- 土鍋のふたが、割れまして…。
ウチにあるのは全て大切なお気に入り!
わたしが、モノを捨てないのは…知ってるよね。
しかも、一番活用している土鍋をこんなんするなんて!
と、落としそうに置いた自分を棚にあげて、誰かをうらめしく思うワタシ![]()
茶碗とかを、金(属?)でつなげてずっと使うとかきいたことあるけど、
そんな技術もないし、高いのは勘弁(爆)。
似たような素材…と、陶芸はやったことないけど土粘土ならぬ、紙粘土はどうだらう?
と、お店で素材を目の前にして…ち、ちがうぞ。
もちろん、接着剤は、論外!
ふと、思い馳せた。
人生すべて、ナイスタイミング。
思い通りなのだから、コレは何を意味するわけ…???????
そう。
最近読んだ本に、試したいことがあったんだ。
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たくさん書きたいのがあって、まとまらんのだけど、
わたしの試したいこと、米糊!!
実家で、神様のお札を隅に貼るとき、米でやってたのあるし、
和紙でいろいろするのに、「でん粉糊」を使っているのだけど、
この米糊は、仏像の接着もそうだし、無添加住宅の素材で
化学接着剤を使わないで、木を接着するのに、使っているとのこと![]()
「昔の人は、米糊寄木は水さえかからなければ
何百年ももつことをわかっていた。
仏像がクロゼット扉に変わっただけです」
…ウチの土鍋、ちゃんとくっついた。
水に、うるかさないけど、(浸す。←福島の方言だって知らず普通に遣ってた)
ご飯を炊く蒸気くらいでは、取れませんですよ。
…しかし、なんだろ。
日本昔話の世界みたい(笑)。
しゃかしゃか、食べる音が聞こえてくる…![]()
つーか、本来コレでいいのだ。
ゴミの埋立で海なくなるなんて、最悪!!
燃えるゴミだって、40分の1しか、ならんのですよ![]()
細かく割れたところは、うまくくっつかないが、丁度蒸気出し穴(?)になり、うれし♪
元から空いてる穴では、すぐゴフォゴフォして、蓋ずらすのは面倒だったから、丁度よい。
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コンクリートは50年、木は1000年。
法隆寺の修繕に携わり、最後の宮大工として称えられている西岡常一氏の言葉。
しかし、「今の工法」でやったら、ダメだと。在来工法でやらねば、と。
ただ、法隆寺の千年建築を可能にした「束石工法」は、建築基準法で禁じられている!!
ほら、出たよ、おかしな法律![]()
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そして、漆喰。
ピラミッドから、高松塚古墳、ヨーロッパの家、中国の古い家も「漆喰」とのこと。
漆喰最古の遺跡は、約3万年前![]()
この材料は、石灰岩です。
貝殻や珊瑚。
漆喰は、元に戻るサイクルがあります↓
あとね、
漆喰、最近ふつふつと出てきているけど、偽物に注意。
化学接着剤を混ぜて、売り出しているところもあるみたいです。
さらに!!
毎度だけど、クニでの基準で
配合割合が1%以下なら、原材料表示で書かなくてもいい。
ってわけですよ。出たよ![]()
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日本は、国土の67%が森で、豊富な石灰岩が地下に眠っている。
やっぱ、昔ながらのモノって、利にかなっている。
衣食住…ふふふ…学ぶことがたくさん。つながってゆく、つながっている。
多方面の、さらに、同じジャンルでも違う色んな方の本を読んで、
自分の納得した、いいのを選ぶのみ!
次の新居は、さらに和式トイレのキュートな場所に決まり![]()
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