今回はネットで話題にもなっているAKB48メンバーのスキャンダルについて。
まだ本人サイドから発言がないため、真偽のほどは分からないのが現状であるが、
幸か不幸か、自分自身も推しメンのスキャンダルには直面した過去があるので(←)
この機会にあくまで個人的なものだが、過去の自分と今で意見の変容があるか確認しようと思う。
『アイドル【idol】というのは偶像、また偶像視(崇拝)されるものという意味だ。
その言葉通りアイドルを応援するということは一種の崇拝の意味を持つときがある。
そして「ヲタク」と称されるようなファン層は大抵その対象に処女性、つまりは清純さだとか汚れの無さを求める。』
『そして48グループには恋愛禁止条例なる掟が存在する。(今となっては有るのか無いのか分からないに等しいが)
ただ先述したようにアイドルのファン層に処女性を求める人達が多いことを見れば、恋愛禁止条例というのは48グループが先駆けなのではなく、もともと暗黙の了解だったものを明言化しただけのものだと分かっていただけるであろう。
これを前提に話すが、アイドルが男性との関係から距離を置くというのは仕事の一つだと考える。
彼女は強制的にアイドルにさせられたのではなく、意志を持ってオーディションに参加し、合格し、なおかつ約5年間もその立場に身を置いてきた人間だ。
どういう仕組みか詳しくは知らないがアイドルをやって金を貰って、ファンに応援してもらっている以上、彼女の職業はアイドルで、仕事は全うしなければならない。
ならば男性関係を意図的に作った今回の件は職務放棄に他ならない。』
(上記2014年4月4日付、当ブログ記事より引用)
これを書いた日から1年が経っているわけだが、基本的な考えに変わりはない。
恋愛禁止はアイドルの存在を維持するために、形式的であっても必要なものであると思っている。
だがこの1年間で自分なりの妥協点もできた。
「もし万が一、男性関係を持ったとしても、それが世に流れないような努力があればいい」ということ。
Twitterのアカウントでバレるような甘い管理をしないこと。鍵垢はもちろん、フォロー関係を絞るだとか、それだけのアカウントを作ることだってできるだろう。
今回の週刊誌報道にしても、真実だと仮定すれば確実に元ネタとなるデータがあるわけで、しかも本人以外にデータが渡っていなければ売られることも無いわけで。
あまりにもメンバーがその点に関する管理意識が低いと言わざるを得ない。
と、ここで妥協点を作るとすればこう言える。メンバーがいくら偶像化されるとしても、その素は単なる人間でしかない。
どれだけ恋愛禁止と言っても限界があるのかもしれない(一方でしっかり守っているメンバーがいるとしたらプロ意識の差として片付けるだけの言い訳になるが)。
私個人としては、もし恋愛禁止を守れないとしても、ファンの前では偶像のように見せる「努力」はしてほしいものだ。そしてファンを裏切り恋愛をするならそれだけの「覚悟」を持っていただきたい。
もちろん恋愛禁止を守れるのであればそれに越したことはない。本音を言えば、どうしても恋愛がしたいなら後々のことを考えて48グループを早々辞めてもらった方がいいと思っている。
前提としては守れることが第一、でも最低限の妥協点はここまでぐらいあってよいとも思う。
そして今回のスキャンダルだが、対応としては完全なミス判断だったと言わざるを得ないのではないだろうか。
テレビ側の情報規制はある程度できているとはいえ、ネットというメディアで完全に話題になっている。
Yahooトピックスでは毎日のように彼女の記事が取り上げられている。この状況になってしまった以上、何をしても記事になるし、何をしても火に油を注ぐことになるのではないか。
だからといって無言を貫くのはいかがなものか。まるで最近よく見る往生際の悪い政治家をここでも見るようですっきりしない。諾否関わらずどのようなものであれ、長年彼女を推し上げてきたファンに向かって声明を出すことが礼儀と思う私は異端であろうか。
謝罪するのがもし双方事務所の圧力等、権力的なもので押さえつけられているとすれば、何も言わずとしても48グループとしての活動を静かに辞退するという行動ぐらいのことでしか、事態の収拾をつけるものはないのではとさえ思う。
ただ私が驚いているのは、彼女のファンの中にまだ熱烈な応援をし続けるファンが想像以上に多いことだ。
単純な意味のアイドルとして信用価値を失っているはずの彼女が、未だ「偶像崇拝」され続けている。
「総選挙2位おめでとう!次は1位を目指そうね!」「今日も頑張ってください!」
等々、総選挙の話は開票から3週間をもう迎えようという今日でも書き込まれ、755やツイッターには熱烈なファンの言葉が書き連なっている。
そこに私は恋愛禁止の壁を越えたヲタ愛を感じると同時に、そこには一種の「必死さ」や「狂気」を感じることがあるのだ。
どうなるにせよ、今回の件が48グループ全体を揺るがすようなことにならないことを祈り、運営側にも、そして彼女自身にも賢明な勇断をお願いしたいところだ。