(サマサの村)
ロック:レオ将軍。
レオ:おお、ロックか。幻獣達に会えたようだな。手間をかけた。
リルム:このイケモヒカンがレオ将軍?
ロック:イケモヒカンっておい...
ストラゴス:ああすみません!どうか首を斬らないでくださいー!!
レオ:イケているか?ありがとう。
ロック:イケをつけてたおかげで助かったな。
ティナ:レオ将軍はイケがなくても首斬ったりしないと思う...
レオ:(幻獣に向かって)私は、帝国の将軍、レオ。あなたの名前をうかがいたい。
ユラ:私は、ユラ。
われわれはあなた方にとんでもない事をしてしまった。許してくれなどと言えた立場では無いかもしれないが……
レオ:わかっている。おかした過ちを責める気はない。逆にあなた方の戦争のための力としてしか考えてなかった自分をはじる。
魔大戦の過ちを再び引きおこうそうとしていた自分達を……
ユラ:そう言ってくれるとありがたい。
(セリスに近づくロック)
ロック:これで俺達の役目も終わる。本当の平和が訪れるかもしれないな。
セリス:もどりましょう、ベクタへ。
ロック:(さて、ここでちゃんとしないとティナにぶっ放されるんだよな。)
セリス……
セリス:なにも言わないで。
リルム:おあついね…
ストラゴス:若さ、じゃのお。
(顔が真っ赤になる2人)
ティナ:うむ。それでよし。
リルム:くーちづけ!くーちづけ!
ストラゴス:これこれリルム...
ロック:...する?
セリス:しない!!
ロック:しないと言われてもしちゃおう...
(ファッファッファファッ!)
ロック:くそ!いい感じの時に1番聞きたくない声!!
ケフカ:ひょっ ひょっ ひょっ ぼくちんの魔導アーマー隊の力を見せてやるぞ!
レオ:ケフカ! 何をする!
ケフカ:ヒヒヒ…皇帝の命令です。幻獣達を魔石化して持ってこいとね。
見よ! 幻獣を魔石化させる秘技を!!
(魔石になってしまう幻獣たち)
(逃げようとした幻獣も魔石にされてしまう)
ケフカ:つまらん!!
おもしろくないからこんな村なんて焼きはらっちゃいな!
レオ:ケフカ! やめるんだ!
ケフカ:うるさい!
(魔導アーマーの攻撃に倒れるレオ)
(高笑いするケフカ)
レオ:ケフカ! おまえのおこないもう許すわけにはいかぬ!
(レオの4連続攻撃)
ケフカ:いたあいいたあいいたあいいたあいいたあい!!
レオ:私は4回しか攻撃していない!5回痛がるな!
ケフカ:あっあんなところに幻獣が!
レオ:騙されると思うか!
(レオの4連続攻撃)
ケフカ:いたあいいたあいいたあいいたあいいたあいいたあい!!
レオ:痛がりを増やすな!
ケフカ:あっあんなところにキレイなお姉さんが!
レオ:そんなことでは私は後ろを向かない!ピクッとはしてしまったがな!!
(レオの4連続攻撃)
(消えるケフカ)
ケフカ:さすがは、レオ……私をこのような目にあわすとは……
レオ:どこだ…… ケフカ……姿を見せろ!!
ケフカ:ガストラ皇帝……おいでください……ムニャ ムニャ
ガストラ皇帝:レオよ……
レオ:皇帝!
ガストラ皇帝:レオ。おまえまでだましてすまなかった。これも、魔石を手に入れるため。わしの真意、わかってくれるであろうな
レオ:皇帝。が。しかし……
ガストラ皇帝:言うな、レオ。お前の気持ち解らぬでもない
ケフカ:ヒッヒッヒッ皇帝のおっしゃる通り! 今は、魔石を集めるのが先決なのだよ
レオ:皇帝、では、私はいったい……
ガストラ皇帝:レオ、お前には、少し休んでいてもらおう。それも、ずーっと長ーくだ!
ヒッヒッヒッ(皇帝の姿がケフカに変わる)
レオ:!!!
ケフカ:お前が倒した私……それは私の幻影なのだよ! そして、意気地なしののガストラ皇帝も、もちろん、幻影!
それくらいの違いがわからないヤツが将軍だなんて、それも いつも、いつも……
(レオに攻撃する)
ケフカ:いつもいつも、いいこぶりやがって!
レオ:ケ、ケフカ……お前というやつは……
ケフカ:ヒッヒッヒ…皇帝には、レオは本心で裏切ったと、報告しておくよ!
(レオにとどめを刺し高笑いするケフカ)
(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)
ケフカ:な、なんですか? すさまじい魔力を感じますね。と、とってもはげしい魔力の波動なんだな。
(封魔壁から幻獣たち飛び出して来る)
幻獣:まってろ! 今たすけに行く!!
幻獣:いそげ!!
