T医師「イブランスは続行しましょう」

私「イブランスの
薬効が切れる目安( 耐性 )はありますか?」

T医師「中央値ですね。20クール目です。
イブランスは抗ガン剤をされてない方に
長く効く傾向です」

私「先生は私に抗ガン剤を勧めましたよね。
抗ガン剤しなくて良かったです」

T医師「抗ガン剤をしたら、その時点で
ガンは無くなったかもしれません」

私「髪の毛 抜けちゃうじゃないですか」

T医師「まぁ、上手くハマったと言いますか
 結果として良かったという事ですね」

…T医師は少し笑いながら仰いました。
抗がん剤で髪が抜ける患者の苦しみは
この医者にとって他人事なんだと思いました。

私「結果が良い方がいいと思います」。


粗い言い方をすると、
医者は私の病気を治す道具です。
聖職者や人格者だと思いません。
医療系技術屋です。

…そう思わないと
やってられない時があります。


「乳腺外科、どこがいい?」
と聞いてきた お友達に
都立駒込病院を勧めました。

( 傷痕がケロイド化する体質なら
内視鏡で手術する亀田総合病院があります )

乳腺外科医の傷痕の位置や縫合の配慮が
その後の乳房再建やQOLに
ずっと影響し続けます。

乳腺外科と形成外科、
両方の科の質が揃っていない病院は
女性のQOLを見据えた乳ガン治療に
本気なのか、疑問です。


T医師「ご自身の責任の元、
次回のCTはナシでいいですね」。

術前のCTをしなかった責任は、
医師として、どうなっているのですか???