マッシュ「うーん.....
エドガー「どうした?
マッシュ「カイエンさあ、なんかイマイチ元気ないと思わないか?
エドガー「確かに。最近あまり剣の稽古もしていないな。まあ過去にあれだけのことがあっては無理もない。
マッシュ「...ドマ、行ってみねぇ?世界が崩壊してから行ってなかったよな?
.....カイエン!俺ちょっと行きたいとこあるんだ!付き合ってくれよ。
カイエン「拙者が、でござるか?
(ドマ城)
カイエン「ドマ.....
マッシュ「これはひどい有り様だな...
セリス「私が止められたら...
カイエン「おぬしのせいではござらんよ。
マッシュ「そうそう。今のセリスなら分かんないけどあの時のセリスじゃ無理だって。
さ、中見てみようぜ。
セリス「あっ宝箱♪
マッシュ「おーいテンション変わり過ぎだって。
セリス「ご、ごめんなさい...
カイエン「構わぬよ。ここにあっても意味のないもの。持っていくでござる。
ゴゴ「あっ宝箱♪
マッシュ「ほらセリス。ものまねされてるぜ。
セリス「えっ私ってあんな感じ?
マッシュ「おう。めちゃくちゃあんな感じだぜ?
マッシュ「さて、ひと通り回ったか。もうこんな時間だし、ここで寝るか!
セリス「えっここで?
マッシュ「おっ結構ベッドフカフカだぜ。おやすみー。グガーッ!
セリス「寝つくの早過ぎよ!!
ゴゴ「グガーッ!
セリス「イビキのものまねしないでよ!!
はあ。こんな状況じゃ寝れないわよ...ねぇカイエン?
カイエン「.........
セリス「寝てる!?
(次の日)
セリス「ん。寝れたんだ。私すごい。
マッシュ「ああ寝た寝た!!
ゴゴ「ああ寝た寝た!!
マッシュ「あれ?カイエンまだ寝てるのか?おーい。カイエン。カイエン。起きろよ。
セリス「起きない...
(怪しい3人組の子供が入って来る)
――「私の名前は、レーヴ。
――「私の名前は、ソーニョ。
――「私の名前は、スエーニョ。
ゴゴ「私の名前は、スエーニョ。
マッシュ「こんな変なヤツのものまねすんなよ!お前ゴゴだろ!?
――「我ら、夢の三兄弟。
――「この人の、心はいただいた。
――「この人の、心はいただいた。
――「この人の、心はいただいた。
ゴゴ「この人の、心はいただいた
マッシュ「おーい四兄弟になってるってー。
――「今日は、ごちそう。
――「今日は、ごちそう。
――「今日は、ごちそう。
ゴゴ「今日は、ごちそう。
マッシュ「あーゴゴがマジでうるせえ!!
(カイエンの中に入っていく三兄弟)
マッシュ「「待て!!
(三兄弟を追ってカイエンの中に入っていく)
(夢の世界)
ゴゴ「う...あれ俺1人?ヤバイ俺1人はヤバイ。誰かーーー!!
あっ!
――「夢の中まで追ってくるとは。三人そろわずに戦うのは、分が悪い。ここは、いったんおさらばしよう。
ゴゴ「おい。
セリス「う...ここは...夢?
ゴゴ「う...ここは...夢?
セリス「...ゴゴって、ホントめんどくさいわね。さあマッシュを探さないと。
ゴゴ「ゴゴって、ホントめんど
セリス「もういい!!黙る!
ゴゴ「もういい!!黙る!
(マッシュが倒れている)
――「夢の中まで追ってくるとは。三人そろわずに戦うのは、分が悪い。ここは、いったんおさらばしよう。
マッシュ「あイテテテ...なんなんだよここ?
ゴゴ「あイテテテ...なんなんだよここ?
マッシュ「あいつらぶっ倒してやる!行くぜ!
セリス「すごいマッシュゴゴの扱い慣れてるわね!やっぱり無視よね!
――「我ら、夢の三兄弟。
三人そろったからには、逃がしはしない。
マッシュ「ヘヘッ、俺たちに勝てるかな?夢幻闘舞!
ゴゴ「ものまね!夢幻闘舞!
