久しぶりにブログを更新していてふと、昔の記事を色々読み返していたら、昔は結構、コメントをもらっていたなと改めて思いました。

昔はほぼ毎日更新していたので、結構色んな方とつながりがありました。発達障害をメインとした障害者福祉関連でのつながりが多かったです。

卒業研究のアンケートもここでやりとりしている全国の方にお願いし、100名分のアンケートを郵送して、回答を返送していただきました。

それをもとに書いた卒論は『障がい児の親の喜びや悲しみについて』です。

 

当時、「この歳になって卒論て、ちょっと気恥ずかしいな」と思ったのと同時に、「20年前にこういうことをしたかった」と思ったのを憶えています。

バブル崩壊後、日本経済が低迷して、「失われた10年」や「失われた20年」と言われましたが、自分自身について、「失われた20年」という感覚がありました。

人それぞれ価値観が異なり、価値を見出す対象も様々ですが、私にとって高等教育を受けたことが何よりの喜びでした。純粋に勉強が楽しかった。楽しいことはしんどくても苦にならない。

ほかの学生は20歳下だったので、普通の友人関係という感じではなく、親戚の叔父と甥の関係に近い感じでしたが、そのこと以上に高校では学べなかったことを知る毎日が新鮮でした。高校時代の友人は20年前にこんな気持ちだったんだろうなと想像したものです。

 

そういう中で最後に受けた大きな試験が社会福祉士国家試験でした。

勉学への強い未練をもって生きてきた自分にとって、勉強量は膨大でしたが充実していました。

その合格発表の記事が過去最多のコメント数でした。