幻獣:いそぐんだ!!
ケフカ:これは、これは。幻獣の方々ではありませんか。突然のおこしでおどろきましたがかんげいいたしますよ。
ぼくちんに、もっと魔石をプレゼントしてくれるというのですから。
お望みどおり、魔石と化してあげましょう!
まずは、そのじゃまっけな魔力を中和するとしましょうか。
さあ、幻獣達よ。楽しませて下さいな。
(光を放つケフカ)
ケフカ:さあ、幻獣達よ。楽しませてくださいな。
(光に当たった幻獣達が魔石化する)
ケフカ:ぼくちんと戦うつもり? いいでしょう、お相手しましょう。
(幻獣たちの魔法を受け回復するケフカ)
ケフカ:そのようなものでは、この私を倒すことなどできませんよ! ヒッヒッ
さあ、魔石となって、私と共に、魔導帝国「ケフカ」を造ろうではありませんか!!
(次々幻獣を倒して魔石にしていく)
ケフカ:おほほほ! なんと、あたたかい手ざわり! みたされていくー!!
たあいのない。幻獣がこんなに弱い存在だとは。こんなのと戦っても楽しくないしさっさときりあげましょうか。
(幻獣を瞬時に魔石化していく)
ケフカ:ひょっ ひょっ ひょっ 魔石はこれでもうじゅうぶんですね。あとは、封魔壁の奥にある最後の宝を手に入れるだけです。
シンジラレナーイ!!!
ロック:...行ったか。死んだフリしてたおかげで命は助かったな。
(レオの墓を作りレオの剣を刺すティナ)
ティナ:レオ将軍……
人はみな力が欲しいのね…私みたいになりたいのかしら…
もっと…あなたからいろんな事を教えてもらいたかった……
(ふらふらと現れるインターセプター)
ロック:どうした、インターセプター! そのケガは!?
レオ将軍だけでなく味方のはずのシャドウまでも……帝国め!
(インターセプターに手当てをするロック)
ロック:ねぇーー手当てしてくれてる人噛むかー?普通ー?
そしてツッコまれたらやめないかー?普通ー。ねぇ噛みながら首グイングインしてちぎりにかからないでー?
これでよし。
セリス:やさしいのね。
リルム:リルムがついていてあげる。
ロック:しかし、こうなると帝国に残るエドガー達が心配だ。
ティナ:無事だといいけど…
(皆サマサに来ていた)
セッツァー:帝国が裏切った。あやうく罠にはめられるとこだった。
カイエン:事前に脱出できもうした。エドガー殿の情報のおかげでござる。
ロック:さすが一国の王。
エドガー:お茶を運んで来てくれたレディにごあいさつしたらていねいに教えてくれたよ。
マッシュ:……べんりな特技だな。
エドガー:女性がいるのに口説かない。そんな失礼な事ができると思うかね? れいぎだよ。 れ・い・ぎ。
ロック:レオ将軍が殺された。ケフカにな!
カイエン:レオ殿が!? 無念……帝国にいる数少ない理解者が…
モグ:フェニックスのおは使ったクポ?
マッシュ:バカ。死亡と戦闘不能は違うんだよ。
モグ:違いはなにクポ?
マッシュ:あ?そりゃあさあれだよ。.........分かんねぇ。
モグ:マッシュもバカクポ。
ガウ:おいら使ってみる!
マッシュ:待て掘り起こそうとするな!!!
エドガー:とにかく作戦のたて直しだ。飛空挺にもどろう。
ストラゴス:わしも行ってもいいのかの?
エドガー:あなたは?
ロック:この村の人だ。
ティナ:魔導士の血を引く人なの。力になってくれるわ。
ストラゴス:力の使いかたをあやまった帝国をほうっておくわけにはゆかんしの。
リルム:リルムも!
ストラゴス:だめじゃ。
マッシュ:子供は足手まといだしな。
リルム:なにをー! このキンニク男!
マッシュ:はっ! 口だけはたっしゃだな。じょうちゃん。
リルム:くーっ
似顔絵かくぞ!
ロック:わーー! やめ ヤメ!
マッシュ:あ?なに騒いでんだ?
ロック:詳しいことはあとでな?
ストラゴス:わかったわかった。しょうがないやつじゃ。
リルム:やったー!
マッシュ:じゃあ、行くぜ!
(なにかを考え込むエドガー)
リルム:どうしたの? 色男。
エドガー:君、いくつだい?
リルム:10さいよ。
変なの。先行ってるよ。
エドガー:さすがに犯罪か……やめとこう。
マッシュ:ってガウがまた掘り起こそうとしてる!待てー!!
モグ:ボクもやるクポ!
(バウ!)
ロック:お前まで行こうとするなインターセプター!
(ガブッ!)
ロック:命の恩人噛むな!!飼い主の顔が見たいよ全く...
つづく...