以前のブログでは、「太ももに手を乗せると呼吸が楽になる」と説明しました。

今回は、頭(後頭部)と首の付け根あたりです。

写真の後頭部の出っ張りがある場所。(人によっては出っ張りの大きさが違います)この出っ張りから

首の付け根↓まで。

この部分の背骨の状態が呼吸に影響します。

普段は伸ばされている事が多い場所なので、逆に縮めてあげると呼吸が楽になります。伸ばされている状態は、首が前に出たり、首が下を向いている時。縮めるというのは顎を少し上げたり上を向いたりする状態です。

「姿勢を良くする」=「顎を引く」

と思っている人が多いと感じますけど「姿勢を良く」は「身体に良い」とは限りません。

実際やってみると分かりますけど、顎を引いて深呼吸と、顎を少しだけ上に向けて深呼吸は、深く出来る感覚が違います。

昼間はほぼ呼吸が浅くなる姿勢、首が前や下を向いてるので、寝付く時は少し顎を上に向けたり、仕事中でもたまに上を向いて深呼吸をしたりすると、疲れてきた時の回復力が違ってきます。