セリス「たたかう!(追加フレア)
(魔法攻撃を盾でふせぐセリス)
スエーニョ「...正直もっと早く来てほしかった。お前ら強すぎるわ!!
マッシュ「それはすいませんねぇ。とどめだ!夢幻闘舞!
(消えていく三兄弟)
マッシュ「よっしゃあ!!余裕だぜ!
セリス「扉が出て来た?
マッシュ「行こう!
(ガタンゴトン ガタンゴトン)
マッシュ「これは...魔列車?
セリス「魔列車?
マッシュ「カイエンとシャドウと乗ったことああるんだ。結構大変だったんだぜ?
ゴゴ「ガタンゴトン ガタンゴトン
セリス「...列車のまねまでするのね。
マッシュ「おっなんだこのレバー。よっと。
セリス「宝箱がある!
マッシュ「夢の中の宝箱ってなんなんだ?最近難しいことが多いな。
セリス「ねぇそのレバー下げてから時間が経つと宝への道がふさがるみたい。
マッシュ「おーじゃあ急いで行かないとな。
俺がレバー下げてセリスが取るってことは...出来ないんだよなあ俺たち。何故か。
じゃあ行くぜ。よっ。走れ!
(げんじのこてをてにいれた)
ゴゴ「やった♪取れた♪
マッシュ「おっお前言ったことだけじゃなくて言いそうなことものまねも出来るんだな!
セリス「えっ私ってあんな感じ?
マッシュ「だからめちゃくちゃあんな感じ!再会してからはな。
(配置をおぼえよ
知は自分自身を救うであろう)
マッシュ「あっそういうの俺ムリ。
セリス「この宝箱の配置をおぼえればいいの?簡単よ!
マッシュ「ここでさっきの配置を再現すればいいのか?
セリス「はい。もう出来てるわよ。
マッシュ「もう!?スゲェ...尊敬する...
じゃあこれでレバーを下げて。開いた!進めるな!
マッシュ「お?どこだここ?ってなんで俺たち魔導アーマーに乗ってるんだ!?
セリス「なんでかは分からないけど、実はちょっと乗ってみたかったの。私は剣が上手過ぎて乗せてもらえなかったから。
ゴゴ「ガタンゴトン ガタンゴトン
マッシュ「なんでまだ列車のまねしてんだよ。極めたいのか?
ゴゴ「なんでまだ列車のまねしてんだよ。極め
マッシュ「あーしまったゴゴと会話しようとしてもダメだった。
セリス「カイエンよ!追われている?
マッシュ「追いかけよう!
(カイエンが渡った橋を渡ろうとすると橋に穴が空いて落ちていく)
マッシュ「今度はなんだよ全く...あれ、魔導アーマーなくなってる。
セリス「もう少し乗ってたかったな。
(夢の中のドマ城)
(突然女性と子供が現れる)
――「お願い……
私の夫を……
カイエンを助けて……
マッシュ「ここは、いったい!?
――「ここは……
カイエンの心の中……
ゴゴ「ここは……
カイエンの心の中……
マッシュ「ゴゴ!マジで今はやめろ!!
ミナ「夫は…… カイエンは、自分を責め続けていました
ドマを守れなかった事……
世界を救えなかった事……
そして、私達の事を……
シュン「そこを、アレクソウルっていうモンスターにつけこまれたんだ
ミナ「アレクソウルとは……
1000年前の戦いで心をなくした魂の集合体……
シュン「そいつらが、好き勝手に暴れているんだ
パパを助けて!!
ミナ「カイエンを お願いします……
シュン「パパを 守ってあげて……!
(消えていく2人)
マッシュ「任せとけ...行くぜ!
セリス「ええ。アレクソウル...許さない!
ゴゴ「ええ。アレクソウル...許さない!
マッシュ「...まあ今はよし!
カイエン「なかなかよいスジをしてるでござる
もっとしゅぎょうをつめば、
ドマで一番の剣士になれるでござる。
シュン「わ~い!! ほめられた~!
ママにじまんしてこよ~っと!
シュン「パパ、さかなつりなんて、つまんない~
カイエン「これも、しゅぎょうのひとつでござる。
待つことを知るのも、大切でござる。
シュン「ぼく、さかなつり大好き!
ミナ「ねえ、あなた……
私のこと、愛してる?
