豚の肉と内臓を生食用で提供・販売するのを禁止する方針を決めたニュースを読んだからか、無性に牛生レバー(レバ刺し)が食べたい。
塩とごま油をつけて食べるのが大好きだったので、食べられないのが寂しい限りです。

2011年の集団食中毒をきっかけに、12年7月から牛生レバーの提供が禁止されましたが、それまでの数十年間、問題視されていなかったことを考えると、集団食中毒があったとはいえ、禁止しないといけないのだろうかと少し疑問に感じます。
好きとは言っても、頻繁に食べるものでもないでしょうし。

昨今、異常なほど集団食中毒のニュースが多いですが、食材の販売や提供が禁止になったのは生食用のレバーぐらいなもので、なんで生レバーだけこんなに厳しく規制されるのか、生レバー好きの僕としては非常に残念でなりません。
今後、牛生レバーのように魚介類の生でも病原性大腸菌O-157の集団食中毒が起きたら、生のにぎり寿司を禁止するとでもいうのでしょうか。
確かに近年、牛がO-157を保菌しているという調査結果がありますが、その原因と考えられる飼育方法を改善するという方向には行かないのが、コストや大量生産を重視するシステマチックな企業の性なのでしょう。

生レバーを禁止にするのなら、遺伝子組み換えのものや有害な食品添加化学物質(山崎パンに含まれる臭素酸カリウムetc.)も禁止にしないといけないと思うのですが・・・。
病気との因果関係を証明しづらいものは誤魔化せるから問題ないということなのでしょうね。

2012年6月24日のニュース



レバ刺しの代替食品「マンナンレバー」