いつもギリシャ旅行記を読んでいただいて
本当にありがとうございます。オナカヘリコです

いや~~~梅雨が明けたと思ったら暑いったらないですね。
そして、きのうから、世間は3連休ですね!
長いお盆休みに入られた方々もいらっしゃるかと思います。
今年は旅行もしづらく(私は首都圏在住なので自粛・・・)
ご家族に会われない選択をされた方もたくさん
いらっしゃるのではないでしょうか。
つたない旅行記ですが、今日からは
旅の舞台は白の絶景、ミコノス島にうつります。
ほんの少しでも、旅行気分で
楽しんでいただけたら嬉しいです♪
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ギリシャ4日目。アテネを後にした私たちは
フェリーでミコノス島に向かう。
ミコノス島を選んだ理由は絵にかいたような「マンマ・ミーア!」の世界だったから!
実は、ミコノス島ではなくスコペロス島が本当の「マンマ・ミーア!」のロケ地だったのだがアテネからアクセスが難しく、最後はサントリー島で締めくくりたいと思っていたため、スコペロス島への訪問は今回断念することとなった。
アテネからミコノス島にむかうにはフェリーか飛行機。
ぎーちゃんがよく確認しないままフェリーのチケットを予約したもんだから(私もまたぎーちゃんを信じて確認しなかったけれど・・・)ホテルからほど近いピレウス港ではなく、タクシーに1時間くらいの距離にあるラフィーナ港からの出発。



無駄なタクシー代、無駄な早起き・・・。「なんで方向音痴ってわかってるのに、よく確認してから予約しないの?そしたらもっと寝られたのに・・・」と、などとタクシーの中で何度も小言をブツブツ言っていたら(最低な彼女)、最初は黙っていたぎーちゃんも「もしヘリコが間違えたら僕はなんていうと思う?」と悲しそうに聞いてきた。ウッ・・・。これまでの数々のぎーちゃんを言動を思い出しつつ「・・・いいよいいよ、っていうと思う・・」と小さな声で答えた。自分の心の狭さに心を痛めた私とは裏腹、ぎーちゃんは「Right?」と言い、満足そうに窓の外を眺めていた。ぎーちゃんの「親切貯金」が使われた瞬間である。(ぎーちゃんはいつもとても親切なのだけど・・・。)
フェリーは大きく、一応指定席のようだったが、すいていたため適当な席に座った。広くてフカフカの椅子で、爆睡していたらミコノス島!!たしか出発してから4時間くらいだったと思う。
ミコノス島で3泊滞在したホテルはこちら!

【With Inn】
ミコノス島でのホテルの譲れなかった条件は「オーシャンビュー」「街まで歩ける」。ホテル探しをしているとき、ぎーちゃんが見つけた。3泊で2人で461ユーロ(60,000円)くらい。
ここが、私のギリシャに来た理由「マンマ・ミーア!」気分を存分に味わいたい!!!!を見事にかなえてくれる最高のホテルで、ギリシャ旅行から帰ってきてほぼ1年経った今でも思い出しては幸せな気持ちになる。おそらく世界三大好きな場所のひとつに入ると思う。家族経営で、朝ごはんはママの手作り・従業員は自分の飼っている猫を職場に連れてくるなど、本当にハートワーミングな場所であった。フェリー乗り場まで無料送迎つきなのも非常にありがたい。
ホテルの息子がフェリー乗り場まで迎えに来てくれて、いざ!ホテルへ!
【エーゲ海どーん!】
ヒィィィィィィィィィ!!!!(だから効果音おかしい)
チェックインの時間よりも早く到着してしまって、まだ掃除が終わってなからしく、「ちょっとここでのんびりしてて♪」とママ・アイリーンに食堂に通される。アイリーンはキレイなウェーブのかかった髪の毛の優しい笑顔が素敵で、本当に「マンマ・ミーア!」のドナのような人であった。イタリアにルーツのある人らしく、イタリアンアクセントの英語が心地よい。自分のゴリゴリの日本人訛り英語が好きになれないが、人の訛りって愛おしくて好きだ。
待っている間、アイリーンが美味しいカプチーノとケーキ・パンを出してくれた。波の音が聞こえる…ああ…ミコノス…エーゲ海!!海の色が本当に美しい…。
いざ!!部屋へ!!ドキドキワクワク♪
…なんと部屋の動画は撮っていたのだが写真を全然とっていなかった~~~