カイエン「まったく、なにをいうかと思えば…
武士たるものは、そのような言葉を口にするものではない!
あ…いして……る でござる。
愛しておるでござるよ。
シュン「わ~い、聞いちゃった、聞いちゃった
アイシテル、アイシテル
パパはママをアイシテル!
ミナ「これっ! シュン!
シュン「聞いちゃったもんね~~
マッシュ「...ヤベエ俺ダメだ!涙が止まんねぇ~!
ゴゴ「ヤベエ俺ダメだ!涙が止まんねぇ~!
マッシュ「お前はモノマネしていい時としないほうがいい時おぼえろバカ!!
(王の間。倒れているカイエンの横にモンスターが立っている)
マッシュ「貴様が、アレクソウルか!
カイエンを返してもらおう!
アレクソウル「もう、おそいわ!
おのれの無力さにぜつぼうし、自分を責め続けているこやつの心では我のちからに逆らうことはできん。
悲しみが 怒りが 憎しみこそが我のみなもと。
さあ、お前達も、我の一部となるのだ!
お前の身体に、のりうつってやる!
そして、お前が死をむかえた時に、私は、またこの姿を現すだろう!
(ヒューリー)
セリス「消えた!?
ゴゴ「消えた!?
マッシュ「それお前の感想かモノマネかどっちだ!
(サンダガ)
マッシュ「グッ!このままじゃヤベエぞ!
ゴゴ「グッ!このままじゃヤベエぞ!
マッシュ「あー!!お前うるせえ!!ちょっと寝てろ!!
ゴゴ「ウギャッ!
セリス「アレクソウルが出て来た!
マッシュ「ゴゴにとりついてたのか!こうなりゃこっちのもんだ!ばくれつけん!
セリス「たたかう!(追加フレア)
マッシュ「とどめだ!夢幻闘舞!
(消えていくアレクソウル)
カイエン「助かったでござる。
せっしゃの妻と息子が呼んでいたような気がしたでござる
その声にはげまされ、なんとかがんばれたでござる。
(ミナとシュンが現れる)
カイエン「ミナ!
シュン……
ミナ「ありがとう あなた……
シュン「やっぱり、パパは強いや!
カイエン「いや……
せっしゃは、何もしてやれなかった。
あの時も…… そして、今も……
せっしゃは、ふがいない男でござる。
(黙ってゴゴの口をふさぐマッシュ)
ミナ「いいえ
じゅうぶんすぎるほどでしたわ
あなた……
私達は、いつもいっしょです……
シュン「パパ……大好きだよ。
カイエン「待ってくれ!
(消えていくミナとシュン)
ミナ「いつも あなたの そばに……
(2人の居た場所に1本の刀が。カイエンがそれを取ると現実のドマ城に戻って来る)
カイエン「ミナとシュンは、せっしゃの心の中に生き続けているでござる。
もう、過去をふり返りはしない。ただ、おのれの信ずる道を行くのみでござる。
(カイエンの心から迷いが消えた。)
(カイエンは必殺剣をきわめた。)
マッシュ「スゲェじゃんカイエン!その必殺剣見せてくれよ!
カイエン「良いでござるよ。外へ向かうでござる。
マッシュ「あのモンスターに頼むぜ!
カイエン「必殺剣............
..................
マッシュ「おーいまだー?
セリス「私いつまで盾で防いでればいいの?
カイエン「断!!
(斬り刻まれるモンスター)
マッシュ「おー!!スゲェ!!ただ...あんま実戦向きじゃないな。
カイエン「...袋の中のかいでんのあかしとげんじのこてを拙者にくれまいか?
セリス「ええもちろん。
カイエン「二刀流でござる!てやあああ!!
マッシュ「8回攻撃!?スゲェよ!もう無敵だな!
でも...せっかくきわめた必殺剣使わなくていいのか?
カイエン「う...いいんでござるよ!もう迷わないでござる!
(ファルコン)
マッシュ「うーーーーーーーん...
エドガー「なんだまたうなっているのか。今度はなんだ?
マッシュ「前ニケアで話聞いてる時さ、ガウ関係のことっぽいことなにか聞いた気がするんだよ。なんだったか兄貴分かんない?
エドガー「いや分かる訳ないだろう。聞いたのはお前なんだろう。
マッシュ「なんだよー。俺たち双子だろ?
