連続FFコント小説「えふろく」~ダリルの墓~ #53 | まるごとゴトウまるまる

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FFとスパガとお笑いを愛するゴリゴリの障害者!不定期で自作のコント、時に漫才の台本を公開しています!過去ネタめっちゃあるから見てみて!
声を出せない僕の代わりにネタを演じてくれる方募集中!あっしの頼み聞いてやってくだせえ

セリス:ここは……あなたの友達の……

セッツァー:たいしたヤツだ。

世界がひっくり返っちまったてのにビクともしちゃいねェ。


(セッツァーが触ると壁が開き道が出来る)


セッツァー:なんたって墓だからな。いろいろ出るかもしれないぜ。気をつけな。


               (ダリルの墓)


マッシュ:早速ヤバそうなやつが居るぜ...

(くさいいき)

セリス:うっ!

マッシュ:わー!セリスがカッパになってグルグル回ってる!!


(むぐむぐ?むぐむぐ?む~?)


マッシュ:おいセッツァーこんな時にスロット外すなよ!

エドガー:ドリル!よし倒したが、セリスはカッパのままか。

セリス:カッパッパー!

マッシュ:しゃべれないのか?

セリス:カッパ!

マッシュ:なにか訴えてるな。なになに、私に

セリス:カッパ!

マッシュ:イエローチェリーを

セリス:カッパ!

マッシュ:食べさせて。


(丸ー!ってするセリスカッパ)


セリス:カッパ!

エドガー:なんで分かったんだ!!

マッシュ:ほら!  おー戻った!!

セリス:よし行くわよ。

エドガー:なにもなかったように行くな!!




セリス:この墓石は?

エドガー:なにも書いていないな。

マッシュ:なにか書くか。プロテインでいいかな?

エドガー:いいわけないだろう!だが浮かばないな。セッツァーお前知ってるんじゃないのか?

セッツァー:知ってるが最初から聞いちまったらつまんねぇだろう。

エドガー:それもそうだ。ここは後にしよう。



セリス:この墓石は?ボタンがある。押しちゃう。

マッシュ:わー!壁が開いた!

セリス:またスイッチ。押しちゃう。

マッシュ:水が湧いてきた!なあこんなスゲェのセッツァーが作ったのか?

セッツァー:ああ2週間で仕上げた。

エドガー:2週間!?フィガロを越える技術力だな。

セリス:あっまたスイッチ。押しちゃう。

マッシュ:セリススイッチ好きね!
  また水が湧いた?



エドガー:ここでカメに乗って渡れるな。

マッシュ:よっしゃあまたカメ渡りが出来る!みんなの夢だよな!

セリス:だから思ったことないって!

セッツァー:俺ちょっとある。

セリス:あるの!?

セッツァー:それでこんな仕掛けを作ったからな。よっと。行けた。.........フフ。

マッシュ:あっ笑った。



セリス:この部屋は?墓石が4つある。


文字がきざまれている...

「かに」
「すら」
「よや」
「とも」

エドガー:なるほど、これを並び替えてさっきの墓石にきざめば。戻るぞ。



マッシュ:よし、またカメに乗って戻ってきたな。

エドガー:カメの説明要らない。
あとはなんときざむかだな。

マッシュ:さっきのだろ............分かった!!

「よやともかにすら」だ!!!

エドガー:いやなんだその言葉は!!


セリス:「ともよ やすらかに」

マッシュ:へ?

ともよ やすらかに

地下3回の奥にグローエッグをかくす...

マッシュ:どこから声がするんだ?

セッツァー:俺の声さ。さ、行くぜ。



セリス:ここよね?あっ宝箱♪ これ...卵?

セッツァー:成長速度が2倍になるアクセサリーさ。

セリス:成長速度が2倍...(キラーン)

マッシュ:あっ勝手に装備した。じゃんけんしようぜ!

セリス:行きましょう。

マッシュ:じゃんけんしようって!!



セリス:あっまた宝箱宝箱♪キャー!中からモンスターが!!
許せない...!宝箱で騙すなんて!スピニングエッジ!!

マッシュ:スゲェ!!あんな技持ってたんだ!

