滝沢ななえちゃんの記事 | feelgood soccer stadium

滝沢ななえちゃんの記事

日立リヴァーレに興味を持ち、当時Vチャレンジリーグだったリヴァーレを観に行ってた中で、ライバルチームに上尾メディックスがいて、その上尾の中に一際目立つ超可愛い選手がいて、そのうちその超可愛い選手目当てに上尾まで試合を観に行ったりしてました。

当時はブログにも書いてましたが、その超可愛い選手とは滝沢ななえ選手でした。

いやー、マジで可愛くてねー。レギュラーではなかったけど、プレーする姿が観たくて遠くまで足を運んでましたね。

試合後サイン会とかあって、目の前にした時は緊張してさー。でも性格も気さくで超可愛くて、上尾のオンラインショップで買った7番滝沢ななえマーキングしたユニを出したら、「わー、ユニホーム買ってくれたんですねー。嬉しい♪」って言ってくれて、そりゃあもうキュンキュンしましたわ❤️一緒に写真いいですかと言ったら快諾してくれてVサインまでしてくれて、完全にファンになったよね。





2013年に引退のニュース聞いた時は落胆したよね。正直、彼女の引退からVリーグの試合を観に行く機会はガクッと減りました。

後にも先にも滝沢ななえちゃん以上の可愛い女子アスリートはいないと断言出来る✨
彩ちゃんもななえちゃんには敵わない、と、思う😅


そんな滝沢ななえちゃんを次に見たのは、偶然つけてたテレビ。おっ??と思って見てたら、レズビアンカミングアウトの衝撃的な内容だったし、びっくりしたよね。
でも現役時代からそう言う噂はあったし、やっぱホントだったんか、みたいな感じだった。

だからって別に、ね。可愛いバレー選手だったからファンになっただけであって、プレーする姿が観たくて楽しみにしてた訳であり、レズだろうが何だろうが、ガッカリしたり見る目変わる要素は全くなかったからね。だいたいどう頑張ったって手が届く訳じゃない存在なんだから、例えば結婚してたって観に行ってたし、サイン欲しがったし、一緒に写真に収まりたかったし。むしろバレー観戦に興味持たしてくれてありがとうって感じ。

今でももし会ったらサイン欲しいし、写真撮りたいって思うよね。自分らしく正直に生きてる彼女を応援します。


で、さっきネットニュース見てたら、久々に滝沢ななえの名前を見つけ、記事を読みました。


【ネットニュース】


「海外では同性愛者の存在が見えている」元バレー選手・滝沢ななえが思う日本の「女性ってさ」問題の難しさ


レズビアンであることを公表している元バレーボール選手の
滝沢ななえさんが、スポーツ界に求められる多様性への姿勢について語った。

「何か一歩踏み出すという行動をするのが大事なんじゃないか、そういうところは伝えたいと思います」 バレーボールに打ち込み、現役生活から退いた現在はトレーナーとして活躍する滝沢ななえは、柔らかな、でも確固とした芯を感じさせる表情とともに語った。 バレーボールのファンであれば、その名前を知っていることだろう。 その足跡を簡潔にたどりたい。 滝沢は八王子実践中学・高校で6年間、バレーボールに打ち込んだ。八王子実践は高校バレー界を越えて名前を知られる屈指の名門校である。滝沢は全国大会にも出場し、高校3年生のときには主将を務めた。「監督が『滝沢がキャプテンをやれ』と。八王子実践は監督がキャプテンを指名するんです」 卒業後、パイオニアレッドウィングスに進む。その後、上尾メディックスでプレーし、2013年に引退。その後、トレーナーとなった。「ご縁と言うところが大きかったですね。『ジムをオープンするので立ち上げのメンバーとして手伝ってくれないか』と声がかかって、トレーナーという職に興味を持ちました」 ジムに勤務したのち、独立し、今日に至っている。 滝沢は2017年、出演したテレビ番組内でレズビアンであることをカミングアウトしたことで注目を集めた。

「出演のオファーがあったときは、カミングアウトするとかそういう話ではありませんでした。打ち合わせのとき、『もし彼氏や旦那さんがいるなら、使いたい』みたいな話の流れで、同性のパートナーがいます、と話したら、番組にしていいですか? という流れでした」 その下地となった出来事があった。「勤めていたジムの代表には私がセクシャルマイノリティであることは伝えていました。たわいもない会話をしているとき、『トレーナー以外に何か、ななちゃんにできることがあるといいよね』と言われて、何かマイノリティの方たちに伝えることはできるのかな、それが私にできることなのかなと話していました」 それもまた、縁がもたらした1つであったかもしれない。

