京都大学 小出氏 | クレヨン日誌

クレヨン日誌

1歳を記念にブログを開設しました(*^_^*)
チェリーのアレルギーがきっかけで、食・環境に興味を持っています。

いつもの朝はチェリーにTVをつけられて、聞けないラジオから、40年以上もわたって、原子力を研究されてきた、京都大学 小出氏の声が聞こえてきた。「原発のウソ」という本がベストセラーになって、今週の特集は”折れない自分”というテーマに原発のことを、朝の7:20分からRKKで放送されている。小出氏のブログはこちら

小出氏が原子力の研究を始めたころには、たったの3基だったのに、日本に54基もの原発が設置されてしまったというお話からはじまり、福島の事故は、悪夢をみているかのようですと話されておられた。原発を誘致したところの町は、原発推進派と反対派に分かれ、いがみあうようになってしまって、疲弊している町の財政難を解消に、原発を誘致すると、国から多額のお金が降りるシステムにした、原発推進派の政治家達をみんな、刑務所に送りこみたいということをおっしゃっておられました。

本当に安全でクリーンなエネルギーならば、東京で消費する電力なんだから、東京に原発をつくるべき。飛行機からみると、東京湾には、火力発電所がいっぱいある。火力・水力をフル稼働させれば、原発1基もいらない。危険なものを後世に残したくないという熱意が伝わってきました。

私1人の力では、到底無理。国・企業・町・マスコミなど利権にズブズブの関係になっていて、お金も生活をするために、大事な道具だけど、それ以上に大事なものがあるはずだということをおっしゃられておられました。

40年以上にもなるので、自分が折れそうになった時があるはずという司会者の質問に、自分の信念にしたがって、研究を続けてきたし、後悔はない。未来の自分に恥じないようにしたいとおっしゃられておられました。

脱原発には、大きな痛みを伴う作業。でもやらなくては、止めなくてはいけないと。
ただ単に脱原発を言うのだけではなく、政治家が、原発を少なくしていけるように、原発を誘致した町の雇用を違ったものに変えていく、それが政治家の役割なのに、責任のがれをしているということもおっしゃられておられました。利権がからんだ原発。子供達のことを考えると、無関心ではいられません。