エドガー:多分瀕死の時にだけ出せる技だがなぜ瀕死なんだ?気持ち的に?

セリス:2度とこんなことしないでよね!!!

エドガー:倒した相手に2度とと言っても仕方ないと思うが...



ダリルここに眠る。

セリス:?

エドガー:なにか来る!!

マッシュ:うわーなんだよこいつ!!セリスほらさっきの技!

セリス:そんな何回も出せないわよ!

セッツァー:俺にまかせな!スロット!

マッシュ:どうせむぐむぐだろ?

セッツァー:7!


        7

マッシュ:おっ!

セッツァー:集中だ!

セリス:早くしてセッツァーその間ずっと攻撃受けてるの!

せッツァー:.........7!来た!ジョーカーデス!

マッシュ:倒した!!スゲェよ!!

セッツァー:さすがに緊張したぜ。「77BER」が出たら俺たちが死んでいた。

マッシュ:そうなの!?危ないじゃねぇか!

エドガー:2度とそんなもの使うな!!

セリス:私たちがやってるのは遊びじゃないのよ。

セッツァー:活躍してこんなに言われるか!?チッ。さあ目的地到着だ。行くぜ。



(長い階段を降りていく)








セッツァー:いろいろと思い出すぜ。


               (回想)


ダリル:今度のテスト飛行は危険かもしれない。

セッツァー:船の限界まで挑戦するなんてムチャだ!!


セッツァー(現在)足もとに気をつけな。


              (回想)


ダリル:私にもしもの事があったらファルコンはよろしく。

セッツァー:バカ言え!
ファルコンをいただくのはスピードでお前に勝った時だ。
それまでは俺の前から逃がさねェ。

ダリル:ふっ すきにしな!



(飛ぶ2機の飛空艇)


セッツァー:やっぱり空は最高だな!

ダリル:いつまで後にいるつもり?

くやしかったら私の前に出てみな。

ダリル:それとも私のおしりがそんなにみりょく的なのかしら?

(怒るセッツァー)

セッツァー:さすがだな。

ダリル:これからが本番よ。

きろくをぬりかえるわ!

くもをぬけ、世界で一番近く星空を見る女になるのよ!

セッツァー:日没までにかえれ!

いつものおかでおちあおう!



(夕焼けの丘で待つセッツァー。項垂れる。)



セッツァー:遠くの土地で壊れたファルコンを見つけたのはそれから1年後だった……



マッシュ:セッツァートーク上手いな。全部伝わったぜ。

セリス:マッシュに伝わるって相当よね。




セッツァー:俺はファルコンをせいびし大地の下に眠らせてやった…

エドガー:これがファルコン?







セッツァー:羽を失っちゃあ世界最速の男になれないからな。また夢を見させてもらうぜ。

ファルコンよ。



(海中深くから空高く浮上していくファルコン)



エドガー:今度は俺達の夢を。

セリス:がれきの塔のケフカを倒しに行きましょう。

エドガー:このファルコン号で塔の上空まで行き、着陸しようとすれば乗り込めるはずだ!

セッツァー:ああ
そして俺達の仲間をさがそう。

エドガー:そう

俺達にもまだ夢はある。いや夢をつくりだせる!



(飛んでいく鳥に驚くセリス)



セリス:あの鳥は?!もしや…
   セッツァー!追って!

セッツァー:どうした?

セリス:わからない……

けど、あの鳥の行く先に仲間がまっていそうで…

セッツァー:わかった。

エドガー:だがその前に...みんなビチョビチョだ。着替えよう。

マッシュ:海の中から出て来る必要あったのかー!?

セッツァー:うるさい!格好良いだろうが!

マッシュ:そりゃめっちゃくちゃ格好良かったけどさ!!


つづく



セッツァー:セッツァーだ。遂にファルコンが、俺達の夢が甦った!
あいかわらず最高の船だな!ダリルよ!
次回えふろく

「前を向くでござる!」

まずはファルコンから水のかきだし、天日干しだ!





動画見ながら書いたんだけどやっぱり良いよねーここ!
僕最近諦めかけた夢いくつかあったんだけどさー夢はまだあるね!つくり出せるね!ただファルコンビチョビチョだよね!