2008.1.14
毎年”成人の日”に初釜が行われます。
私は今年で4回目の参加・・・
今回は「自分で着物を着た」というのが私の中の大きな進歩でしょうか(笑)
(母のヘルプは多少あり・・・)
普段のお稽古では「元気で・天気のいいとき」になるべく着物を着てお稽古に行くように
していましたが、土曜日になると1週間の疲れがね~
そんなで中々着てないのが実情・・・
そのときは「インスタント帯」か自分で結ぶにしても「名古屋帯」なのでそんなに大変では
なくなってきています。(習うより馴れろってヤツ?)
しかし、「初釜」なので「袋帯で二重太鼓」というちょっと大変な(私にとって)結びをしないといけないんです。
昨年までは同級生のお母さんに着付けを頼んでいましたが、今年は一念発起。
自分で「二重太鼓」を結ぶことにしたのです
前日、昼か「着付けの練習」。本を見ながら悪戦苦闘・・・・
何とか形になることを確認して、本番に臨みました(汗)
・・・まぁまぁだったかな
当日、お天気に恵まれたんですけど、気温が低くってね・・・
茶室に入る前に手を清めてお庭から入るので、お庭で待機してたんだけど、寒い寒い・・・
身が引き締まる思いでした。(いろんな意味で・・・)
お庭からお茶室に入って、まず床の間の飾りを拝見します。
その後、お釜と棚を拝見して席入りをします。
お釜がいいとね、お湯の沸く「音」が違うんですよ。静かな中でこの「音」に耳を澄ます・・・
なんとも贅沢な時間です。こういうのって日本独特な感覚なのでしょうか・・・
その後、「炭」点前があり(お釜を上げて、炭を足すお点前があるんです)
その後みんなでお食事になります。
美味しそうでしょ!?
その後「濃茶」を頂きます。
濃茶って一椀で何人分ものお茶を練るので、すごく大変なんですよ。お茶の量とか、お湯の量とか・・・
(簡単に言うと、一椀を回しのみするのね)
お茶を頂く前に「お菓子」が出ます。
お正月は「花びらもち」
おもちに挟まっている「棒」に見えるのは「ごぼう」です。
一通り終わると、毎年「数茶」というのをやります。
各自絵札を引いて、札元がその「絵」をコールすると、その絵札を持っている人が
お茶を飲み、その後次の人のためにお茶を点てる・・・というゲームです。
このときのお菓子は・・・「ねずみ年」なのでおせんべいに「子」の字が・・・
着物きたり、長い間正座したり、かなり体力的に大変なんですけど、一年にいっぺん「シャキッ」とする
日があってもいいかな・・・
今年もお稽古がんばろう。