『苺色のRouge』

 

グラスの中の氷が 奏でるメロディー

賑わうカフェ 彼女は友人とおしゃべり

半袖のワンピース 涼しげに 揺れる

 

偶然の出会いに 驚き浮かれ

同じカフェで コーヒー頼む

彼女は気づかず 笑ってる

 

恋なのかそうじゃないのか それが問題だ

 

苺色のRouge

彼女は口をすぼめて

苺色のRouge

drinking レモネード

 

苺色のRouge

ストローとくちびる

苺色のRouge

咥えて 離れて

 

答えはもうわかってる

ストローに残った

苺色のRouge

ちょっと 舐めたい

 

席を立った彼女が 振り撒くスマイル

賑わうカフェ 彼女の花の香に惑わされ

何気なさ装って 席を立ち 移動

 

狙いを定めたグラスに 浮かれ踊る

知らんふりで コーヒー飲み干し

じっと見つめている 飲み残し

 

恋なのかそうじゃないのか それが問題だ

 

苺色のRouge

煌めく氷に照らされ

苺色のRouge

reflecting レモネード

 

苺色のRouge

自責と欲望

苺色のRouge

消えては 現れ

 

答えはもうわかってる

ストローに残った

苺色のRouge

ちょっと 舐めたい

 

苺色のRouge

crimeスレスレ

苺色のRouge

いやいやいやいや

苺色のRouge

本気の恋情

苺色のRouge

消えろよ 邪心

 

答えはもうわかってる

心に刻んだ

苺色のRouge

もっと 会いたい