エドガー「双子にも限界はある!!記憶まで共有できるか!
マッシュ「思い出した!!
エドガー「急になんだ!!
(平原の一軒家)
エドガー「ここか?
ロック「この家がどうかしたのか?お宝でもあるのか?
マッシュ「違うよ。なっガウ!行くぜ!
失礼しまーす!
じじい「ひさしぶりじゃのう。
やっぱり、あんたの修理が一番じゃ。
マッシュ「だから、俺は…
エドガー「修理、したのか?
マッシュ「ああめちゃくちゃ頼まれてやってやったんだ。まさか覚えてるとはな。
じじい「早いとこ、そこのイスを直してくれんか。屋根の修理に使うからの。
(一旦家の外に出て来る4人)
マッシュ「もしかして……
ここの人がガウの親父じゃないのか?
ガウ「うう……
ロック「ガウの~!?あっでも顔すこーし似てるかも。
エドガー「目元だな。目元。
マッシュ「なあガウ。きっとそうだろ?
ガウ「オヤジ……?
マッシュ「そうだ。きっと、おまえの親父だよ。
ガウ「……???
…ガウの……オヤジ…!?
ウ~~ガウッ!
マッシュ「よしっ!
あのオヤジに教えてやろう!!
このガウが本当の息子だってことを!!
待てよ……
せっかくの親子の対面だ…おめかしでもさせるか。
よしっ。
ジドールでいろいろ準備してガウを一人前の格好にしてやろう!!
(ジドールで全員集合してガウにテーブルマナーを教える)
マッシュ「ガウがめだめ!
手で食べるなとなんど言ったらわかるんだ?
ガウ「ガウ…
マッシュ「ガウじゃなくてハイでしょ!?
ガウ「はう!
マッシュ「………
ゴゴ「はう!
マッシュ「お前はモノマネするなってなんど言ったらわかるんだ?
カイエン「箸はこうやって持つでござるよ。
あー違う違う中指が全然だめでござる。
マッシュ「いや普段手で食べるやつが箸は難しいって。スプーンが使えればいいよ。
リルム「ところで黒おじさんはなんでベッドで寝てるわけ?
シャドウ「...興味がない。
リルム「いやでも一緒に来てるじゃん。
(ウーマロと走り回って遊ぶインターセプター)
リルム「ちょっとドロボー、その動物たち止めてよ。
ロック「俺が?なあモグ...
モグ「元気なのはいいことクポ!
ロック「はあ...ばっちこーい!
(ウーマロにふっ飛ばされるロック)
(ガシャーン!!)
ガウ「たのしそう!おれも!
マッシュ「待て!!食べ物握りしめながら遊ぶな!!
(ガウの洋服選び)
ティナ「この服なんてどう?
ガウににあいそうだわ!
でもあっちの服もすてがたいし…
ロック「ボソッ、そんなに着れないよ…
ティナ「なんか言った!?
ロック「いっいや。なにも…。
……お~こわ。
セリス「どれにしようかなー?
あっ!この服もいいけど、でも…
ガウにはどんなのがいいかなあ…
マッシュ「まったく、もう…
セリス「なに!?
マッシュ「…いや…なんでもない…
カイエン「このボウシなどピッタシでござるぞ。
マッシュ「センスわりぃ~
カイエン「な、なんと!
これのどこが扇子でござるか!?
マッシュ「………
マッシュ「これしかない!
ティナ「それは拳法着じゃ…
マッシュ「動きやすくスポーティー。
これしかないな。
ティナ「ちょっと違う思う……
セッツァー「ちっ…
みんなセンスねえな…。
おい、親父。俺と同じ格好をオーダーで!
ロック「えだめだって!
セッツァーと同じ格好なんかガウにさせてどーすんの!?
ストラゴス「このモーグリスーツなんかどうじゃ?
マッシュ「いや親子の再会に全身モーグリで行ってどうすんだよ!
モグ「クポー!!とびきりの美女モーグリクポ!
マッシュ「そのスーツメスなのか...
ストラゴス「じゃあこのベヒーモスーツは?
マッシュ「ダメだって!こんなに大きくなりましたー。じゃないんだよ!
モグ「クポー!!とびきりの美女ベヒーモスクポ!