以下、bookig.comの写真を拝借する。




泊まったのは、ダブルルーム シービューのお部屋。
シャワー!!!可愛すぎかーーー=!!!!
ベランダ広々~~~!!
※booking.comから写真の拝借・ここまで※

ふわふわのカプチーノはいつも美味しくて、アイリーンがその場でニコニコ笑顔で作ってくれる卵料理(目玉焼き・オムレツ・スクランブルエッグなどから幅広くリクエストできる)は好きな具を言うと入れてもらえる。食いしん坊は私はほぼ全部のトッピングを入れてもらった。

本場ギリシャヨーグルト!ナッツと蜂蜜をかけて。とんでもなく濃厚で、もはや、極上のスイーツ…。これだけ食べにまたギリシャに行ってもよいくらいである。
【加工なし・iPhone7で撮ってこの綺麗さ…。】
朝からすごくボリューミーだけど美味しくていくらでも食べられた。ホテルで朝ごはんを食べる時間大好き。
し、視線を感じる、、、!!
なんと!隣に来た!
!!!!!!!!
この子は滞在した3泊4日、常にいた。猫好きにはたまならい。従業員が連れてくる猫は別にいて、この猫は野生だが、このホテルに住んでるようなもんだとのこと。
また別の日。ぎーちゃんはこの猫に「ねこ」と名前をつけ、会うたびに「How are you doing?ねこ~~!」と嬉しそうに駆け寄っていた。犬か?ってくらい、呼べば来る猫ちゃん。
夜になってもいる。
朝ごはんの他に特筆すべきは部屋のベランダからの景色!朝焼けも夕焼けも冗談かと思うくらい美しかった。
【窓にうつる夕焼け。】
私たちは2人ともお酒がそんなに好きじゃないが、雰囲気で飲みたくなり街の酒屋で購入したロゼ。結局、少量しか飲めず、隣の部屋のフランス人3人組にあげた。3人とも28歳だというメンズ3人組で学生以来の再会だそうだ。メンズ3人でミコノス島に来て、このホテルに泊まるとは洒落た人々である。さすがフランス人!という感じである。彼らはこのロゼを瞬時に飲み干した後「スーパーパラダイスビーチでのナイトパーティーにこれから行くんだけど一緒に行かない!?」と爽やかな笑顔で問いかけてきたが、イケイケすぎる響きにひるんだ私たちは丁重に断りを入れた。彼らは翌日ひどい二日酔いで1日中寝ていたらしい。
ホテルから街までは歩いて20分くらい。距離的にはなんてことないのだが歩道の狭さ!!何度「死ぬゥゥゥ!!!!」となったかわからないし、車が右車線なのも見慣れなくて恐ろしく感じる。また、夜は街灯がほぼなくありえない暗さなためiPhoneのライトをつけ、車に見えるように頭の上に持って歩いた。はたから見たら変だが命にはかえられない。また、このときも、ぎーちゃんは「ヘリコはなんて心配性なんだ!!大丈夫だよ!!車だって見えてるよ!!」などとヘラヘラしていたのでライト係は私の役目となった。一応ホテル付近のバス停から街までのバスもあるらしいが私たちはケチって日々、歩いていた。
最後の写真はホテルからの朝焼け。ピンクですごく可愛い…。ミコノスの空はじわじわと色が変わっていくのでずっと見ていられた。
アテネのホテルと並び、とてもお気に入りホテルとなったWith inn。いつかまた泊まりに来たいな~。
次回はいよいよ白の絶景ミコノス島散策!一体全体、絵葉書の中ような世界でした…。