息子を幼稚園に行かせてない理由。という記事のアクセスが多いので、もしや需要があるのでは?と思いまして、


幼稚園に通わないとどうなるか?


というテーマで今回は書かせていただきます。


うちの長男は54か月になりました。

4歳半で自ら幼稚園決別宣言をし、もうすぐ1年になろうとしています。


スイミングや英語などの習い事で同世代の子供と接する機会はありますが、

基本的に日中は私、祖母、弟たち、ときどき夫と過ごしています。


なので、普通の5歳に比べたら子供と接する時間は圧倒的に短いです。


5歳になるまでは幼稚園に行きたがっている様子は全く感じられませんでした。



ちょっと余談ですが、、、


タモリさん

川村元気さん


って全く幼稚園に行ってないんですよね。


タモリさんは自ら幼稚園を見学し、

その時に見たお遊戯が嫌で

こんなところに行きたくないと自ら拒否し、

毎日家の玄関の外で、道行く人を観察してたそうで、その頃が一番精神年齢が高かったそうです(笑)


川村元気さんはお母さんの意向で、幼稚園に行ってないそうで、この中の粘土板の話は最高です。



この二人があまりにも才能がある方なので、


「息子にこの二人は幼稚園行ったことがないんだよ。でも、テレビにも出て有名人だし、頭もいいし、人気もあって凄い人なんだよ」


と何度も言いました(笑)。



5歳になり、自ら公園やスーパーで初めて会った子に声をかけたり、同世代とのコミュニケーションに興味が出てきたようです。

私としてもこれはとても嬉しいことでした。こちらが言わずとも、自然に成長してくれたこと、息子を信じてよかったなと思います。


なので、息子の幼稚園探しをそろそろ始めたいと思っています。



幼稚園に無理やり通わせなかったことで、得たことはたくさんありました。


息子を一人の人間なんだと思うようになりました。


私の息子


というより


一人の人間である私の息子


として接するようになりました。


彼はこういう性格で、こういう考え方をする人間なのだとよく理解することができました。


それは、幼稚園に通っていたらできない、私と息子との日々の対話によって得られたものだと思います。


4歳になると、ほとんど性格は出来上がるんだなと痛感することが度々ありました。


いつのまにか、私は友達のように息子と話すことができるようになりました。

映画を見て、音楽を聴いて感想を言い合う時なんて、息子であることを忘れてしまいそうになるくらいです。


正直、幼稚園に行かせていないと、私自身の時間はほとんどありません。

ですが、自分の時間がないなんて、将来振り返ってみると、ほんの数年なんだと思うんです。


自分の時間はなかったけど、子供ととことん話が出来て、それによって子供が自分という人間になっていく、その様を見られたことは私の何よりの宝物になっていくと思っています。



誰かや何かによって

押し付けられること


それに対して


子供は


従ったり

拒んだり


します。


その時に、子供だからと一括りにされて、他の子と同じ扱いをされてしまうこと、幼稚園にいるとそんな事があると思います。


でも、どんな幼稚園の中にも、自分らしくいられる子供はいます。


それは先生のおかげだったり、親の教育の成果であったり、子供自身の意志であったりすると思います。


正直、このまま幼稚園に通わせなくても、彼のコミュニケーション能力に支障が出てくるとは思いません。


でも、幼稚園に行かないこの一年で一番大事なことを彼は学んでくれました。



「友達という存在」



です。


彼は今、心から友達がほしいと思っています。私はこれまでの人生において、夫もそうですが、友達にも命を救われてきました。


「友達がいるから、人生は楽しい」


彼が今後の人生で、私や夫と同じように、そう思ってくれるといいなと思います。