札幌のコーチング大家です。
サラリーマンを辞めて、間も無く7年になります。
独立した今は大家さんだったり、コーチングの個人セッション、セミナー講師、コンサルティングの仕事など色々手を出してます(笑)
昔は独立して仕事することは全く考えもしなかったのですが、自分自身の将来を真剣に考えるキッカケは3.11の震災でした。
震災があった日までの1ヶ月は残業続きでした。
頭が良く回らない中、会社でパソコンとにらめっこしている時に地震がきました。
船に乗っているような、フワッとした大きな揺れが長く続き、私は疲れからきた目眩かと思っていました。
ネットのニュースで東北が震度7と見ても、大変だなあと思いつつ、それより目先の仕事に没頭していました。
実家から連絡が入ったり、本州に住む姉からも被害の状況などがメールで送られてきましたが、怪我している訳でも無かったので、特に気にも止めてませんでした。
仕事が終わった後は打ち上げがあり、二次会にも行った挙句、ようやく家に帰ってきてから、初めて被害の状況をTVで知りました。
少し時間が経ってから、世間とあまりに掛け離れていた自分の環境にショックを受けました。
仕事は嫌いじゃない、むしろ好きなのに、もし自分の近い場所でこんな地震が起きたら、果たして両親や家族などを自分が守る事は出来るのだろうかと思いはじめました。
自分自身の持つ時間の大切さを深く考えるキッカケになった出来事です。
震災から今日で8年。
あの頃より時間に少し余裕がある生活のお陰で、昨年9月の地震の際も、震源地に近い地域に住む両親の手伝いや、家族に寄り添える時間が取れました。
これからも時間を有意義に使えるよう、毎日大事にしていきたいと思います。