 自身が女性が好きであることに気づいたのは、テレビドラマがきっかけだった。「私自身が女性の方が好きだと確信したのは21、22歳くらいの頃でした。当時、上野樹里さんが出演していた『ラスト・フレンズ』というドラマが放送されていました。上野樹里さんが女性を好きになるストーリーで、観ていて『私ももしかしたら女性が好きなのかもしれないな、こういう恋愛もあるんだ』と目で見えたのが気づきのきっかけになったと思います」 気づく前と後での変化をこう語る。「女性が好きだなと確信する前は男性ともおつきあいしていました。ただ、まわりの友達のつきあっている話を聞いていると、どうも私は彼のことをそんなに大好きになれていないなと思ったり、友達に『あんた、ひどい奴だな』みたいなことを言われたり。自分の心がおつきあいしている相手にないのを自分の中でも感じているし、自分は人を好きになれない人間なのかなと考えることもありました。確信がないときのほうが恋愛に関してはすごく大変だったかなと思います」 自身の性的指向に気づいたのち、「この人は知っておいてくれたらうれしいな」と思う人にはそのことを話してあったが、テレビでカミングアウトしたことで内面はより楽になったと言う。「カミングアウトする以前は、例えば男性から好意を持たれても応えられないというか、ほんとうはそうじゃないんだけどなあと思いながらお会いしてお話ししたりしていましたから」


 一方で、競技生活中も含め、それまでカミングアウトしなかったのはその必要を感じていなかったからだとも語る。「私の体験談でしか話せませんが、カミングアウトした方がいいと思うことが、まずなかったですね。特に私の場合、性自認は女性で女子チームに所属していることに違和感がないし、言わなくても特に問題がなかったんです」 1つ気になったのはファンの存在だった。滝沢は男性のファンが多かったが、「がっかりさせちゃうかな」と考えることもあった。「でも、『私たちは滝沢ななえさんという一人の人間が好きなので、これからも応援します』とあたたかい言葉をいただいたり、ネガティブなことは直接目や耳に入ってくることはなかったです」 自身がレズビアンだと気づいたのち、周囲に打ち明けたあとも、テレビ番組でカミングアウトしたあとも、それがために差別的な経験をしたり、困ったりしたことはあまりなかった。

 その上で、滝沢は語る。「言えないことが苦しい人と、言わなくてもいい人、いろいろなスタンスがあると思います。言う言わないは個人の自由です」 そして「言えないことで苦しんでいる人がいるなら」と続けた。「スポーツをやるにあたって、メンタルはとても大事になってくると思います。プライベートで悩んで苦しんでいる、そういうところもプレーに出てしまったりします。私が言えるのは、理解してくれる人は思っているよりもきっとたくさんいるということ。言えないことが苦しい、孤独を感じているとか、それによって前向きにプレーできないのであれば自分自身で一歩踏み出すと世界が大きく変わるんじゃないかと思います」 それを自身の体験から実感するからこそ、こうも語った。「悩んでいる人も多いと思うし、そういう人の勇気とか励みとかに少しでもなれればいいなと思ってカミングアウトに踏み出したので、もし1つのモデルになれていればうれしいと思います」

 バレーボール界で活躍し、引退したのちの2017年、滝沢ななえは自身がレズビアンであることをテレビ番組でカミングアウトした。 その3年前、国際オリンピック委員会はオリンピック憲章を改訂。性的指向による差別の禁止を加え、2016年のリオデジャネイロ五輪、2018年の平昌五輪では海外の多くの選手がカミングアウトするに至った。 ただ、日本ではまだ状況が異なる面がある。 滝沢はこう捉える。「海外だと同性婚が認められていて、国の文化としてというのが言い方として合っているか分からないですが、同性愛者の方の存在が見えているというか、身の回りにそういう方がいることが当たり前の国々があると思います。そういう国であればアスリートもなんの懸念もなく言える。そもそもの国のあり方、カルチャーが違うんじゃないかと思いますし、国民性もあるんじゃないかとは思います。別件で数字を見たことがあるのですが、日本人はリスクをとらない人が多いそうです」