マッシュ「お前メスならなんでもいいのか!!ていうかなんでスーツって全部メスなんだ!
リルム「...黒おじさんはなんでそこに座ってるわけ?
シャドウ「...興味がない。
リルム「だからそれじゃあなんで来てるのよ?
シャドウ「...........
エドガー「やはりこれだ!
タキシードでビシっときめて
シルクハットをかぶり…
口にはバラをくわえて…
ロック「や・り・す・ぎ!!
ったくもう…
やはり頭にはバンダナをまいてだな…
エドガー「バンダナのどこがりっぱな格好なんだか…
ロックに品性をもとめるのはとうてい無理なことか…
ロック「な・ん・だ・と~!?
言わしておけば!
(エドガーに殴りかかるロック)
マッシュ「おっ試合か?ファイト!
ティナ「ちょっとマッシュ止めてよ!
セッツァー「俺エドガーに5000!
ティナ「賭けないでよ!
ガウ「おれも!とびこむ!
(乱闘に加わりみんな吹っ飛ばすウーマロ)
(ガウの服をビリビリに破るインターセプター)
店員「あー!!弁償だよ弁償!
(黙ってカウンターに金を置くシャドウ)
リルム「黒おじさんが払った!?
(平原の一軒家前)
マッシュ「ふう...なんとかガウはいい感じでおめかしできたし、
兄貴とロックは仲直りの握手したし、これでOKだな!
マッシュ「いいか?ガウ。
立派になった自分を親父に見せてやるんだぞ。
ガウ「はう……
(家に入っていく)
マッシュ「よう、親父さん。
オヤジ「なんじゃい、お前ら…?
おお! 修理屋か!?
マッシュ「親父さん…
あんた、息子がいたんだろ…? なあ、そうだろ……!?
オヤジ「……息子?
マッシュ「おう。
実は生きてるんだよ、親父さん。おいっ! ガウ!
ガウ「オ…ヤジ……。
オヤジ「なんじゃ、なんじゃ?
さっきから、おまえ達…息子じゃと?
ワシには息子などおらん!!
オヤジ「しかし、そういえば昔
悪い夢を見たことがあるな。
……悪魔の子が生まれる夢じゃ!!
ワシは子どもをおぶって獣ケ原まで行くんじゃ…悪魔の子を……
……獣ケ原に着くと、その子は
にわかに泣きだしよった……
マッシュ「おいっ!! 親父さん…
オヤジ「そして獣ケ原にその子を
すてる……
ワシは後ろをみないように
そこから立ち去るんじゃ……
マッシュ「だっ、だから…
オヤジ「すると突然、泣き声がやんだ…
ワシは後ろを見てしまうんじゃ……
そこには……
見た事もないような化け物が……
ああ、恐ろしい……思い出しただけでも身ぶるいがする…
マッシュ「だめだ…この人はもう…
オヤジ「あんたみたいなリッパな子をもった親は幸せじゃろうて。
ワシゃ今でも悪魔の子に追われる夢を見るんじゃ。
恐ろしや、恐ろしや……
マッシュ「このじじい!
言わせておけば…… ガウの気持ちも考えないで!
ブンなぐられたいか!?
(手を上げるマッシュ)
(その前に立ちはだかるガウ)
(家から出て来る)
ガウ「ガウ……ゥ ゥ……
マッシュ「すまねえ……つい…
ガウ「オ…ヤジ……いき…てる
ガウ……
し… あ… わ… せ……
マッシュ「ガウ......... やっぱダメだ俺ブンなぐってくる
ロック「いやダメだって!!なぐってもなにも解決しない!
マッシュ「でもさ!!
ガウ「オヤジ、いきてる。それに、ござるがいる!ござる、ガウのあにき!
マッシュ「なんだよ。嬉しいこと言ってくれるじゃねぇか。
ま、ござるはカイエンだけど俺のことなんだよな?
ガウ「なかま、たくさんいる!ガウみんなだいすきだ!だからだいじょうぶ!
マッシュ「ガウ...そうだな!みんなで行こうぜ!ケフカをぶっ倒しに!!
ただやっぱり俺あの親父ブンなぐってくる!
エドガー「いやなんでだ!!今すごいいい感じでおさまっただろ!!
つづく