誤解を招く見出し・ライターの情弱 | ☆BLOGログlog☆

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人生自体おもいがけないこと
~the true meaning of ”BLOG”?~

ポータルサイトの記事、テレビ番組の報道、中吊り広告、新聞記事、書籍、個人ブログの記事、はてさて、どれに信憑性があるのか。

過去は新聞・雑誌(一部)・テレビ番組は信憑性があったかもしれません。ただ、現在は新事実が出て歴史が見直され、教科書が変更になるとか、新聞や報道が誤報を認めるとか、少しずつ変わってきています。

その中で、最近陥りやすいのがスマートフォンから見える文字だけで情報を判断してしまうことではないでしょうか。ここに事例を2つ。

1つ目

佐々木監督の3バック指示に混乱…宮間「もういい」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150707-00000015-nksports-socc

先日、日本中に感動を与えてくれた、なでしこジャパンに関連するもの。おおもとは有名なポータルサイトないしはスポーツ新聞社。記事の内容は事実に近しいかと思いますが、問題はこの見出し。佐々木監督の指示に対して宮間選手が「もういい」といったように見えませんか?「…」があるからそこを読み取れではないのです。この記事のおかけで、佐々木監督と宮間選手の間に考えの違い?って思われるかもしれないのです。

おおくの記事にはデジタル・アナログ問わず文字数制限をかけている場合があります。ただ、誤解を招くような見出しはダメです。人によってはその後の詳細を読まずに見出しだけで判断する方もします。そこを考えられなかったのでしょうか。

2つ目

Facebookで顔写真を虹色にして同性愛をカミングアウトする人が続出! 理解ある世の中へ
http://buzz-plus.com/article/2015/06/29/facebook-rainbow/

全米で同性愛が容認されたニュースからの記事です。タイトルが最悪です。どう考えても、SNSのプロフィール写真をレインボーにすると、同性愛をカミングアウトしたように見えます。確かにカミングアウトする方もいるんですが、異性愛者であっても性の多様性を認めますよ、という意味でSNSのプロフィール写真をレインボーにする方も多くいます。

これにより、正しい意味で
SNSのプロフィール写真をレインボーにしても、「同性愛者をカミングアウトしたの?」って誤解が生まれています。上記のような記事を参考にしたのかわかりませんが、そんなニセ情報が広がってしまいます。

いつでもだれでも簡単にインターネットにアクセスできる時代。情報収集を簡単にできる時代。tただ、その莫大な情報から正しいものを判別するには難しいでしょう。最近では正しいと思っていた場所が間違ったことを書いているのですから。

掲載までのスピードを求められるがゆえに事実と離れてい舞う可能性があります。そんなときにどうすればいいいか。人はだれでも間違うことがあるものです。間違えたら修正した結果と間違いを謝罪すればいいだけ。なんで謝らないのだろう。短文で簡単な定型文で良いので、謝罪すればいいのにね。

おまけ

「四角い容器に熱湯を注ぐと、食欲をそそるソースのにおいが立ちこめる」読売新聞のペヤング記事にツッコミ入る
http://getnews.jp/archives/993402

こちらはこっそり修正して謝罪のない例です。

ちなみに、すべてが謝らないわけではなりません。謝罪をしているところはしています。そういうサイトの記事は信憑性が高いといってよいでしょう。