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妊活応援薬剤師のおなは薬局
備瀬紀子です。
令和5年度の合計特殊出生率(女性1人が生涯に産む子供の推定人数)が1.2と過去最低を更新したとニュースになっていました。
ということは夫婦で2人なので、女性が2人以上産まないと人口が減っていきます。
1年間に出生数は過去最少の72万7277人で年々減少していきます。
出生数に影響する婚姻数は47万4717組と減少しています。
私が気になったのは出生数を母の年齢階級別にみるというもので
40歳以上は前年からわずかに上昇したが、40歳未満はいずれも低下。
最も減り幅が大きかったのは25~29歳というのです。
第1子出生児の母親の平均年齢は30.9歳になっています。
妊娠適齢期というのは、平均寿命が長くなっても
残念ながら妊娠適齢期は変わっていません。
20代後半から30代前半
できれば20代で妊娠出産には生物学的には理想だといわれています。
30代後半になっても妊娠する方はすぐに妊娠しますが
確率でいうと落ちていきます。
これは女性だけの問題ではなく、
男性も年齢と共に妊娠させられる力は落ちていきます。
私も子どもを出産したのは、38歳、41歳と不妊治療をしました。
結婚も遅くて35歳だったので、だいぶ遅れているのでなんともいえませんが
妊娠に適した身体というのは待ってはくれません。
30代後半から40代はお仕事の面でも充実して、役職もついたりして忙しい時期ですが
できるだけ身体を生殖能力を保つようにする努力が必要になります。
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若い頃のようには体がいうことをきいてくれない
その上妊娠したいとなると、
人によっては仕事をセーブする、プライベートをセーブするなど
何かしら断捨離をする必要性がでてきます。
その上で1歳でも若い身体を保つ食事・運動などのメンテナンスが必要です。
28歳までは身体は放置しても成長・成熟していきますが
28歳以降はメンテナンスしても老化・衰退していきます。
メンテナンスをすることにより急低下を予防するだけです
年齢がいっての妊娠・出産は
自分の生命エネルギーを省エネにして、生殖機能のまわす生き方が求められます。
それだけの意志力、時間、お金を 妊娠・出産・育児に費やすと私は思います。
結果は誰にもわかりませんが、トライするかどうかはご夫婦に、特に女性にかかっています。
本来なら、
種の保存は本能であり、妊娠適齢期に子どもを妊娠・出産・育児できれば
なんの努力も、時間、お金もいらないことなのであり自然の摂理です。
時代が変化しても、妊娠適齢期が変わらないなか
日本社会において、女性の妊娠適齢期に子どもを妊娠・出産できるような仕組みが一番あればいいのですが
どうしようもないので
今しか妊娠したいと思うきっかけがなかったのだから・・・
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