久しぶりに大河ドラマを観ています。

題材は紫式部、
脚本は大石静 氏と知り
俄然、興味が湧きました。

時代考証に基づいた
書道・和歌など平安時代の様子を
大河クオリティーで鑑賞できます。
( 受信料 取られているので当たり前ですが )

かつて、土曜の夜は
「8時だョ!全員集合」だった私は
現在、日曜の夜は
「大河だョ!光る君へ」となり
テレビの前に集合しています。

大石静 氏の台詞は端的で、
個性的な配役も絶妙です。

唯一、
主人公のまひろ (紫式部) の父親は
藤原為時という国文学者ですが、
演じている俳優から
学者らしい書物の香りがしません。


YouTubeのシネマリン氏の

ドラマに沿った解説・考察が秀逸です。


ドラマに登場した古典文学の解説や

脚本の伏線の読み解きに

毎回、痺れます。



こちらもYouTubeにある

文化放送の田村淳氏のラジオ

今回の大河ドラマの時代考証をされている

倉本一宏 氏のお話しが興味深かったです。



歴史に基づいた解説なら

情報量が多くて

私は集中力が続きません。

登場人物の名前、似てるし。



歴史とドラマ、両方の視点なら


脚本の中で押さえている史実と

大石静氏の鮮やかな創作を

分かりやすく解説しています。



そして、

大石静氏のブログ「静の海」も

拝読しています。


作り手ならではのエピソードが

興味深いです。



『10円玉の建物の横や後ろも見たい』と

子供の頃から気になっていました。


昨年、平等院鳳凰堂に行きました。


横も後ろも見て、中にも入りました。

念願の横の景色なり。


戦乱の世を経て

平安時代の建物が現存している…


道長氏の運の強さは続いているのでしょう。


敷地内に立派な藤の棚があり

今が見頃の季節です。