 ときに日本社会について、「均一性」が特徴としてあげられることがあった。 ほんとうは多様性を持っている。一人一人、個性があって、異なる内面を持つ。 でも、それが見えにくい状況がある。見えにくいから、はっきりした個性が打ち出されると、日本人はそれを受け入れがたいと感じてしまう傾向も見られた。 スポーツの世界も例外ではない。だから、自分を覆い隠すように自重を強いられることもあった。 でも、少しずつ変化も見られる。例えば、「意見を言うのはためらわれます」と語る選手も少なくない中、東京五輪の開催について自身の意見をはっきり打ち出す選手がいる。 あるいは、趣味や持ち物などへのこだわりを示す選手もいる。以前なら「派手に見えるかな、おかしいと思われるかな」とためらっていたであろうことを、自然体でできる選手が増えた。 ただ、まだどこかしらに、多様であること、一人一人豊かな違いを持っていることが理解されていないという思いを抱き、そのために悩む選手もいる。 個々に違う、言い方を変えれば、個々を捉えるという視点とは対照的なことも起きた。

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長であった森喜朗氏の発言だ。のちに辞任するに至ったが、発言に対する抗議、批判が相次いだ。「森さんの発言に対して、『ああ思っている人もいるんだよね』と特に怒りを感じることもあまりなかったです。女性は話長いと思っている人いるんだよね、と。私の中ではすごく難しい問題だと思っていて、ナチュラルに話していて、『女性ってさ、男性ってさ』って、出てくることだと思います。女性と男性というくくりは出てきてしまうと思いますが、一人の人として見ていただけたらよかったと思います。女性だから話が長いというのではなく、この人の性格だから話が長いというように捉えていただけたら」

 発言の中の「わきまえる」「わきまえない」という言葉もクローズアップされ、議論になった。 アスリートを含め女性が、いや女性に限らず男性も、さまざまな立場でこの言葉に反応する例があった。 女性差別にとどまらず、さまざまな局面での問題を象徴する言葉であったからではなかったか。男性と女性、年配者と若者、あるいは職場での上司と部下……。スポーツなら、指導者と選手、協会幹部と現場という関係も想起される。それぞれの立場を「わきまえろ」という見方こそが差別につながるのではないだろうか。 そうした構造もまた、人を一人の人間として見る姿勢の欠如につながっているかもしれない。

 前回の記事で、滝沢は言った。「スポーツをやるにあたって、メンタルはとても大事になってくると思います。プライベートで悩んで苦しんでいる、そういうところもプレーに出てしまったりします。私が言えるのは、理解してくれる人は思っているよりもきっとたくさんいるということ。言えないことが苦しい、孤独を感じているとか、それによって前向きにプレーできないのであれば自分自身で一歩踏み出すと世界が大きく変わるんじゃないかと思います」 そしてさらにこう続けた。「私もファンはどう思うかなとかチームメイトはどう思うかとか世間の目を気にしていたことがあります。悩みを抱えているなら他の人に頼るのではなく自分が一歩踏み出すことで、できるかぎりプレーに集中できる環境を作っていくことが大事だと思います」


「そしてメディアの取り上げ方も選手がプレーしやすい環境を作るものになればいいのかなと思います。例えば負けるとネガティブなことを書かれるけれど負けたくて負ける選手はいません。例えば(浅田)真央ちゃんとか羽生(結弦)選手とか、そういう人たちが勝てなかったとき、ネガティブな感じで出ることあるじゃないですか。2位でも3位でも予選敗退でもそこには大きな努力があるので、そこにスポットをあててほしいです」 さらに、こう続ける。「例えばあるときからメイクを始めるスポーツ選手もいるじゃないですか。きっとそれが心地よくて始めたことなのに、スポーツ選手はそんなことしない、色気づいて、みたいなニュアンスの取り上げ方がなくはなかったと思います。バレーの選手もすっぴんが当たり前という考え方があったりしました。でもメイクをしたい人もそうでない人もいるし、いろいろな人がいていい。競技に関係ないところでいろいろ言われるのは悲しいと思います」 メディアもまた、多様性、一人一人を尊重する姿勢を問われる。 最後に、尋ねた。 ――自分らしさとはなんですか? 「いろいろなことに覚悟をして生きていくこと」
-----終-----

記事も彼女の性格の良さが滲み出てると俺は思います。周りに対して誠実で優しいから、何かあった時に彼女に対して周りは温かいのでしょう。やっぱ応援したくなる。

またテレビとかどっかでお目にする日を楽しみにしてます、はい!