春季火災予防・防火・避難訓練に参加して感じた事! | 宮崎市議会議員 串間 修・どーものブログ

春季火災予防・防火・避難訓練に参加して感じた事!



 2月5日に、イオンモール宮崎において、春季火災予防・防火・避難訓練が開店前の午前9時から行なわれました。 (写真はこちら)

 宮崎市消防局の北消防署消防隊員、梯子車やタンク車などの消防車輌の出動、または、地域消防団として檍消防団が参加協力を致しました。

 イオンモール宮崎の関係者に各店舗の従業員の方達も多く参加されました。ショッピングモールの施設の一部から火災が発生したことを想定して大掛かりの火災訓練でありました。

 まずは、火災の消火活動を市消防局消防隊と檍消防団との連携により実践さながらに取り組みました。普段はなかなかできない消防局との合同訓練でありますから、この様な貴重な訓練を無駄にしないように真剣に取り組まないといけないのです。参加者による消火器を使った消火活動は、当然日頃体験できないことでもありますから、皆さん一生懸命に取り組まれていたようですね。

 また、避難訓練は、ショピングモールの屋上にいる被災者の方を梯子車にて、安全に迅速に救助できるのか。避難訓練に参加した関係者、従業員の方は、お客様を避難ルートに基づき、避難場所である駐車場まで、いかに安全に迅速に誘導できるのか、が重要な役割であったと思います。

 さて、一体どの程度の自己採点、評価を得られたのでしょうか?今回の反省点をしっかりと認識して、今回の避難訓練を、いざと言う時に役に立てて欲しいものです。

 私は、檍消防団の二部の団員として参加致しました。参加してとても気になったことがあります。それは、せっかくの火災訓練が主催者や関係者と参加者の事前の打ち合わせや参加意識の低さによって、一瞬にして訓練がぶち壊しになってしまうことであります。

 それは、周囲の状況や自分達以外の参加者のことが見えずに、合同訓練の最中に平然と活動の邪魔をしていることも気付かない人が多かったことです。

 私が消火活動をするために、檍消防団の二部の消防車輌からホースをつなぎタンク車に水を送る担当でありましたので、ホースを担いでタンク車に向かって急いで走っていきホースを伸ばしたり、作業を進行していましたら、そこに屋内から避難して出てこられた参加者の方達が、ぞろぞろとその活動を作業をまったく無視して横断をしているのであります。消防団の制帽に制服を着用しているのに目に入らないのであります。少しでも早く水を給水しないといけない状況なのに残念ながら迅速にできなかったのであります。

 もしも、これが本当の火災現場であったら許しがたい行為であるのです。やはり、あくまでも訓練であるという危機感や緊張感の無さから出てくる姿であると感じました。


 訓練は、とても大事です! 

 訓練で体験を重ねて、しっかり学び、身に付け

 いざと言う時に、少しでも役立たせましょう!

                          
                             火災訓練