世の中には「命をいただく」ことについて様々な意見があります。

 

「動物を殺すのはかわいそうだから、ベジタリアンです。」

「クジラを食べるのは残酷。」
「宗教上の理由で四足は食べない。」
「植物にも『命』はあるから、植物は良くて動物はダメというのはナンセンス。」

 

これらの意見をどれも否定するつもりはありません。

「これが正解で、あれは間違い」というのはないからです。

世界にはその土地の食文化があって、昆虫を食べたり、爬虫類を食べたり、花を食べたりします。

 
「牛や豚は人間に食べられるために生まれるんじゃない」とは言えません。牛や豚は家畜として、人間に食べられることによって分布域と生息数を増やしています。
家畜動物を食べている西洋人で、行き過ぎと思えるほど捕鯨禁止運動をしている人たち(グリーンピース、シーシェパードといったNGO団体)がいます。
しかし、クジラを食べるのはかわいそうで、豚を食べるのはかわいそうじゃないと、何を基準に決めるのでしょうか?その基準は絶対的なのでしょうか?

 

結局、それぞれの主観でしかありません。食文化は全世界、全人種共通ではありません。


世界の人口が増加していて、将来、食糧難になると言われています。人間が他の生き物から命をいただいて生きるのは仕方ないことです。
世界で様々な生き物を食べるのは、人間が生きていくための宿命で、大切なのは、月並みですが、命をいただていることに感謝の気持ちを忘れないことだと思います。

 

 

野生動物(害獣)による森林や農作物の被害が深刻で、限られた期間に猟が行われます。
日本では古来より「マタギ」と呼ばれる人がいますが、その人たちは、平気で動物を殺している訳ではありません。
一般の人より「命をいただくこと」に畏敬の念があります。

それが分かる動画を貼っているのでご覧ください。

 

 

新鮮なハマチの三枚おろし

頭を落としてさばいているのにまだ動く

https://www.youtube.com/watch?v=8MKoaX-8eq0

 

 

「猟師が教える命の食べ方」命への畏敬の念

鹿の狩猟・調理・食事・解体

https://www.youtube.com/watch?v=LZZwabDvKWQ

 

 

公式【絵本読み聞かせ】

『いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日』

https://www.youtube.com/watch?v=k0Wso-job18