車で通るのですが、大門交差点のあたりには今ガソリンスタンドがあって、かっての面影はほとんどありません。
現在の吉原大門跡推定地
この絵の作成にあたって、簡単な考証をWeb上で確認しながら進めました。
特に江戸時代に描かれた図版は参考になります。
ただし、こうした画像は二次使用にあたって権利関係が未確認なので、ここでその紹介はできません。
ご興味を持たれた方はこちらのリンクで是非、画像検索して下さい。
さまざまな時代の吉原大門を見ることができます。→☆
考証によって確認できた事が幾つかあり、例えば建物の2階の前面に糸屋格子が取り付けられていたり、屋根上に必ず防火用の水桶が置かれていた等が上げられます。
格子が壁面に取り付けられていた事もあり、軒の張り出しが極めて小さい、独特な圧迫感が印象的な建物です。
こちらの作画にあたっては、デジタルソフトを使用して作成。
今から2年くらい前の仕事だったと思います。
過去の絵図を参考に棟札を多数書き足して仕上げましたが、今見ると少々オーバーだったようです。
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